2022年4月15日18時5分にYAHOOニュース(ABCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東大阪市の工場で、15日、従業員の男性がエレベーターの下敷きになり死亡しました。
15日午前9時半ごろ、若江東町2丁目にあるプラスチック製品を製造する「K工業」の工場内で、「男性が業務用エレベーターに挟まれている」と従業員から消防に通報がありました。
約5分後に救急隊が駆け付けたところ、この工場で働く松浦さん(40)が、重さ500キロ以上ある資材運搬用のエレベーターの下敷きになっていました。
松浦さんは心肺停止の状態で搬送され、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、事故の前、従業員が空のエレベーターを2階から1階に降ろしていたところ、1階の床から約170センチの高さで突然停止。
工場内のカメラには、その後、松浦さんがエレベーターの下に入っていく様子が映っていて、点検中に何らかの原因でエレベーターが落ちたとみられています。
警察は、詳しい事故の原因を調べるとともに、会社の安全管理に問題がなかったか捜査する方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7abcbd6163d588d9eaaccdfd7577d90c1cb65486
(2022年9月6日 修正1 ;追記)
2022年9月5日21時31分に産経新聞からは、エレベーターは安全装置が機能していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東大阪労働基準監督署は5日、エレベーターの安全対策を怠ったとして労働安全衛生法違反の疑いで、大阪府東大阪市のプラスチック製品製造業「K工業」と同社の工場長を書類送検した。
このエレベーターが落下し、男性従業員が死亡する事故が4月に起きていた。
書類送検容疑は4月15日、法令で定める安全装置が機能していない資材運搬用エレベーターで従業員に荷物を運搬させたとしている。
同署などによると、エレベーターが下降中、1階の手前で停止。
メンテナンスを担当していた男性従業員がかごと床の隙間に入り込んだ際にかごが落下し、全身を強く打って死亡した。
https://www.sankei.com/article/20220905-3EPKEO2JOVMIPM7LUOPH5KWF2A/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。