本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年11月22日22時6分に、毎日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。また11月23日付の山口新聞からは、はしごの写真付で同趣旨の記事が配信されていた。
22日午後1時15分ごろ、周南市のK小学校の体育館で、3年生の女児(9)が天井裏に上がり、天井部分の石こうボード(縦、横50cm、厚さ9mm)を踏み抜いて約6m下のステージに転落した。
女児は骨を折るなどの重傷を負ったが、意識ははっきりしているという。
市教委によると、当時は昼休みで、女児は同級生の女児2人と一緒にステージ左側の壁に設置された鉄製のはしご(高さ約4.5m)を使って天井裏に上がり、最初に上った児童が落下したらしい。
はしごは床から高さ約1.5mの位置にあり、高さ約80cmの教室用の机を踏み台にしたという。
はしごは天井の修理などに使うために設置されていたが、使用禁止などの注意を呼びかける表示などはなかったという。
出典URL■■■
■■■
また、事例の横展開対応を報じる記事が、11月24日10時52分にNHK山口から配信されてた。
この事故を受けて周南市の教育委員会は、24日、市内のすべての小中学校に通知を出して再発防止に努めるよう呼びかけることにしている。
さらに、各学校に対して、天井裏やベランダ、屋上など、転落のおそれがある危険な場所がないか点検するよう要請し、危険な場所があれば子どもたちが近づかないよう表示を行うよう求めるとともに、修理が必要な場合は、早急に対応するとしている。
一方、県教育委員会も、24日、再発防止の徹底を求める通知をすべての市と町の教育委員会に出すことにしている。
(ブログ者コメント)
写真を見ると、体育館の壁に垂直に取り付けられた、かなり高いはしごだ。背もたれもない。 よく、小3の女の子が、ここを上ろうという気になったものだ。 ブログ者だと、足がすくんで上れない。
しかし考えてみれば、体力衰えた大人が考えるとそうなるのであって、子供にとっては冒険心をくすぐる格好の遊び場に見えたのかもしれない。
こんなところには、まさか上がらないだろうと一方的に決めつけ、立ち入り禁止処置を講じなかった・・・・もしそんな事情でもあったとすれば、これは一つの盲点だ。
何事も、思い込み、決めつけは事故のモト。
ただ、ブログ者が、この学校の安全管理を任されたとして、ここまで危険予知できていたかと問われれば、自信はない。
(2011年12月4日 修正1 ;追記)
2011年12月2日18時10分にNHK山口から、市内の小中学校で体育館のはしごに上れなくする対策を行った旨の記事がネット配信されていた。
この事故を受け、教育委員会では2日までに市内の小・中学校で児童が体育館のはしごに登れないようにするために板で覆うなどの対策を行った。
事故のあった小学校では2日、市の職員4人が訪れ、長さ1m80cmあまりの板をはしごに取りつけ、子どもたちがはしごに手をかけられないようにした。
教育委員会によると、体育館の天井裏を点検するためのはしごに児童が登れないようにする対策が施されていない学校が23校あり、天井裏の入り口に鍵がかけられていない学校も7校あった。
このため、教育委員会では2日までに、これらの学校ではしごを板で覆ったり、天井裏の入り口を塞いだりする作業を行った。
教育政策課長は「危険なところが分かれば、これからも早急に対策をしていきたい」と話していた。
(ブログ者コメント)
この事例では、冒険心旺盛な小中学生相手につき、注意表示だけでは完全に再発を防止することはできなかっただろう。
今回のように、物理的に上がれなくする対策が正解だ。
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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