2022年4月15日22時43分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後0時20分ごろ、長野県豊丘村のリニア中央新幹線伊那山地トンネル坂島工区で、鉄板の敷設作業中だった建設作業員の男性(40)=同村=が鉄板と工具の間に左手を挟まれ、指2本を骨折する重傷の労災事故が起きた。
同工区での労災事故は、昨年11月8日の崩落による軽傷事故以降で3回目。
JR東海によると、現場は斜坑口から約290メートルの地点。
長さ約3メートル、幅約1・5メートル、重さ800キロの鉄板を重機で地面に敷く作業中だった。
重機と鎖でつながったフックを男性が鉄板の穴に通す際、別の作業員が重機を動かし、フックと鉄板の間に指を挟まれた。
同工区は清水建設と大日本土木の工事共同企業体(JV)が請け負う。
3回の事故でけがしたのは、いずれも1次下請けのH建設(東京)の作業員という。
事故を受けてJR東海は同工区の工事を中断。
県と関係市町村に報告した。
16日以降の再開は未定。
JR東海は「労災が繰り返し発生し、重く受け止めている。原因を調査し、再発防止に努める」としている。
豊丘村の下平喜隆村長は取材に、「事故が相次いで工事が進まないと、地元への負担が長引く。安全に作業を進めてもらわないと困る」...
https://www.chunichi.co.jp/article/453968
4月16日15時28分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、人差し指と中指を骨折したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後0時20分ごろ、長野県豊丘村神稲のリニア中央新幹線「伊那山地トンネル」の工事現場で、男性作業員(40)が指を骨折する労災事故があった。
現場の「坂島工区」では過去に2度、労災事故が発生。
JR東海は事故を受け、掘削作業を中断した。
JR東海や県警によると、トンネル内で重機に取り付けたフックに、長さ約3メートル、幅約1.5メートル、重さ約800キロの鉄板を掛ける作業中、鉄板とフックの間に男性の指が挟まれたという。
男性は人さし指と中指を骨折するなどし重傷。
同工区では、昨年11月と今年3月に労災事故が発生していた。
JR東海は「繰り返し事故が発生していることを重く受け止めている」とし、原因調査や再発防止に努めるとのコメントを出した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f523aaa01767e915e5f02ec94b95e42f97c0d8f
4月16日8時31分に長野放送からは、鉄板を足元に敷く作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後0時20分頃、長野県豊丘村のリニア中央新幹線伊那山地トンネル坂島工区で男性作業員(40)が左手を鉄板に挟まれました。
人差し指と中指を骨折する重傷ということです。
現場はトンネルの斜坑で、当時、長さ3メートル、重さ800キロの鉄板を足元に敷く作業をしていたということです。
JR東海によりますと、作業中にオペレーターが重機を動かしてしまったのが原因ということです。
坂島工区では去年11月に1人、今年3月には2人がトンネルの先端で作業中にけがをしています。
今回は過去2回のような掘削作業中の事故ではなかったということですが、15日は坂島工区の掘削工事は中止し、再開時期は未定ということです。
https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/2022041500000011.php
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。