2024年9月19日14時46分にYAHOOニュース(HUFFPOST)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
脚立やはしごの使用中に起きる事故を防ごうと、国民生活センターがスタントマンによる“再現動画”をXアカウント(@kokusen_ncac)に公開し、注意を呼びかけている。
衝撃の大きさがじかに伝わってくる内容となっており、「すごく重要な動画」、「1メートルは一命取る」といったコメントも寄せられている。
【動画】衝撃の大きさが伝わってくる…スタントマンによる事故の再現映像がこれだ
■死亡事故も発生
同センターによると、脚立やはしごは労働現場だけでなく、庭木の手入れや荷物の整理など家庭でも広く使用されている。
一方、作業中にバランスを崩すなどして転落する事故が相次いでおり、医療機関ネットワークには2010年12月~19年2月、計433件の情報が寄せられているという。
そのうち、死亡事故は3件、入院を要する事故は206件で、頭がい内損傷や脊髄損傷、大腿や骨盤骨折など重篤なけがを負った事例もあった。
なお、事故の半数以上(236件)は60~70歳代によるものだった。
実際に起きた事故は次の通り。
「梅をとろうと約3メートルの脚立に乗っていたところ、コンクリートの地面に転落。外傷性くも膜下出血、急性硬膜下血腫、頚椎椎体骨折のけがを負った」(70歳代後半・男性)
「庭で剪定作業中にはしごから転落。頚髄損傷があり、完全麻痺で入院し、同日中にドクターヘリで脊髄損傷の専門機関に転院した」(60歳代後半・男性)
■6つの事故のケースとは
同センターが公開したスタントマンによる再現動画(45秒)では、
①天板で上向き作業
②がたついた脚立
③脚立にまたがる
④体を乗り出す
⑤立てかけた脚立
⑥角度が急なはしご
の6つのケースで起きる事故について説明。
いずれも転落するまでの過程や衝撃の大きさが伝わってくる。
また、死亡事故や重篤なけがにつながることもわかる。
同センターは、脚立やはしごを使用しない方法を検討したり、一人きりでの作業をやめたりすることのほか、ヘルメットや動きやすい服、滑りにくい靴などを準備するよう呼びかけている。
その上で、「作業中の『あと少し』をなくしましょう」と発信していた。
この動画を見た人たちからは、「怖い」「本当に危険」「天板に乗らない、またがらない」「脚立を使う人全てに見てほしい」といった声が寄せられていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4c228fb3c8c45807cdf58c031f627c3d75b718a
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。