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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20244465分にYAHOOニュース(AUTOCAR JAPAN)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

最近の自動車のヘッドライトは眩しすぎるのではないか。

そのような声が国民から多く寄せられ、英国政府が調査に乗り出した。

 【写真】ヘッドライトは "ハロゲン" で十分!【ケータハム・スーパーセブン170Rを写真で見る】 (20枚)

英国の運輸省(DfT)は、ヘッドライトの明るさに関する法律を見直すよう求める請願書に1万人以上の署名が集まったことを受け、調査報告書を作成すると発表した。

DfTは声明で、「多くの人々がヘッドライトの眩しさについて懸念を表明している。しかし、警察の事故統計では、交通安全に関する根本的な問題は示されていない」と述べたが、この問題については「証拠が不足している」ため、「適切な緩和策」を見据えて調査を行うという。

日本のJAFに相当する英国の王立自動車クラブ(RAC)は数か月前、約2000人のドライバーを対象に独自調査を行ったところ、28%が「ほとんどのヘッドライトが明るすぎる」と回答した。

明るさに不満を持つ人のうち、74%が運転中にいつも眩しいと感じると答え、85%がこの問題は悪化していると思うと答えた。

これを受け、RACは政府に対し、「早急に」調査するよう求めた。

RACの安全担当スポークスマンであるロッド・デニス氏は、DfTがこの問題を認めたことを「真の転機」と評価した。

また、「この話題は間違いなく国中のドライバーの共感を呼んだ。多くの人がRACに連絡してきて、何とかしてほしいと訴えている」と述べた。

チャーリー・マーティン(執筆) 林汰久也(翻訳)

https://news.yahoo.co.jp/articles/b57736959ada1cc656cfad4f094ed616d0af0947

 

(ブログ者コメント)

最近の車のヘッドライトは眩しすぎるという件、日本でもこれまで、しばしば報じられてきた。
その原因の一つはヘッドライトのLED化。
参考までに過去報道の一例を紹介する。

純正でも対向車が悶絶…なぜクレームが増えたのか!? LEDライトの眩しさの正体

2022318 ベストカーWeb)


最近、夜走ってると気になるのはLEDヘッドライトの眩しさではないだろうか。

対向車線を走ってくると眩しい……
夜中の住宅地を歩いていて向かいからくると眩しい……

さらには、高速道路などで後続から近づいてきても、「光軸がずれているんじゃないか!?」と眩しい……。


追い抜いていく姿を見ると、最近出たばかりの新型車で、社外品を付けているわけではなく、純正品にもかかわらず眩しい。


思わず「イラッ」としたという人も多いであろうLEDヘッドライトの“光”害。


なぜLEDライトはこれほど眩しいのか? 


そのポイントと、特に街中で眩しいという声が多いJPNタクシーの問題について分析していきたい。

 

LEDヘッドライト以外でも気を付けたい光軸の話


ここ数年、夜間の運転を苦痛に感じると思っているのは、筆者の回りだけでも相当する存在する。


ネット上にも、対向車や後続車のヘッドライトが眩しいという声は無数に見ることができる。


このヘッドライトが原因についても、実にさまざまなものがある。


ハイビームの切り替え忘れや、道路の勾配によってロービームなのに上向きに配光されてしまうケース。

ハロゲンバルブ仕様のヘッドライトにHIDLEDのバルブを組み込んでロービームの拡散光が眩しくなってしまっているケースなど、さまざまだ。


自分の視界は明るいほうがいいだろうが、周囲のドライバーの目を幻惑することは違法だという意識も持っている必要がある。


ドライブレコーダーの映像でヘッドライトやフォグランプの異常な配光が交通事故の原因のひとつと認定されれば、車両が接触していなくても、責任を問われる可能性があるのだ。


暗くなってもヘッドライトを点灯していないことに気付かないドライバーとともに、運転に対する責任感が希薄なドライバーには、悪意がなくても事故の原因になることに気付いて欲しいものだ。

 

■特定の車種、それもタクシーが眩しく感じる?


前述のネットでの意見でヘッドライトが眩しいという意見では、ライトの位置が高いSUV車なども名指しで挙がったりするが、とくにJPNタクシーは眩しいと感じるという声もある。


確かに筆者も、道を歩いている時でも(つまり歩行者としてアイポイントが高い状態でも)、JPNタクシーのライトが眩しいと感じたことはある。


トヨタが作るクルマであり、またプロドライバーが走らせるにもかかわらず、どうしてこれほどネット上に苦情が溢れるのだろうか。


まず、LEDライトの配光特性自体が眩しさを感じさせる原因のひとつでもある。


LED
ランプの放つ光は高いエネルギーをもっているため、目の中に入っても乱反射して眩しさを感じさせるのだ。


またJPNタクシーのLEDヘッドライトはプロジェクタータイプで、配光がクッキリとしており、ロービームは遮光板によるカットラインによって高さ方向の配光を抑えている。


このカットラインが、対向車のドライバーにはよし悪しなのである。


カットラインはギリギリのラインで眩しさを抑えているため、フラットな配光というより、カットライン付近のほうが明るいクルマもある。


そのクルマを運転するドライバーにとっては、カットラインギリギリまで明るいほうがロービームのままでも先まで光が届いて夜間の視界が見やすいが、走行中のクルマの動きでチラチラと光軸が上向きになって、周囲のドライバーは眩しく感じるのだ。


・・・


■独特なデザインと構造も原因となっている可能性


・・・

https://bestcarweb.jp/feature/column/393300

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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