ブログ内検索 Site Search
アーカイブ Archive
最新記事 Latest Articles
最古記事 Oldest Article
2023年4月16日9時51分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【写真で見る現場の様子】倒れた木の根元、キャンプ場の様子など 倒木の原因は「根腐れ」か
きょう午前3時20分頃、相模原市緑区にある「新戸キャンプ場」で、「テントの中の男女が倒木の下敷きになっている」と夫婦の友人から110番通報がありました。
警察によりますと、高さおよそ18メートル、太さ70センチほどの木が根元から折れてテントに直撃し、中で寝ていた夫婦が下敷きになったということです。
2人は胸を強く打ち病院に運ばれましたが、およそ2時間後に、妻で東京・武蔵野市の会社員・中村さん(29)の死亡が確認されました。
夫(31)は肋骨を折るなどの重傷です。
警察によりますと、木が倒れた原因は「根腐れ」だとみられるということで、事故の詳しい原因を調べています。
警察とキャンプ場によりますと、中村さん夫婦は友人2人と、きのう午前10時からこのキャンプ場に滞在していて、事故当時は12組19人が宿泊していたということです。
キャンプ場側は、取材に対し「キャンプ場内を毎日点検しているが、倒れた木は問題なかったので驚いている。今後も安全対策を行う」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/38f8c60c32e9bd912ff968b594cefb32be87b8d2
4月17日19時0分に朝日新聞からは、当時はほぼ無風だった、市は他のキャンプ場でも緊急確認したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
津久井署によると、キャンプ場は15日夜まで比較的強い雨が降ったが、倒れた時は小雨でほぼ無風の状態だった。
木は根腐れか立ち枯れした可能性があるという。
新戸キャンプ場はJR相模湖駅から南約6キロの道志川沿いにあり、当時約20人が利用していた。
・・・
相模原市は17日、市内の民間キャンプ場18カ所に立ち木の状態などの確認を要請し、市営キャンプ場2カ所では造園業者と危険な木がないか確認した。
市営キャンプ場では早急な対応が必要な木は確認されなかったという。
https://www.asahi.com/articles/ASR4K63TCR4KUTIL01D.html
4月17日18時12分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、川の近くは根腐れリスクが高まる、注目は葉っぱ、今回倒れた木も枝に葉っぱはついていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
なぜ大木は、根元から倒れたのでしょうか。
警察が原因とみているのが「根腐れ」です。
日本オートキャンプ協会、公認指導者・上田洋平氏:
「酸欠になった状態を根腐れ。
(根腐れは)酸素が土に行き渡らなくなって起こる。
今回のように、川の近くは根腐れのリスクは高まる」
施設側は1日2度点検を行い、事故前日の見回りでも問題はなかったと話しています。
そもそも、民間のキャンプ場の管理については、細かなルールが定められていないといいます。
危険な木をどう見分ければいいのでしょうか。
注目は「葉っぱ」です。
上田氏:
「落ち葉の季節でないのに落葉していたり、新緑の季節なのに新しい葉がないなど」
確かに今回倒れた木も、新緑の季節にもかかわらず、枝に葉っぱは付いていませんでした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b463c534134aad222dd987901a987c928cd55a39
4月17日15時24分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、根腐れは土の中の水分が多すぎて起きる、大木以外は揺することで確認できるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
倒れた木は根元から折れ、断面が露出。
幹には緑色の苔のようなものが生え、葉のない枝も見られます。
登山ガイド 上田洋平氏:
「これだけの大きさの木が倒れることは滅多にないと思います。
特に管理されたキャンプ場ですので、レアケースだと思います。」
「根腐れ」とは、土の中の水分が多すぎて、根っこが酸欠になって呼吸できずに枯れてしまう状態のことを言います。
≪根腐れしていそうな木の特徴≫
▼葉の変色や、落葉の季節でないのに落葉している
▼きのこなどが生えている
▼土にカビが生えていたり、土が湿っている
上田氏によると、 「直径20センチから30センチくらいの木であれば、ゆすることで根腐れを確認できる。根腐れしていると簡単に揺すれてしまう。ただ、大木の場合は、幹がしっかりしているので、総合的な判断になる」 ということです。
≪樹木に囲まれた場所でテントを張る際の注意ポイント≫
▼周りの樹木の強度を確認
▼風の影響を受けにくい場所を選ぶ
▼傾斜や窪地を避ける
恵俊彰:
「木の近くにテントを張ること自体はよくあることなんですか?」
上田氏:
「本当によくあります。
むしろ、夏は樹林帯の中にあると日陰になって涼しいということで、一般的に樹木のまわりに張ります。
また、今回は低気圧が伴う前線の通過によって、倒れた前日にかなり雨が降っていたんです。
そういった面で、倒木のリスクが高まっていたと考えられます。」
・・・
(ひるおび 2023年4月17日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f21efa6c10125abcc157b22e090bc627f7ed3224?page=1
4月19日11時32分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、別のキャンプ場では毎日、目視&手で触って樹木の状態を確認している、管理者は「目視点検でまだ大丈夫かな?と迷ったら躊躇なくプロに判断を任せるべき」と話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
キャンプ場の樹木の点検に問題点はなかったのか。
茨城県でキャンプ場の管理・運営を行う「リリーアカデミーキャンプセンター」の園部会長に、点検上のルールや判断に迷った際の対応について聞いた。
【毎日「目視」と「触って」樹木を確認】
Q.毎日どういった点検を行っている?
A.キャンプ場は毎年4月からスタートするので、我々はその前に必ずプロの方に頼んで、木の伐倒作業の相談をします。
毎日の点検としては、まず「目視」で確認します。
枝がかなり落ちていたり、根本を触ると皮がポロポロと簡単に剥がせたり、軍手で掘れるような状態は、明らかに「根腐れ」を起こしているので、これは素人でも判断できる伐倒の基準となります。
一方で、表面は硬いけど木の年数は相当経っているような、判断が付かないものについては、茨城県だと各市町村にある林業指導所の判断を仰いで、伐倒します。
茨城県では、樹木の病気や害虫などの相談に関しては、各エリアごとの林業指導所に問い合わせると、的確な判断、ないしは現地に来てもらって確認できるようになっています。
Q.点検ルールは?
A.キャンプ場の管理者としては、人の命を預かる施設なので、毎日「目視」と「手で触って」樹木の状態を確認しています。
我々のキャンプ場は東京ドーム6個分ほどある広大な敷地なので、キャンプサイトエリアに加えて、子供たちが歩く通路沿いの樹木なども必ず確認します。
【判断に迷ったらプロに相談】
事故があった「新戸()キャンプ場」で倒れた木は高さ約18メートル、太さ70センチ。
キャンプ場の従業員は警察に対し、木の状態を「毎朝確認していた」と話しているが、園部さんは「迷ったら躊躇せずにプロに判断を任せることが重要」と話す。
Q.毎日点検する人は木に詳しい人?
A.私どものキャンプ場のスタッフには、県の営林署関係の仕事についていた人がいるのと、キャンプインストラクターという公的な資格を持っている人を配置しています。
よって、キャンプインストラクターならではの視点での管理運営もやっています。
A.今回の事故の問題点は何だと思う?
Q.やはり「迷い」だと思います。
目視で確認して「まだ大丈夫かな」と判断が付きにくい樹木があります。
テントを張って宿泊するキャンプサイトに近い場合は、迷ったら躊躇せずに判断をプロに任せることが重要だと思います。
また、関東地区や関西もそうかもしれませんが、雷が多いエリアなので、テントサイト近くに高い樹木がある場合は、そこに雷が落ちる可能性があるので、そういうところは避けてテント設営をするのもポイントです。
今回の事故は違いますが、利用者は今後気をつけていかなくてはいけない点だと思います。
Q.判断に迷ったらプロへの迅速な相談が重要?
A.キャンプ場を運営するということは、人の命を預かるということでもあるので、例えば「根腐れ」が起こっているかどうかの判断がつきにくい場合は、速やかに専門家である「樹木医」に相談することが大切です。
または、市町村ごとに林業指導所という公的な機関があるので、そういったところを使うことも判断材料になります。
今回のキャンプ場も日々管理運営を行っていたと思いますが、やはり判断が付きにくい樹木があったのかなと思います。
その場合には、躊躇なく樹木医や林業指導所に相談するのが一番だと考えます。
イット!
https://news.yahoo.co.jp/articles/61a1525b85b4bf2be7b15ede358a580097090d81
(ブログ者コメント)
この事故を受け、全国各地のキャンプ場で自主的な緊急点検が行われた。下記は一例。
・岩手県滝沢市が運営するキャンプ場2ケ所
・福島市大笹生にあるキャンプ場
・長野県売木村星の森オートキャンプ場
(2026年7月21日 修正1 ;追記)
2026年7月20日10時0分にYAHOOニュース(弁護士JPニュース)からは、キャンプ場の関係者が書類送検された、結果責任ではなく管理不備?利用者のとるべき対策としては口コミや規約などの事前調査など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2023年4月、神奈川県相模原市緑区の「新戸キャンプ場」で、就寝中の夫婦が倒木の直撃を受けた。
高さ約18メートル、太さ約0.7メートルの木が根元から折れてテントを押しつぶし、東京都武蔵野市に住む当時29歳の女性が窒息死、30代の夫がろっ骨骨折の重傷を負った。
あれから3年余りが経過した2026年7月13日、神奈川県警津久井署はキャンプ場関係者の男性を業務上過失致死傷罪の疑いで書類送検した。
報道によれば、書類送検までに時間を要したのは、木が枯れていた可能性も視野に、樹木医の診断などを踏まえ、慎重に捜査していたことなどが理由という。
生きた自然に必要最小限の整備をしたキャンプ場での悲劇。
こうしたケースでの施設側の責任はどこまで、どのように問われるのか。
■「自然物だから免責」にはならない
「料金を取って利用者を受け入れる施設の管理者は、利用者の生命・身体の安全に配慮する義務(安全配慮義務・注意義務)を負います。
これは、『相手が自然物だから免除される』というものではありません。
人を立ち入らせる以上、その区域内の危険は、できる限り把握し、除去することが求められます」
こう説明するのは、事故やトラブル対応に詳しい雨宮知希弁護士だ。
木々や川に囲まれた自然豊かな同キャンプ場。
捜査時には、「毎朝、木を確認していた」と従業員の一人は話していたという。
どの程度確認していたのかはともかく、周辺に多数の木が生えている環境下で、特定の木が倒れることの予測は簡単とは思えない。
「『自然物』ゆえの限界もあることは否めません。
山中の樹木や地形をすべて完全に管理することは不可能です。
法律が問うのは『結果として事故が起きたかどうか』ではなく、『通常期待される点検・管理を尽くしていたかどうか』です」
そのうえで雨宮弁護士は、求められる水準として以下の3点を挙げた。
・過去に同種の危険や前兆があったか
・外見や簡易な点検で危険に気づけたか
・その施設の規模・立地に照らして通常行うべき点検を行っていたか
具体的には、次のようなレベルの点検を行っていたかが、ポイントになり得るという。
「法律が『年に何回、樹木医の診断を受けなさい』と一律に定めているわけではありません。
もっとも、根腐れのように、幹の傾き・キノコの発生・空洞・葉の枯れなど、外見や打診である程度の兆候をつかめる場合があります。
こうした危険の兆候があったのに漫然と放置していたと評価されれば、注意義務違反(過失)が認められやすくなります。
逆に、定期的に専門家の点検を受けて記録を残し、危険な木を伐採したり立入りを制限したりしていたのに、外見上まったく判別できない異常で倒木したような場合には、義務を尽くしていたと評価される余地があります。
ポイントは『点検の頻度そのもの』よりも、『危険を予見できたか』『予見できたのなら対応したか』にあります」
警察は慎重な捜査のプロセスで、こうした点もチェックしていたと考えられる。
■「自己責任」は利用者にどこまで問えるか
ネット上の反応では、「キャンプは自然相手だから自己責任ではないか」という声もみられた。
この点について、雨宮弁護士は民事と刑事ではやや角度が異なると説明する。
「民事(損害賠償)の場面では、利用者側に落ち度がある場合、過失相殺(民法722条2項)により賠償額が減額されることがあります。
たとえば、強風注意の呼びかけや立入禁止の表示があるのに、あえて危険な木の下にテントを張ったような事情があれば、利用者側の過失として一定割合が考慮される可能性はあります。
もっとも、『自然の中の活動だから利用者が危険をすべて引き受けている』とはいえません。
素人には判別できない倒木のリスクまで利用者に負わせるのは酷であり、過失相殺は限定的になりやすいという見方が法律上の基本的な立場です。
刑事上は、利用者側の落ち度は管理者の過失を評価する一事情にはなり得ますが、『利用者が自己責任で来ていたのだから施設は責任なし』と単純に結論づけられるわけではありません。
中心はあくまで、管理者が求められる注意を尽くしていたかどうかです」
■「木をすべて切れ」では解決しない
今回の書類送検を受け、「キャンプ場の木は全部伐採すべきだ」という意見も散見される。
しかし、そうした発想は正しい方向性ではないと雨宮弁護士は指摘する。
「安全対策は『木をすべて伐採すること』ではありません。
危険な兆候のある木を見極めて対処する、テントサイトの配置を工夫する、といった管理で足りるのが通常です。
『責任を問われる=全部伐採』ではない点は押さえておきたいところです」
とはいえ、夏のキャンプシーズンに入り、これから計画する利用者は施設の安全面をどう見極めればいいのか。
自然と共存するレジャーであり、どこでも起こり得るだけに、不安はぬぐえないだろう。
雨宮弁護士が助言するのは次の3点だ。
1. 現地の管理状況を見る
2. 規約・案内の書き方を見る
3. 情報発信・口コミを確認する
1と3のように、公式サイトや現地およびネット上の評判をくまなくチェックし、危険が潜んでいそうなら、少なくともそうした場所でのテント設営は回避する。
そして、意外と盲点になりがちな2について、雨宮弁護士はこう補足する。
「『一切責任を負わない』といった全面的な免責をうたう規約は、消費者契約法により無効となることがあります(事業者の損害賠償責任を全部免除する条項などは無効。消費者契約法8条)。
むしろ、悪天候・危険時の対応方針が具体的に書かれている方が、管理意識の高さの目安になります。
予約時に、強風・大雨のときの中止・返金ルールが明確かどうかも確認しましょう」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4abaa6ac9333353434ca9c27f7be8f7187edf08
通信欄
カテゴリー Category
最新コメント Latest Comments
ツイッターなどへの接続
製造業ブログランキングへの接続
最新トラックバック
カウンター
アクセス解析
プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

