2022年4月6日18時56分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「ストップ!詐欺」
今回のキーワードは“パソコン操作中の突然の自動音声”に注意です。
3月、三重県鈴鹿市の60代の男性が自宅でパソコンを使っていたところ、突然、「このままだと個人情報が漏れます」などと自動音声が流れました。
画面には「マイクロソフトサポートセンター」という文字や電話番号が表示され、消えなくなったことから、男性が番号に電話をかけたところ、男から「ウイルスに感染した可能性がある。6年契約、3万5000円でウイルスを防げる」などと説明されました。
男性は、男の指示に従いコンビニでプリペイドカード式の電子マネーを購入して、パソコン画面にカードの番号を入力し、合わせて60万円分の利用権をだましとられてしまいました。
その後、「手数料を差し引いて返金するので10万円のカードが必要」と言われ、さらに10万円分の利用権もだましとられてしまいました。
詐欺グループは考える余裕をなくそうと自動音声や警告音などを流して相手を焦らせたり不安をあおったりして、お金をだましとろうとしてきます。
焦らずに、まずは警察やまわりの人に相談してください。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20220406/3070007729.html
(ブログ者コメント)
画面が消えない場合、どうすればいいのだろうか?
対策について調べたところ、以下の記事が図解付きで分かりやすかったので紹介する。
この記事によれば、なんと警告画面右上の「×」マークをクリックするのも危険だとのこと。
条件反射的に、つい、やってしまいそうだ。
『インターネットで「システム警告(詐欺警告)」の対応方法』
(J:COM サポート)
・・・
Windowsパソコンで、突然「システム警告」「システム破損」と表示。ブラウザーを閉じられないトラブルが急増しています。
これは「詐欺警告(警告を装った詐欺)」で、ウイルス感染や故障ではないのでご安心ください。
・・・
● 危険なソフトをパソコンに入れさせようと誘ってきます。警告画面やボタンは絶対にクリックせず、無視してください。
(例)
「×」「OK」「更新」「続行」「削除」「スキャン」「ダウンロード」など
・・・
詐欺警告の閉じ方を紹介します
(1) パソコン画面右下の日時表示を右クリック
(2) 「タスクマネージャー(の起動)」をクリック
(3) 開いていたブラウザーを探します
Internet Explorer、Microsoft Edge、Google Chrome、など
▼ 見当たらない場合は画面左下「詳細」クリック
(4) ブラウザーを選んで画面右下「タスクの終了」をクリック
(5) ブラウザーを開き直す ⇒ 下図のように「復元」メッセージが出たら「×」で閉じる
(6) 詐欺警告が出なければ解決です。そのままお使いください
(7) パソコン再起動もお試しください
(8) 詐欺警告が再び出たら、以下の手順をお試しください
① 警告表示タブの右クリックで「新しいタブ」作成
② 警告表示タブの「×」ボタンで閉じる
(9) 上記(5) (6) (7) (8) を試し、詐欺警告が出なければ解決です。そのままお使いください
https://cs.myjcom.jp/knowledgeDetail?an=000477497
一方、「×」マークをクリックしてプラウザを終了させてください、という記事もあった。
『【注意喚起】マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください【サポート事例】』
(2021年5月8日 ㈱PCワールド)
・・・
「実行」や「スキャン」、「戻る」、「キャンセル」などもクリックせず、ウィンドウ右上の×をクリックしてブラウザーを終了させてください。
×でブラウザーを終了できない場合は、タスクマネージャーからブラウザーを終了させます。
(該当するブラウザーを選択し、右下の「タスクの終了」をクリックする)
ブラウザーを閉じたあと、キャッシュとCookieを消去し、セキュリティソフトでスキャンを行い、マルウェア・アドウェアがないことを確認して作業終了となりました。
https://www.pc-world.jp/blog/beware-of-support-scams-disguised-as-microsoft/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。