2022年4月11日20時10分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月10日夜、JR静岡駅の商業施設「アスティ静岡」で、スプリンクラーの配管が破裂し大量の水があふれ出る騒ぎがありました。
施設内の店舗の中には休業を続けているところもあり、影響は長引いています。
まさかの光景でした。
10日午後8時ごろ、JR静岡駅構内の商業施設「アスティ静岡」の西館でスプリンクラーの配管が破損し、高圧の水があふれだし、周辺が水浸しになりました。
警察によりますと、流れ出た水は一時、床上からくるぶしほどまであふれました。
浸水の範囲もみるみるうちに広がり、西館の半分以上が浸かったほか、在来線や新幹線の改札口付近まで水浸しになったということです。
アスティを運営するジェイアール東海静岡開発によりますと、これまでに同じような事故は確認されていないということです。
<ジェイアール東海 静岡開発 岡田総務部長>
「現場に駆け付けた瞬間、真っ青になった。びっくりしたのと同時に、早く復旧に向かわねばと思った」
この事故によるケガ人はなく、列車の運行に乱れはありませんでしたが、アスティ西館の店舗には深刻な影響が。
<寺坂記者>
「アスティ西館なんですが、中に入ると、電気はついているんですけど、ほとんどの店が閉まっていますね」
10日夜の事故を受けてスプリンクラーへの水の供給を一時的に停止したため、安全の確保ができないとして、朝から店の臨時休業が相次いだのです。
その数、西館のおよそ6割となる36店舗。
その多くが飲食店でした。
<寺坂記者>
「お店がやっていないからでしょうか。普段よりも人通りが少ないように見えます」
<ジェイアール東海 静岡開発 岡田総務部長>
「この度は迷惑かけ申し訳ない。一日も早く復旧してアスティを利用してもらいたい」
ジェイアール東海静岡開発では、配管が破損した原因について調査を進めていて、再発防止に努めていくとコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1736f874caac1671b7646f26bab95d2e04728644
4月11日12時5分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、ドンという破裂音がした後に水が滝のように流れ出てきたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察や消防によりますと10日午後8時頃、JR静岡駅の駅ビル「アスティ静岡」の西館1階にあるギョーザ店で、天井から破裂音がした後に滝のように水が流れ出し、商業施設や隣接する駅のコンコースが水浸しになりました。
駅ビルの店員
「ドンと大きな音がして、そこから水がすごく出てきて、勢いがすごかったのでこっちまで流れるのに早かったです」
水漏れは約30分後に収まり、ケガ人はおらず、列車の運行にも影響はありませんでした。
https://www.fnn.jp/articles/-/345160
4月12日付で静岡新聞からは、1991年に設置された配管のつなぎ目が破損した、昨年11月の水圧検査では異常なかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日夜にJR静岡駅構内の商業施設「アスティ静岡」で発生したスプリンクラーの配管破損による水漏れで、昨年11月に行われた配管の水圧検査では異常がみられなかったことが11日、同施設を運営するジェイアール東海静岡開発への取材で分かった。
配管は1991年に設置されたといい、同社は老朽化の可能性も含めて破損の原因を調べている。
同社によると、破損したのはスプリンクラーに水を送るための配管のつなぎ目。
同様のつなぎ目は他の箇所にはないという。
配管は年2回、内部水圧が一定に保たれるかを確認する検査を実施していて、直近の検査は昨年11月に行った。
漏水などは確認されなかったという。
静岡市消防局によると、配管は異常がみられない場合、経年による交換義務はない。
同社は11日、午後5時半までに修復工事を完了した。
スプリンクラーが使用できず、防災の観点から休業を余儀なくされていた施設内の36店舗のうち、天井から水が流出した中華料理店を除く35店舗は、11日夕から12日午前にかけて営業再開を進めている。
普段より11時間遅れで開店した弁当屋の女性パート従業員(49)は、「初動で混乱があった。安全に人を呼び込めるように原因究明と対策を徹底してほしい」と求めた。
水漏れは10日午後8時ごろ、アスティ静岡西館1階の中華料理店の天井裏を通っていた配管が損壊し、大量の水が流出した。
施設内の多くの店舗が浸水し、駅のコンコースや改札口まで水が押し寄せた。
けが人はおらず、電車の運行に影響はなかった。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1052297.html
4月12日20時30分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、アスティ静岡と構造がよく似ている藤枝市のホテルでスプリンクラー水漏れ時の対応手順確認が行われたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設の運営会社によりますと、2021年11月に検査をした際には、配管回りに異常は確認されませんでした。
配管は31年前に設置されたもので、運営会社は経年劣化で事故が起きた可能性もあるとみて原因の究明を進めています。
静岡の事故を受けて、藤枝市内のホテルで行われたのが、スプリンクラーから水もれが起きた際の対応手順の確認です。
こちらのホテルはJR藤枝駅と直結していて、アスティ静岡と構造がよく似ていることから確認が行われました。
<志太消防本部 浅原予防課長>
「初動、初期の行動が非常に大事。被害を最小限にするカギとなっている」
志太消防本部管内にはスプリンクラーを設置している事業所が191カ所あり、13日以降、水もれが起きた際の対応手順をまとめたリーフレットを順次郵送するということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/861b1edf0c67b7bb13b0099da7b53e837346fdbe
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。