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2020年9月5日21時5分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後1時半ごろ、滋賀県彦根市服部町の金属加工工場から出火、約4千平方メートルのうち約17.6平方メートルを焼いた。
滋賀県警彦根署によると、アルミ製の鍋の研磨に使う集じん機から火が出て、従業員4人がのどの痛みを訴えて救急搬送された。
いずれも軽傷という。
https://this.kiji.is/674950073604260961?c=39546741839462401
2020年9月5日16時19分に上越タウンジャーナルから下記趣旨の記事が、営業所外観の写真付きでネット配信されていた。
2020年9月5日午前10時52分頃、新潟県上越市七ケ所新田のK社上越営業部の駐車場内で、同市大和5に住む同社上越営業部所長、菊地さん(男性、51歳)がコンクリート壁に衝突した貨物自動車の近くに倒れているのを同社の従業員が発見。
119番通報した。
菊地さんは市内の病院に搬送されたが、同日正午、死亡が確認された。
上越警察署によると、死因は心タンポナーデ。
同署によると、発見当時、同社の貨物自動車が駐車場内のコンクリート壁にフロント部分から衝突しており、菊地さんは、その下付近に倒れていたという。
貨物自動車は無人だったが、何らかの原因で動き出し、菊地さんは同車と壁に挟まれたとみられる。
菊地さんに外傷はなかった。
同署は事故原因などについて捜査を進めている。
https://www.joetsutj.com/articles/94522467
9月6日13時57分に読売新聞からは、下り坂で動き出した車を止めようとした可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時50分ごろ、新潟県上越市七ヶ所新田の食品会社営業所の駐車場内で、保冷車がコンクリート壁に衝突し、車の下で同営業所長の同市大和、菊地さん(51)が倒れているのを営業所員が発見、通報した。
菊地さんは心臓を強く圧迫され、間もなく死亡した。
上越署の発表によると、保冷車には事故当時、運転手がおらず、無人の車が下り坂で動いて壁にぶつかったという。
菊地さんは車を止めようとして巻き込まれた可能性があるとみて、同署で調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200906-OYT1T50147/
(ブログ者コメント)
上越タウンジャーナル掲載写真を見ると、広そうな駐車場。
わずかに勾配がついていたということかもしれない。
2020年4月15日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
(2020年9月12日 修正1 ;追記)
2020年9月4日22時8分に朝日新聞からは、コロナ対策隔離中の米兵が士気高揚のため行ったバーベキューの火に消火装置が反応したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)
流出の発端は、米兵らのバーベキューだったことがわかった。
器材に着火したことで、格納庫の消火装置が作動したという。
米軍の報告を受けた防衛省が4日、発表した。
防衛省によると、バーベキューが行われたのは、消火装置がある格納庫から約3~6メートルの場所。
器材に火を付けたところ、消火装置が熱に反応。
その場にいた米兵も、駆けつけた初動対応チームも、一時停止の方法がわからず、消火装置は30分近く作動し続けた。
さらに、泡消火剤が漏れ出ても地下タンクにたまる仕組みになっていたが、整備不良で外部に流出したという。
米兵らは3月末に国外展開から普天間飛行場に戻り、新型コロナウイルス対策の一環として隔離措置の対象となっていた。
バーベキューは士気高揚のためだったという。
泡消火剤に接触後、3人が一時、軽度の症状を示したという。
https://www.asahi.com/articles/ASN9475J5N94TIPE02L.html
9月5日5時51分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)からは、格納庫の扉が壊れていて閉められず、雨水が地下タンクに流れ込んでいたため、流出した泡消火剤を溜められなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
普天間飛行場は当時、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、バーベキューに参加した隊員を含む47人をこの格納庫内で14日間、隔離している最中だった。
海兵隊は全隊員を対象に、消火装置の機能について教育などを実施。
政府は再発防止策の徹底を申し入れた。
防衛省によると、消火装置の一時停止ボタンの使用方法を誰も把握していなかった。
消火装置は約28分間作動し続け、希釈された泡消火剤など約22万7100リットルが漏出した。
また、本来閉まっているべき格納庫の扉が開いていたことから、外から流れ込んだ雨水が格納庫用の地下タンクに流入。
結果としてタンクの収容能力を超え、格納庫の外へ漏出した。
政府関係者によると、扉は壊れており、漏出中も閉められなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8553a9445a887b1971b93759aa04c64a44d9a22a
9月4日23時16分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、飛行場内でのバーベキューは禁止されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
装置の作動から数分後に消火チームが駆け付けたものの、誰も停止方法を把握しておらず、基地外まで消火剤が流出した。
飛行場内でのバーベキューは禁止されていなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc550935a4877c28272248850bfdfdd04f688daa
9月4日21時22分にNHK沖縄からは、消火装置はスイッチを長押しすれば止まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故の原因について、アメリカ軍は、専門チームを設置して調査を進めてきました。
その結果、4日地元の宜野湾市などに対し、事故の原因について「航空機の格納庫でバーベキューをしたため、消火機器が作動したのが原因だった」と説明したことが関係者への取材でわかりました。
また、消火機器を止められずに大量の消火剤が流出したことについて、「スイッチを長押しすれば消火機器は止まるが、それを誰も把握していなかった」と説明したということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20200904/5090011575.html
9月10日6時16分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)からは、6年前にも格納庫内でバーベキューしていて消火設備が作動したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米軍普天間飛行場で2014年夏にも、米兵が格納庫内でバーベキューをして消火装置が作動し、泡消火剤が漏出する事故が起きていたことが、関係者の証言で分かった。
今年4月の大規模事故もバーベキューが原因だったと判明したばかり。
再発を防止できず事故を繰り返す米軍に、批判が高まりそうだ。
かつて普天間に勤務していた関係者によると、14年の事故でも有害な有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)を含んだ泡消火剤がスプリンクラーから漏れた。
ほぼ全量が地下の貯蔵タンクで回収されたという。
事故の原因をつくった海兵隊員らは当時、普天間に一時的に配属されていた。
このため、どの部隊が浄化の責任を負うかを巡って対立が起き、泡消火剤の廃棄は不十分な形に終わったという。
普天間では19年12月にも格納庫内の泡消火剤漏出事故があったが、通常屋外で使うポータブル発電機を格納庫内で使ったことが原因だったと、今回の本紙取材で判明した。
この時も、PFOSを含む約4万リットルの泡消火剤が漏れていた。
在沖海兵隊は今年4月の事故に関する4日の発表で「今後同様の事故が起きる可能性を減らす対策を実施した」と強調したが、これまではミスが繰り返されていたことになる。
消火装置が熱で起動することなど、取り扱いの基礎知識の周知を兵士に徹底できていなかったとみられる。
本紙は在沖海兵隊にこれまでの再発防止策が十分だったか、今後は徹底できるかなどを尋ねたが、回答はなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bbb7bc27d2365d0d24f9c8cc18200c441c97928
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
(2020年10月10日 修正2 ;追記)
2020年10月10日5時14分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、現場で非常停止ボタンを長押ししたが止まらなかった、格納庫の扉が何年も故障したままで閉まらなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
琉球新報は9日までに、米軍が作成した事故報告書を米情報公開請求に基づき入手した。
それによると、放出を止めるために必要な非常停止ボタンの「長押し」を試みたが、放出は止まらず、ボタンが「作動していなかった」と、現場の米海兵隊員らが証言していたことが分かった。
装置に不具合があった可能性がある。
報告書は、現場の海兵隊員が泡消火剤の非常停止ボタンの正しい使い方が分からなかったため、25分間にわたり放出が続いたと結論付けた。
報告書は、非常停止ボタン付近の掲示内容がボタンの正しい操作法を説明するよう求めた米国防総省の「統一施設基準」に沿っていなかったとも指摘した。
報告書によると、事故の後に米軍が実施した現場検証では、事故が起きた「格納庫539」で泡消火剤の放出装置を起動した後、非常停止ボタンを20~30秒間押し続けると放出は止まったと説明している。
事故当日は、非常停止ボタンは少なくとも17回押された。
押し続けた時間の平均は44秒。
17回のうち9回は30秒以上だったが、放出は止まらなかったという。
報告書に記載されたパイロットへの聞き取り記録では、非常停止ボタンは長押しする必要があることを確認し、現場の海兵隊員が実際に長押ししたものの、放出は続いたとしている。
パイロットはボタンが「明らかに作動しなかった」としている。
琉球新報は、停止ボタンに不具合があったのか米海兵隊に質問したが、9日までに回答はない。
報告書によると、ボタンでは放出が停止できなかったため、消防隊員が泡消火剤の放出機器に水を供給する弁を閉じ、発生から25分すぎに放出が止まった。
また、米海兵隊は泡消火剤が格納庫の外に流出するのを防ぐために格納庫の扉を閉めようとしたが、扉が故障しており、外部に流出したことも記している。
扉は何年も故障したままだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1a87f7cdcf19eb4d0a66370ef104554ddf54c0f
10月10日10時4分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、消火剤に接触した米兵3人が吐き気などを訴えていた、火報の感度がよすぎたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米軍の事故調査報告書によると、米軍普天間飛行場で格納庫から泡消火剤があふれ出た4月10日、海兵隊員3人が消火剤に接触して皮膚炎や吐き気、呼吸困難を訴えた。
・・・・・
格納庫そばで着火するとすぐに消火装置が作動したという。
技術仕様書の記載よりも火災検知器のセンサー感度が高かった旨も記している。
消火剤に接触して症状を訴えた米兵3人について、防衛省は「軽度の症状」と説明していた。
報告書によると、すすいだ後、症状が緩和したため病院には行かなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ee6e123d3e6154b3987d21d1838dcacdd53f2d
2020年9月4日18時40分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
路上で電柱の交換作業をしていた車両が倒れる事故があり、作業をしていた50代の男性がけがをしました。
事故があったのは、北海道札幌市西区八軒の路上です。
9月4日正午ごろ、電柱の交換作業をしていた作業員から「重機に足を挟まれた」と消防に通報がありました。
この事故で車両のほか、建てようとしていた電柱が作業をしていた55歳の男性の右足に倒れてぶつかりました。
男性は骨折の疑いで病院に搬送され、治療を受けています。
また近くの住宅にもぶつかり、外壁が壊れたほか、敷地のアスファルトに穴があきました。
倒れたのは「建柱車」と呼ばれる電柱を立てる際に使う重機で、掘削ドリルやつり上げるクレーンをそなえています。
警察などによりますと、車両を安定させるために広げる「アウトリガー」と呼ばれる装置を現場の道幅が狭かったため十分に広げられず、バランスを崩したことが原因とみられていて、警察が詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ead24e7a6dfe380b2115cdd7d447463d55ccfc7b
9月4日17時57分にNHK北海道からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日正午ごろ、札幌市西区八軒の住宅地で、工事業者がクレーンを使って電柱を新品に交換する作業をしていたところ、クレーンを積んだトラックが横倒しになり、電柱も倒れました。
電柱は近くの住宅の玄関をふさぐように倒れ込み、警察によりますと、55歳の作業員が体を挟まれて足の骨を折る大けがをしました。
命に別状はないということです。
ほかに付近の住民が巻き込まれるようなことはありませんでしたが、建物の壁などが破損したということです。
近くの雑貨店の店員は「ドーンという大きな音にびっくりして外を見たら電柱が倒れていた」と話していました。
また、現場の作業員の1人は「電柱の重さに耐えきれなくなって作業用のトラックが倒れたのではないか」と話しています。
警察は、電柱をつり上げていた作業用のトラックがバランスを崩したのが事故の原因とみて、現場の安全管理が十分だったかなど詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200904/7000024515.html
9月4日17時6分にYAHOOニュース(北海道放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前11時50分ごろ、札幌市西区八軒5条東5丁目の路上で、電柱の交換をしていた作業車が、電柱と一緒に横転しました。
この事故で、55歳の男性作業員が、倒れた電柱の下敷きになり、右足のふとももの骨を折る重傷です。
倒れた電柱は、住宅の玄関先に倒れこみましたが、住民にけがはありませんでした。
警察によりますと、作業車は、本来使うべき車止めが使われていませんでした。
警察は、作業車が電柱の重みに耐えきれず横転したとみて、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/888a1d92763312ecccec92559bfae8fef5bb9daf
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の3コマ。
現場の前は広い4車線道路になっている。
以下は、北海道文化放送映像の1コマ。
アウトリガー用の板が3枚見える。
狭いスペースで目一杯、アウトリガーを張りだしていた模様。
4車線道路を通行規制して・・・という選択肢はなかったのだろうか?
2020年9月4日14時18分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前11時半ごろ、函館市弁天町の造船所「Hどつく」で、従業員から「落雷で男性がけがをしている」と消防に通報がありました。
警察などによりますと、造船所では当時、船に設置する大きな柱をクレーンでつり上げる作業を行っていましたが、その際にクレーンに雷が落ちたとみられ、近くにいた3人がけがをしました。
警察によりますと、3人は40代から50代の男性で、このうち1人は「Hどつく」の従業員、ほかの2人は外部の作業員だということです。
3人とも病院に運ばれ、意識はあるということですが、1人は体のしびれを訴えているということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。
函館地方気象台によりますと、4日は大気の状態が非常に不安定で、昼ごろは雷が発生しやすい気象状況だったということです。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200904/7000024491.html
9月4日13時25分にFNN PRIME(北海道文化放送)からは、建造中の船で作業していた3人が被災したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによりますと、所内のクレーンなど高所の金属部分に雷が落ちたとみられていて、付近の建造中の船で作業をしていた男性3人がケガをし治療を受けています。
3人はいずれも意識があり、命に別状はないということです。
9月4日午前、北海道南部には強い雷雲が接近し多数の落雷が観測され、渡島地方全域に雷注意報が発表されていました。
https://www.fnn.jp/articles/-/81315
9月4日13時27分に産経新聞からは、船に落雷した可能性ありという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道警函館西署は、3人が作業をしていた船に落雷した可能性があるとみて調べている。
https://www.sankei.com/affairs/news/200904/afr2009040015-n1.html
9月4日16時41分にYAHOOニュース(STV)からは、当時の気象状況に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日の北海道は、道南を中心に短時間に記録的な大雨に見舞われました。
この影響で函館市内などで道路が冠水したほか、停電や落雷による事故が起きています。
南から暖かく湿った空気が入り込んだ影響で、全道的に大気の不安定な状況が続いています。
渡島・檜山地方では4日午前11時までの1時間に木古内町で44.0ミリ、知内町で36.5ミリと、9月に1時間で降った雨の量としては、過去最多を記録しました
・・・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ae61a21ca6fd383f330085523d57d662479d6d5
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の3コマ。
2020年9月3日22時28分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県西宮市産所町のマンション修繕工事現場で3月24日に男性作業員=当時(27)=が転落した死亡事故を巡り、必要な安全対策をしていなかったとして、西宮労働基準監督署は3日、労働安全衛生法違反などの疑いで、工事を下請けで担当した大阪府茨木市の土木建築工事会社「Mコーポレーション」と同社の男性経営者(32)を神戸地検に書類送検した。
書類送検の容疑は、3月24日、高さ約20メートルで足場解体作業をしていた作業員らの安全帯などの使用状況を、作業主任者に監視させていなかった疑い。
経営者は容疑を認めているという。
同署によると、作業主任者は事故当時は現場に不在で、亡くなった作業員は安全帯を未着用だったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb0f96977043189a1d661d9f56cb0ccf4a159ae2
2020年9月3日19時18分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西日本は3日、山陽新幹線の広島―博多間にある高架橋の柱で、耐震補強が不十分なものが69本見つかったと発表した。
1995年の阪神・淡路大震災後の耐震診断で、柱の太さを実際より太く記録していたミスが原因という。
2021年度末までに補強する。
JR西によると、当時の耐震診断で、担当社員が柱の太さのデータ入力をうっかり誤ったという。
69本は、耐震性に問題があったため優先的に補強しなければいけなかったが、優先度の低いものに分類していた。
JR東日本が今年1月に東北、上越新幹線の耐震診断でミスがあったと発表し、8月には在来線でも不備があったと公表。
これを受けて、JR西も管内の高架橋を調査した結果、今回のミスが見つかった。
JR西によると、補強が間に合っていない柱は1カ所に集中しておらず、大地震が起きても直ちに橋が落ちる危険性はないと説明している。
北陸新幹線や在来線の高架橋では、ミスは見つかっていないという。
https://www.asahi.com/articles/ASN936CZ4N93PTIL00T.html
9月3日17時13分にNHK関西からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西日本が山陽新幹線の高架橋の耐震診断を誤り、広島県内などであわせて69本の柱が補強工事が行われないままになっていることがわかりました。
JR西日本は、来年度末までに補強工事を終えるとしています。
JR西日本によりますと、耐震診断に誤りがあったのは広島県と山口県、それに福岡県内にあるあわせて69本の山陽新幹線の高架橋の柱です。
JR西日本は、25年前の阪神・淡路大震災をきっかけに、すべての新幹線の高架橋の柱について耐震診断を行い、地震の揺れで大きく壊れるおそれがある、およそ3万2500本の補強工事を優先的に進め、平成24年までに完了したと発表していました。
しかし、ことし1月にJR東日本の新幹線の高架橋で見つかった耐震診断のミスを受けて、JR西日本が改めて調べたところ、耐震診断に同様のミスが見つかり、本来、優先的に補強工事を行うべきだった柱が、69本残されていることがわかったということです。
これまでに地震などによる被害は出ていないということで、JR西日本は、来年度末までに補強工事を終えるとしています。
JR西日本は、「ご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます。速やかに耐震補強を実施いたします」としています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200903/2000034514.html
(ブログ者コメント)
JR東の事例は本ブログでも紹介しているが、西と東で会社が違っても、同じようなデータ入力ミスが起きていた。
両社とも、なぜ、ごく一部の柱だけに同じような入力ミスが起きたのだろう?
1社だけなら、単純ミスということで納得もできるのだが・・。
調べた範囲では、その点に言及している記事は見つからなかった。
2020年9月3日6時0分に上毛新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
店舗や工場で消費電力を抑える機器として設置されている「低圧進相コンデンサー」から出火した火災が、群馬県内では過去5年で少なくとも18件発生していたことが、2日までに各消防本部への取材で分かった。
コンデンサーは気温が高くなる夏場の出火が多く、特に1975年以前に製造された、保安装置を内蔵しない古いタイプが危険だという。
8月も県内で火災2件が起きており、消防が注意を呼び掛けている。
前橋市消防局によると、同月、同市のクリーニング店でコンデンサーからの出火による火災があった。
コンデンサーを直接操作したわけではなく、通常使用の状態で発火したという。
伊勢崎市消防本部管内でも同月、配電盤に取り付けたコンデンサーからの出火が1件報告された。
コンデンサーは、消費電力を抑える目的で、主に業務用の3相200ボルトの電気を引く小規模な工場や飲食店に多く設置されている。
高温多湿な環境で、温度が上昇したり絶縁性能が劣化したりすることで発熱、出火する。
劣化に気付かないケースが多い。
(ブログ者コメント)
この種の火災は結構発生している模様。
他の事例や発火理由などは、下記参照。
1.消防防災博物館HP
『消防専門知識の提供 火災原因調査シリーズ(18) 電気火災低圧進相コンデンサからの出火事例について』
はじめに
低圧進相コンデンサは業務用冷蔵庫やモーター等を使用する電気機器の力率を改善し,電力の無駄を省く機器として長年,店舗や作業場等で使用されていますが,昭和50年(1975年)以前に製造されたコンデンサは,保安装置が内蔵されていないため,その取扱いが正しくないと内部の絶縁材料が劣化して発熱し,出火に至る場合があります。
ちなみに大阪市内では,低圧相コンデンサによる火災が,平成9年から11年の3年間に35件発生しています。
また,季節別でみると,気温が高くなる6月から8月にかけた夏場に多発しています。(表1参照)
今回,設置後30年経過した低圧進相コンデンサがパンク(絶縁破壊)し,火災になった事案を紹介します。
・・・・・
5 出火原因の考察
コンデンサケース内では,フィルム(紙)やアルミ箔の間を絶縁油(これらは誘導体と総称されている。)で満たしているが,本事例のように長期間(30年)の使用によって,誘導体(絶縁体)に電気的あるいは熱的ストレスが加わって,電気絶縁性を消失して回復しない状態,すなわち絶縁破壊(パンク)となる。
これによって破壊されたコンデンサ素子は短絡状態となり,これに直列接続された素子も連鎖反応的に短絡し,その結果,回路に流れる電気は段階的に増加し,ついには完全短絡となって,非常に大きな短絡電流が流れ,この時のエネルギーで誘導体(絶縁体)を炭化させるほか,絶縁油などが分解ガス化して,内圧が上昇しコンデンサケースが破裂することによって,空気に触れて燃え上がったことが考えられます。
6 コンデンサの正しい取扱い
(1)保安装置が内蔵されていない旧形(1975年以前製造)は火災防止のため早急に取替えが必要です。
(2)保安装置内蔵(1975年以降)のコンデンサも,使い方や周囲環境によってはコンデンサ内部の絶縁材料が劣化し,危険な場合もあるので10年以上使用しているコンデンサは早めに取替えが望ましい。
(3)次のような場所への設置は注意してください。
①雨・水滴がかかったたり,湿度の高い場所,結露しやすい場所
* 雨の吹き込むところ,引込電線管穴,窓際,軒下など
* ビニールハウス,濃霧多発地域
* パッケージ形エアコン内などでは結露した水滴がかかる場合があります。
②直射日光が当たるなどの温度の高い場所
* 併設機器から熱影響を受ける場所
* 密閉された場所では換気などに配慮する。
③鉄粉・塵埃の多い場所
錆び付きやすく,端子部が接触不良を起こす場合があります。
④腐食性ガスの漂う場所,塩害のある場所
化学薬品工場,海岸などで使用する場合は腐食防止策,塩害防止策を施す。
⑤振動のある場所
電線接続ネジのゆるみなど,たいへん危険です。
(4) 保守点検のチェックポイント
○温度上昇の異常はないか
○ケースに穴があいたり,油漏れはしていないか
○ケースが異常に膨れていないか
○湿気や水滴がかかっていないか
○錆が発生していないか
○締付けネジのゆるみはないか
○鉄粉やホコリが異常に積もっていないか
7 まとめ
本事例の低圧進相コンデンサは,保安装置が内蔵されていない1970年製造で,30年余り使用されていたことから,経年変化による絶縁劣化で「パンク」に至ったものと考えられます。
社団法人 日本電機工業会によると,低圧進相コンデンサは10~15年以上の寿命を持つよう設計されているようですが,安全に使用するためには10年を更新の目安として推奨しています。
https://www.bousaihaku.com/foffer/7302/
2.東京消防庁 平成29年8月16日付 発表資料
『低圧進相コンデンサの火災にご注意を! ~ 暑さと多湿の時季に火災が発生します ~』
・・・・・
【低圧進相コンデンサの火災を防ぐために】
① 機器を使用しない時はメインブレーカーを切り、低圧進相コンデンサに電圧がかからないようにすることが推奨されます。
② 特に、昭和 50 年(1975 年)以前に製造された製品には保安装置が内蔵されていないため、被害が拡大する危険性がありますので、使用の停止や交換することなどが必要です。
③ 概ね 10 年以上経過したものは、専門業者による点検を受け、計画的に交換することが推奨されます。
※ブログ者注
その他、複数の事例やコンデンサー図解、火災実験などが掲載されている。
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-kouhouka/pdf/290816.pdf
2020年9月3日付で毎日新聞福井版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は2日、美浜原発3号機(美浜町)の安全対策工事で8月12日、協力会社の30代男性が安全帯をつながない状態で足場から落下し、腰の骨を折るなど入院加療3~4週間のけがをしたと発表した。
大飯原発3号機(おおい町)でも同28日に同様の落下事故が起きており、関電は「労災の再発防止対策を確実にしたい」などとしている。
関電によると、美浜3号での労災は12日午後2時10分ごろ、屋外の海水ポンプ室で電線管に電気系統のケーブルを通す準備作業中、男性は電線管の状態を確認しようとして足場から身を乗り出した際、足を滑らせて1・8メートル下のコンクリート上に落下した。
美浜3号での労災を受け、関電は21日に大飯原発で注意喚起や現場パトロールを実施したが、28日に定期検査中の大飯3号のタービン建屋で協力会社員の男性が転落し、入院加療1~2週間のけがをした。
https://mainichi.jp/articles/20200903/ddl/k18/040/208000c
9月2日18時21分に産経新聞westからは、安全帯のフックを一時的に外していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は2日、美浜原発3号機(福井県美浜町)で8月12日、屋外でケーブル敷設作業をしていた協力会社の30代男性作業員が足場から転落し、腰の骨を折るなどする重傷事故があったと明らかにした。
関電では大飯原発(同県おおい町)でも、8月28日に点検中の作業員が転落してけがをする事故が起きており、同社は「重く受け止める」としている。
関電によると、男性は屋外で海水ポンプ室の消火設備に関わる電気ケーブルを敷設する工事をしていた。
安全帯のフックを別の場所に掛け替えようと一時的に外し、足場から身を乗り出してパイプに足をかけた際、足を滑らせて約1・8メートル下に転落した。
関電は「細心の注意で発電所運営に万全を期す」としている。
https://www.sankei.com/west/news/200902/wst2009020018-n1.html
2020年9月4日18時19分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後9時15分ごろ、姫路市飾磨区中島の関西電力姫路第一発電所で、「タンクから塩酸が漏れている」と市消防局に通報があった。
飾磨署などによると、けが人はなく、周囲への影響も確認されていないという。
同発電所などによると、塩酸は、処理水の水素イオン指数などを調整するためのもので、容量5立方メートルのタンクで保管されていた。
約4立方メートルが流出したが、タンクを囲う防液堤の内側で止まったという。
同発電所は、処置の方法を検討するとともに、漏れた原因を調べる。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202009/0013665021.shtml
2020年9月4日11時53分にYAHOOニュース(北日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前、入善町の自動車などの修理工場で、ドラム缶に穴を開ける作業中、ドラム缶が破裂し、72歳の男性が死亡しました。
入善警察署によりますと、3日午前9時50分ごろ、入善町東狐にあるK商事の入善修理工場で、アルバイト従業員の加藤さん(男性、72歳)が倒れているのを、女性従業員が見つけて消防へ通報しました。
加藤さんは病院へ運ばれましたが、顔の骨を折り、外傷性くも膜下出血のため、およそ11時間半後に死亡しました。
警察は、加藤さんが1人でガスバーナーを使ってドラム缶に穴を開ける作業中、ドラム缶が破裂したとみて、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e612b71f4cc8978a19589bcca7e603c9e5d8b5b
(ブログ者コメント)
以下は、映像の2コマ。
(2021年1月7日 修正1 ;追記)
2021年1月6日付で労働新聞からは、缶内の油類に着火・爆発した、空中に飛びあがったドラム缶が顔面に激突したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
富山・魚津労働基準監督署は、危険防止措置を講じなかったうえ無資格者にガス溶断を行わせたとして、自動車分解整備事業のK商事㈱(富山県黒部市)と同社入善修理工場の工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置)違反などの疑いで富山地検魚津支部に書類送検した。
爆発したドラム缶が労働者の顔面に激突し、死亡する災害が発生している。
災害は令和2年9月3日、富山県下新川郡にある同社入善修理工場で発生した。
労働者は空きドラム缶を加工するため、ガス溶断作業を行っていた。
缶内の油類に着火・爆発し、空中に飛び上がったドラム缶が労働者に激突した。
労働者は…
(以下は有料)
https://www.rodo.co.jp/column/99749/
2020年9月3日21時26分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大型で非常に強い台風9号が通過した佐賀県では3日までに、強風にあおられて転倒するなど、少なくとも4人がけがをした。
陸上競技場の屋根や店の外壁がはがれるなど、建物への被害も確認された。
・・・・・
3日午前5時ごろ、伊万里市波多津町の市道で、原付バイクで新聞配達中の60代男性が、路上に落ちた約50センチの倒木に乗り上げて転倒し、けがをした。
・・・・・
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/569406
9月4日付の毎日新聞佐賀版からは、右鎖骨をけがしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風9号が2日夜から明け方にかけて県内に最接近し、伊万里市で観測史上最大となる風速約34メートルを記録するなど、強風が吹き荒れた。
倒木や停電が相次ぎ、県内では3人がけがをした。
・・・・・
伊万里市では、バイクで新聞配達をしていた60代男性が路上に落ちた木の枝に乗り上げて転倒し、右鎖骨にけがをした。
・・・・・
https://mainichi.jp/articles/20200904/ddl/k41/040/339000c
9月3日19時0分にYAHOOニュース(九州朝日放送)からは、台風は深夜から未明にかけて接近したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風9号が2日深夜から3日未明にかけ、九州北部に接近しました。
各地に爪痕を残しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6765a9dec1e63ce9ada518499733b3d6ec6110d9
(ブログ者コメント)
今回の台風9号では、沖縄県の2つの地方紙が、31日午後に暴風警報が発令されたため、昨年の死亡事故を受けて締結した協定に基づき、1日朝の配達を見合わせた。(本ブログ昨年記事に追記スミ)
そこで伊万里市での暴風警報発令状況を調べたところ、日本気象協会HPに、2日14時26分に発令され、3日0時51分に解除されたという記録があった。
ということは、台風通過に伴い、新聞配達時には暴風警報は解除されていたことになる。
暴風警報発令時には配達中止というルールがあったかどうかは不明だが・・・。
https://tenki.jp/bousai/warn/9/44/4120500/
2020年9月3日5時1分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
二日午後零時五分ごろ、愛知県碧南市新道町一の市道で下水管の埋設工事中に道路が崩れ、「作業員一人がはしごとアスファルトに挟まれた」と一一九番があった。
この事故で同県幸田町横落の土建業宮上さん(男性、43歳)が、頭の骨を折るなどして意識不明の重体。
工事を発注した碧南市によると、幅一・三メートル、長さ十メートル、深さ二・五〜二・七メートルを掘削。
穴が崩れないように壁を押さえる板を取り付けている途中で事故が発生した。
当時は六人が作業しており、宮上さんは穴に入っていた。
碧南署は事故原因や安全対策が適切だったかなどを調べている。
https://www.chunichi.co.jp/article/114483
9月2日18時53分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、崩落防止板とハシゴの間に挟まれたという、同趣旨の記事がネット配信されていた。
男性1人が重体です。
2日正午過ぎ、愛知県碧南市で、下水道工事のために掘られた穴の中で土砂が崩れ、中にいた愛知県幸田町の自営業、宮上さん(43)が、崩落を防ぐための板とハシゴの間に挟まれました。
宮上さんはまもなく救助されましたが、頭の骨を折るなどして意識不明の重体です。
警察は、作業方法に問題が無かったかなど事故の状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6983b6556b90aad4e7beed1b79b155ab0ad8ffa9
(ブログ者コメント)
以下は、CBCテレビ映像の3コマ。
穴というよりは溝のような感じだ。
2020年9月1日19時31分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
波が沖に戻るときには「離岸流」という強い流れが発生する。
9月1日、聖籠町の海水浴場で海上保安部などが離岸流の調査を行った。
9月1日、新潟海上保安部と長岡技術科学大学が聖籠町の網代浜海水浴場で離岸流の調査を行った。
波が海岸に打ち寄せる際、海水はどんどん岸にたまるので、どこかから沖に戻ろうとする。
この時、岸から沖に流れる速い流れのことを離岸流と呼ぶ。
県内では、去年までの過去5年間で18人が、離岸流が原因と思われる事故にあっている。
1日の調査では着色剤を海に入れ、どこに離岸流が発生しているか確認をした。
長岡技術科学大学・犬飼直之准教;
「波が低いですけども、今日は。それでも少し弱い流れが発生
して、それが集まって沖に流れが出る。これが海岸での流れ
になります」
また、離岸流により、どれくらい人が流れるかを調べてみると…
1日は比較的波が低いほうだったが、約15分の間に200メートル以上流された。
長岡技術科学大学の犬飼直之准教授は、「気づかないうちに沖に出て行ってしまう、こういう恐ろしさがあると思います」と話した。
新潟海上保安部は、もし離岸流に巻き込まれた場合は、岸と平行に泳いでほしいと呼びかけている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2779c5ea0b3f9526b3ef9927fcaf8db79e2cd6b
9月1日18時58分にYAHOOニュース(新潟放送)からは、今回の調査で見つかった離岸流は弱かったが、それでも人(浮き輪を使用した実験参加者)が15分で斜めに200m流されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海水浴中の事故につながる危険な流れ「離岸流」です。
この離岸流の調査が、新潟県聖籠町の海水浴場で行われました。
離岸流の調査は、第9管区海上保安本部と長岡技術科学大学が協力して行いました。
着色剤をまいて波の流れを調べます。
【長岡技術科学大学 犬飼直之准教授】
「流れがころっと変わるのが離岸流の特徴。波打ちとか天気の状態によって、どっちの方向に離岸流が出るか、どのくらいの流速になるか、それはそのときの状態でころころ変わる」
離岸流とは、海岸に打ち寄せた波が沖に戻るときに発生する強い流れで、巻き込まれると、あっという間に沖に流されてしまう危険性があります。
調査では、秒速10センチから15センチほどの弱い離岸流が見つかりました。
このような弱い離岸流でも、人が浮いてみると、たった15分で沖に向かって斜めに200メートルほど流されてしまいました。
【長岡技術科学大学 犬飼直之准教授】
「穏やかな天気のときにも、それに応じた少しゆっくりの離岸流が発生する。気が付かないうちに沖に出て行ってしまう恐ろしさがある」
【新潟海上保安部交通課 木村亨課長】
「これからのシーズン、海水浴場では監視する人がいない。そういう所では泳がないでいただきたい」
新潟海上保安部によりますと、過去5年間でマリンレジャー中に事故に遭った人は82人で、このうち20人は離岸流が原因とみられるということです。
離岸流に巻き込まれた場合はパニックにならずに、海岸と平行に泳いで脱出するよう呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f7efdf8b904ae8eb73954e1f53ef09d76289c47
(ブログ者コメント)
以下は、新潟放送映像の5コマ。
2020年9月2日0時22分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時半すぎ、八戸市新井田にある廃棄物処理業者の敷地内で、この会社で働く立場さん(32)がダンプカーと荷台の間に挟まれているのを一緒に作業していた同僚が発見し、駆けつけた別の同僚が消防に通報しました。
立場さんは市内の病院に運ばれましたが、頭を強く打ちつけていて、およそ2時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、立場さんは事故当時、ダンプカーの運転席に乗った同僚と2人で作業をしていて、ダンプカーの荷台を上げた状態で、車体のオイルを交換していたということです。
警察は、この業者の関係者から当時の状況を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20200902/6080009622.html
2020年8月31日11時44分にYAHOOニュース(テレビ長崎)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月31日朝、諫早市の土砂の処理場で重機の事故があり、運転していた84歳の男性が死亡しました。
事故があったのは、諫早市松里町の土砂の処理場です。
84歳の男性が運転するショベルカーが傾き、男性が運転席から投げ出された際に、服が操作レバーなどに引っ掛かりました。
男性は、服で首や胸を締め付けられ、意識や呼吸がない状態で8月31日午前8時半前に同僚に発見されたということです。
搬送先の諫早市内の病院で死亡が確認されました。
男性は当時、1人で作業をしていて、警察が事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/105c610eeb2db8df1c49c7d7afdcac3b8ce070a3
8月31日12時1分にYAHOOニュース(長崎放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前、諌早市の土砂処理場で重機を運転していた84歳の男性作業員が、心肺停止の状態で見つかり、まもなく死亡が確認されました。
現場は諌早市松里町の土砂処理場で、31日午前8時半ごろ、出勤した従業員の1人が、84歳の男性作業員がショベルカーのレバーに引っかかっているのを見つけ、消防に通報しました。
警察の調べによりますと、男性は山の「のり面」でショベルカーを使って作業中にバランスを崩したとみられ、ショベルカーのレバーに自分の衣類が引っ掛かり、首や胸部を圧迫されたとみられています。
男性は心肺停止の状態で諫早市内の病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察で事故の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/85194b4cf458ac58fbd30e2754f3f4a0598dd173
(ブログ者コメント)
以下は、テレビ長崎映像の3コマ。
2020年8月31日15時50分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前6時40分ごろ、苅田町の港に係留していた砂利運搬船の甲板から作業員の男性が船底に転落したと同僚から消防に通報がありました。
警察によりますと、転落したのは、北九州市小倉北区に住む松崎さん(31)で、甲板からおよそ7メートル下の船底で見つかり、病院に搬送されましたが、頭を強く打つなどして外傷性ショックのため死亡しました。
警察によりますと、事故が起きた当時、松崎さんは船の甲板でワイヤーを巻く作業をしていたということで、近くにいた同僚の作業員がドスンという音を聞いて転落に気付いたということです。
松崎さんは、ヘルメットをかぶっていなかったということです。
警察は、松崎さんが誤って船底に転落したとみて、近くにいた同僚などから話を聞いて、当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20200831/5020006875.html
2年前、2018年8月21日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良労働基準監督署は、55歳の男性労働者が金型に挟まれ左手首から先を切断した労働災害で、K産業㈱(大阪府大阪市)と同社の奈良工場の元工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで奈良地検に書類送検した。
労働災害は平成30年3月12日に同社の奈良工場で起きた。
被災労働者はペットボトル成形機(射出成形機)の金型に付着した異物を取り除こうとして左手を差し入れたところ、金型に挟まれ、左手首から先を切断する重傷を負った。
成形機には、扉を開くと機械が全停止する安全扉が設けられていたが、機械が全停止すると再度起動までに時間がかかるほか、成形中の樹脂が廃棄になるため、意図的に無効にしていた。
異物を取り除く際は機械を個別に止めるスイッチを押し、金型の部分だけを止めていたが、被災労働者は誤って隣のスイッチを押し、押し間違えに気づかずに左手を入れた。
金型は一定の間隔を置いて動いていたため、止まっているように見えたという。
労働安全衛生法は、射出成形機に労働者が挟まれる危険のある時は、安全扉などの安全装置を設けなければならないと定めている。
また、設置した安全装置は有効な状態で使用されるよう点検・整備をしなければならないとしている。
https://www.rodo.co.jp/column/50706/
2020年8月29日5時50分にYAHOOニュース(ウェザーニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
雷はどこにでも落ちます。
陸上なら高いビルや鉄塔によく落雷しますが、海上では船やサーファーが落雷の標的になります。
一度の落雷で6人が死亡し、7人が重軽傷を負った事故も起こっているのです。
この季節、海水浴やサーフィン、釣りなどの海のレジャーに出かける人は、十分に注意する必要があります。
【海に落雷、気絶して溺死も】
高い建物などが何もない海上では、遊泳者やサーファーなどは雷が落ちる標的になります。
また、直撃しなくても、雷が水中で拡散することで、周辺の人も感電してしまうのです。
高知県の海岸でサーファー集団に落雷した事故例では、直撃雷を受けたサーファーは感電死、その付近にいたサーファーが気絶して溺死したことがありました。
この事故が起こったのは、1987年8月5日、高知県東洋町の生見海岸でした。
早朝から激しい雨にもかかわらず50~60人がサーフィンをしていましたが、雷鳴が聞こえたため、20人ほどが岸に上がり、残りのサーファーはサーフィンを続けていました。
午前6時45分ごろ、サーファーに落雷し、20人ほどが気を失って海に浮かびました。
無事だったサーファーや付近の民宿の人が救助しましたが、6人が死亡、7人が重軽症を負いました。
事故の直後、現場の海は不気味に赤茶けて泡立っていたといいます。
このとき雷の直撃を受けたのは1人で、死因は感電死、
付近にいた5人は気絶して溺死したと伝えられています。
【類似の落雷事故は2005年にも】
サーフィン中に落雷で死傷した事故は、18年後にも起こっています。
2005年4月3日、福岡県志摩町の野北海岸でサーフィン大会が予定されていましたが、悪天候で中止されました。
その日の夕刻、約30人がサーフィンをしていましたが、雷が鳴り始めました。
多くのサーファーが砂浜に引き上げましたが、5人が残ってサーフィンをしていたところ落雷があり、男性が意識不明の重体、女性が重症、他の3人が軽傷を負いました。
「ドーン」という音とともに海に雷が落ちて、海水を通じて感電したのです。
意識不明の男性は、入院していた病院で18日後に亡くなりました。
事例が少なくて、落雷した地点から何m離れていると安全で、それ以内は危険という定量的な基準は現在のところありません。
2つの事例をみると、雷鳴を聞いて海から引き上げた人と海に残ってサーフィンを続けた人の判断の違いが生死を分けました。
海にも雷が落ちるし、それで死傷することがあるのです。
雷はサーファーも游泳者も区別しません。
気象情報に十分に注意することはもちろん、身の安全のために、雷が鳴ったら海に入っている人は直ちに浜辺に引き上げて、鉄筋コンクリートの建物や、自動車などのより安全な空間に避難しましょう。
もし、そのような場所が近くにない場合は、できるだけ低い姿勢で雷をやり過ごしてください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff34dfeba8c06ce21072332306dc23d08279bb4d
(ブログ者コメント)
関連情報調査結果、6年前に以下の情報(平成17年に白子町では海中や波打ち際にいた人以外、30m離れた砂地にいた人まで感電したなど)がNHKから発信されていた。
(2014年7月25日 NHK おはよう日本 関東甲信越 千葉)
今回のテーマは、海辺の“雷”です。
この季節、海水浴や釣りなど、海のレジャーに出かけた人が、雷によって命を落とすケースが後を絶ちません。
そこには、海の雷ならではの危険が潜んでいました。
【夏の海での落雷による死亡事故は毎年発生】
海にたくさんの人が繰り出す夏。
しかし、この季節、海に落ちる雷の危険性が高まっています。
7月8月の落雷の回数を示した図では、神奈川県の湘南地域、茨城県、千葉県の太平洋岸など、海水浴で人気の海にも頻繁に落雷していることが分かります。
海辺への落雷で、大きな被害が出たケースがあります。
千葉県白子町の海水浴場で、平成17年7月、たった一度の落雷で1人が亡くなり、一時心肺停止した人を含め、8人がけがを負いました。
事故の直後に救助に駆けつけた、ライフセーバーの井上さんは、「音と光が同時に鳴った。誰が感じても近くに落ちたなと。負傷者をライフガードが懸命に処置していた」と、当時のことを話していました。
浜辺には、落雷の被害にあった9人が、幅30メートルほどの広い範囲にわたって倒れていました。
たった一度の雷で、なぜこれほどの被害が出たのか。
それは、水が電気を通したためでした。
雷の直撃を受けたのは、海の中に居た2人。
電気は海の中を伝わり、浜辺に達します。
これにより、波打ち際に居た2人も感電。
さらに、電気はおよそ30メートル離れた砂地に居た5人を襲いました。
ぬれた砂の水分が電気を通し、被害が拡大したと見られています。
水が電気を通すという海特有の危険。
さらに井上さんは、海辺には人の背丈より高いものがないため、雷が人に落ちやすいといいます。
こうした夏の海での落雷による死亡事故は、全国で毎年のように起きています。
【避雷針のある建物か車内に避難を】
事故を防ぐため、いま、井上さんたちは雷の接近をいち早く知ろうと務めています。
雷が近付くと、その電磁波を検知し、警報を鳴らすセンサー。
さらに、気象庁や電力会社が出す雷情報を、スマートフォンでこまめにチェックしています。
この日も、午前中に雷注意報が発令されました。
「本日、雷注意報が発令されています」
ただちに海水浴客に警戒するよう呼びかけます。
井上さんは、「警戒情報に耳を傾けてもらいたい。放送が入る前でも、いち早く避難してもらいたい」と話していました。
雷専門の気象予報会社、フランクリン・ジャパンの気象予報士、今村さんは、「気象庁の3か月予報では、平年よりも気温が高い。地上の気温が高くなると、上空との間に気温差ができるので、雷が発生しやすい。平年より雷が多くなる可能性がある」と、例年以上の注意をうながしています。
専門家によりますと、海で雷が近づいてきたら、すぐに海から上がり、避雷針のある建物に入ってほしいということです。
近くにない場合には、車に避難してください。
万が一、落雷しても、電気は車体を通じて地面に逃げるということです。
車内では窓を閉め切り、ガラスや金属製の部品には触れないようにしてください。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/miraima/articles/00109.html
2020年8月28日12時44分にNHK石川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことしに入っての死者の数が32人と、早くも去年1年間の数字を上回った県内の交通死亡事故について警察が状況を分析したところ、車のスピードが時速40キロを超えた場合に死亡事故が集中していることがわかりました。
26日、金沢市の県道で、乗用車が建物などに衝突して横転し、運転していた80歳の男性が死亡しました。
ことし、県内で交通事故で亡くなった人は32人となり、去年1年間の死者数31人を早くも上回りました。
警察が、ことしの死亡事故について、直前にドライバーがブレーキを踏んだりハンドルを切ったりした時のスピード、「危険認知速度」を調べたところ、時速40キロ以上だったとみられるケースが22件と、全体のおよそ7割を占めました。
中でも、ことし大幅に増えた(去年同期は1件)車両単独の死亡事故、9件についてみてみると、「危険認知速度」が40キロ未満だった事故は1件にとどまり、調査ができなかったケースなどを除く残り6件の事故すべてで時速40キロ以上のスピードが出ていたとみられることがわかりました。
警察庁などによりますと、統計的にも「危険認知速度」が時速40キロを上回った場合に、死亡事故が増える顕著な傾向がみられるということです。
警察は、ことし、県内で死亡事故が急増している背景についてさらに分析を進めるとともに、安全運転の呼びかけやスピード違反の取締りなどを強化していく方針です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20200828/3020005847.html
(ブログ者コメント)
本ブログでは、過去に以下のような情報も紹介している。
(2012年11月15日掲載)
『2012年11月8日報道 交通事故防止上、車の速度が時速30kmであれば10人中9人が助かる』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2451/
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

