2022年4月9日17時28分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前、大分市の製鉄所で、高温の溶けた鉄が屋外の配管から漏れ出すトラブルがありました。
警察によりますと、消防が水をかけた際に赤茶色の蒸気が大量に発生したものの、有害なものではなく、けが人もいないということです。
9日午前9時半ごろ、大分市西ノ洲にある「日本製鉄九州製鉄所大分地区」で、高温の溶けた鉄が漏れ出しているという通報が消防に入りました。
警察や製鉄所によりますと、漏れ出た鉄の温度はおよそ1200度で、屋外の溶鉱炉から伸びる配管からおよそ4時間にわたって地面に漏れ続け、消防が火災になるのを防ぐため水をかけて冷やしました。
この際、赤茶色の蒸気が大量に発生し、上空に広がりましたが、製鉄所が調べた結果、有毒なガスは含まれず、今回のトラブルによるけが人はいないということです。
製鉄所では現在、2つある溶鉱炉のうち1つの操業を停止し、現場の状況や設備への影響などを調べていますが、復旧のめどは立っていないということです。
警察は、鉄が漏れ出た際の詳しい状況や原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20220409/5070012369.html
4月10日16時3分に読売新聞からは、溶けた鉄を貨車まで運ぶ樋から漏れたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時20分頃、大分市西ノ洲の日本製鉄九州製鉄所大分地区の第一高炉で、高温の溶けた鉄が樋部分から漏れ出た。
従業員らが水をかけて対応したため、現場付近に大量の水蒸気が発生。
通報を受けて市消防局の消防車や救急車も出動した。
けが人はいなかった。
日本製鉄によると、溶けた鉄を貨車まで運ぶための樋から漏れ出たという。
同社などが原因を調べている。
現場では、赤茶色っぽく見える水蒸気が、発生直後からしばらくの間、立ち上り続けた。
県警などによると、周辺で有害物質などに関する被害は確認されていないという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220410-OYT1T50019/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。