2019年4月30日5時0分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前8時50分ごろ、長生村薮塚のごみ処理施設「長生郡市環境衛生センター」で、作業中の60代とみられる男性がピットと呼ばれるごみ集積場に転落したことにセンター職員が気付き、119番通報した。
男性は約5時間後に救出されたが意識はなく、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察は、身元や詳しい原因を調べている。
同センターによると、死亡した男性は外部の事業系ごみ収集会社の社員で、同僚が運転する自社のごみ収集車をピットに1人で誘導している際に転落したとみられる。
ピットは深さ11mで、可燃ごみが約4mの高さまでたまっていた。
同センターは茂原市や一宮町、長生村などの7市町村で構成する組合が運営している。
同センターでは、過去にもピットへの転落事故があったという。
出典
『ごみ集積場に転落、作業中の男性死亡 長生』
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/590918
(ブログ者コメント)
ゴミ収集車からピットにゴミを投入する作業中に作業員や収集車がピットに転落した事故は、本ブログでも過去に数件紹介スミ。
ただ、長生郡の過去事例は過去に報道されていなかった。
2018年1月18日20時2分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後5時44分ごろ、伊達市館山下町のH精糖所の職員から、男性作業員が水路に転落したと通報があった。
男性は水路の中で仰向けで水につかった状態で見つかり、同僚が引き上げ救急車で伊達市内の病院に運ばれたが、意識不明の重体。
警察によると、男性が倒れていた水路は砂糖の原料のビートを工場内に運ぶためのもので、深さが1m20cmほどあり、水が勢いよく流れているという。
男性は工場の下請け会社の70代とみられるアルバイトで、1人でビートを水路に流す作業を行っていたという。
警察は、男性が誤って水路に転落したとみて、事故の状況を詳しく調べている。
出典
『精糖工場の水路転落か 男性重体』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180118/4506291.html
2017年12月31日18時45分にNHK山口から、下記趣旨の記事が掲載されていた。
30日午後3時半ごろ、宇部市東須恵の山陽小野田市水道局高天原浄水場から、「施設内の池に人が落ちた」と消防に通報があった。
駆けつけた消防などが池の水を抜いたところ、職員のTさん(男性、61歳)が心肺停止の状態で見つかり、およそ1時間後に死亡が確認された。
同市水道局によると、Tさんは30日、別の男性職員と2人で施設の監視をしていたが、Tさんが巡回に出たまま事務所に戻らず、場内の監視カメラの映像で確認したところ、池に落ちる様子が映っていたという。
池は水の中の浮遊物を沈殿させるためのもので、深さは3mあり、池の上には上から監視できるよう、幅60cmほどのコンクリート製の通路が設けられていて、警察は、Tさんが足を踏み外して池に落ちたものとみて、原因を詳しく調べている。
出典
『浄水場沈殿池に男性転落し死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064044111.html
(ブログ者コメント)
浄水場での同様な事故は、昨年にも起きている。
2016年9月19日掲載
『2016年9月13日 山口県宇部市の市浄化センターで曝気槽から採水中の職員が槽内に転落して死亡、市は転落防止棒の設置などで対応する (修正1)』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6295/
また、以下は似たような事故。
2015年9月9日掲載
『2015年9月2日 北海道札幌市の醤油会社で発酵タンク内のもろみをかき混ぜる作業中、タンク内に転落して死亡 (修正1)』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5198/
(2018年5月10日 修正1 ;追記)
2018年5月8日20時11分にNHK山口から、市は柵の設置を進めているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宇部労基署は、転落を防止する必要な対策を行わなかったとして、浄水場の責任者を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、宇部市に設置されている山陽小野田市水道局の高天原浄水場の55歳の場長。
労安法では、業務中に転落のおそれなどがある場所には危険を防止する対策が義務づけられているが、同署によると、浄水場の池には必要な対策がとられていなかったという。
この事故を受けて山陽小野田市では、浄水場の通路に転落を防止するための柵の設置を進めているということで、山陽小野田市は、「今回の事態を重く受け止め、可能なかぎりの対策を行って再発防止に努めたい」とコメントしている。
出典
『浄水場の転落死で場長を送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20180508/4060000342.html
(ブログ者コメント)
似たような場所は、浄水場に限らず、多数あると思われるが、死亡事故を起こした事業所以外では、この事例を知ったとしても、せいぜいソフト対応にとどまっているのではないだろうか?
そこが、事例の横展開対応上、最も難しい点だ。
2016年9月14日付で朝日新聞山口版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月14日付で宇部市上下水道局HPにも、同趣旨の情報が掲載されていた。
13日午前8時ごろ、宇部市沖宇部の市上下水道局東部浄化センターで、同局職員の男性(56)が「浄化槽内に落ちたようだ」と、同僚から119番通報があった。
男性は、病院で約1時間後に死亡が確認された。
宇部市上下水道局によれば、男性は曝気槽(水深約4m;汚水をきれいに処理する池)において採水を行っていた際に、何らかの原因で転落したとみられる。
出典
『職員の死亡事故について』
http://ubesuido.jp/others/20160914info.htm
(2017年6月13日 修正1 ;追記)
2017年6月12日20時19分にNHK山口から、市の課長が書類送検された、市は転落防止棒の設置などで対応するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
労基署は、転落を防ぐために義務づけられている措置をとっていなかったとして、市の下水道施設課の課長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類を送られたのは、宇部市上下水道局の下水道施設課の54歳の課長。
水の入った施設は深さが5mあるにも関わらず、課長は、施設に手すりを設けたり安全帯を使用させたりするなど、法律で義務づけられた事故を防止するための措置をとっていなかったという。
事故のあと、宇部市上下水道局がすべての施設を点検したところ、あわせて数10か所で安全対策に不備が見つかったということで、「転落防止のための棒を設置するなど、二度と事故が起きないよう万全の対策を行っていきたい」とコメントしている。
出典
『転落事故防止怠り書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064192491.html
(ブログ者コメント)
以下は、宇部市のパンフレット3ページに掲載されている東部浄化センターの曝気槽の写真。
確かに、水際に手すりは設置されていない。
http://ubesuido.jp/application_forms/sewerage_panfu2017.pdf
2016年7月16日付で岩手日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前9時半ごろ、野田村のN社が同村野田に整備中のバイオマス発電所で、設備点検をしていた八戸市の会社員男性(28)が、蒸気が集まる円柱のドラム(高さ約1.5m、長さ約10m)に吸い込まれた。
男性は頭や胸などを強く打ち、外傷性ショックのため、久慈市内の病院で死亡が確認された。
警察などによると、「(男性が)ドラム内に吸い込まれていった」という目撃証言があり、警察が点検作業の手順やドラム内の気圧などの状況を捜査中。
男性のほか、4人が付近で点検作業していた。
同発電所は、木質チップなどを燃やし発生した蒸気で発電する仕組み。
昨年3月に着工し、8月の商業運転開始を目指して、5月から試運転中だった。
ドラムは発電設備の一部で、点検のため、11日から稼働を停止していた。
出典
『設備点検中の男性死亡 野田バイオマス発電所』
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160716_5
2015年9月2日21時43分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月3日付で毎日新聞北海道版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後4時20分ごろ、札幌市東区の醤油会社で、もろみの入った発酵タンク内に嘱託社員の男性(53)がうつぶせで浮いているのを別の従業員が見つけ、消防に通報した。
男性は同僚に救助され病院に運ばれたが、警察によると、午後5時に死亡が確認された。
警察によれば、男性は2日午後2時ごろから1人でタンクの縁に上がり、ステンレス製の棒でもろみをかき混ぜる作業に当たっていた。
タンクは縦横7m、深さ3.5mで、当時、もろみは約2.5mの位置まで入っていた。
警察は、男性が作業中に何らかの原因で転落したとみて、詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150902/4624682.html
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20150903ddlk01040277000c.html
(2015年9月15日 修正1 ;本文修正)
2015年9月3日付の北海道新聞紙面に掲載されていた内容を、本文に追記修正した。
2015年8月6日19時1分にNHK神戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前6時半ごろ、姫路市広畑区にある新日鉄住金広畑製鉄所で、作業員の原田さん(43)の姿が見えないことから同僚の男性が探したところ、工場内にある鉄粉を再利用するための高さおよそ10mの装置の中で原田さんが倒れているのが見つかった。
原田さんは病院に運ばれたが、全身を強く打っており、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、原田さんは新日鉄住金の製鉄所で設備の保守などを担当している協力会社の社員で、6日朝6時ごろ、鉄粉を運ぶ装置の動きが悪くなったため、同僚に「装置を掃除しに行く」と声をかけたまま姿が見えなくなっていたという。
警察は、原田さんが作業中に誤って高さ10mの場所から転落したのではないかとみて、死亡した詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023948581.html?t=1438894426424
8月7日付で毎日新聞兵庫版から、8月7日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前6時20分ごろ、姫路市広畑区富士町の新日鉄住金広畑製鉄所から「転落事故があった」と119番通報があった。
消防などによると、構内の原料を一時的にためるタンク内で同社の下請け会社の男性社員(43)が鉄粉に埋まった状態で見つかり、搬送先の市内の病院で約1時間20分後に死亡が確認された。
7日以降に司法解剖し死因を調べる。
警察によると、午前6時ごろに男性から「機械の調子が悪い」との無線が入り、様子を見に行った同僚らがタンク内でぐったりした男性を見つけた。
警察によると、鉄粉は上部のベルトコンベヤーからタンクに落ちる仕組みとなっており、男性は、5日夜からタンクに入れる作業をしていたという。
警察は、作業中に何らかの原因でタンク内に転落したとみて調べている。
同製鉄所によると、タンクは直径4m、高さ6mの円すいのような形で、鉄粉と石炭を混ぜて製鉄するプラント内にある。
男性の発見時、タンク上部の口が一部開いていたという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20150807ddlk28040453000c.html
2015年4月17日13時59分と19時40分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日18時36分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時50分ごろ、東京都港区港南の下水処理場「芝浦水再生センター」で、同施設の整備係長の千葉さん(男性、58歳)が反応槽上部にあるふた(重さ約50kg)の開閉作業中に槽内に転落し、行方不明になった。
東京消防庁のレスキュー隊のダイバーが捜索したところ、汚水内で千葉さんを発見。午後2時20分ごろに引き上げたが、心肺停止状態だった
都下水道局によると、千葉さんが転落した反応槽は深さ約12mで、汚れを分解するための泥水が入っている。
内部は暗く、茶色く濁っていたため、捜索は難航した。
微生物の出す泡で押し上げられてずれた反応槽上部の蓋を戻す作業をしていた。
現場にはほかに職員ら4人がおり、警察で、転落時の状況などについて事情を聴いている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150417/afr1504170014-n1.html
http://www.sankei.com/affairs/news/150417/afr1504170029-n1.html
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2471753.html
2015年2月18日付で朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前8時ごろ、垂水市海潟の市漁協近くの岸壁で、水産会社社員の宮内さん(男性、20歳)が粉砕機の中に転落しているのを同僚男性が見つけ、119番通報した。
駆け付けた救急隊員らが死亡を確認した。
宮内さんは、同僚と2人で養殖魚用の冷凍飼料を粉砕機に運ぶ作業をしていて、姿が見えなくなった。
飼料をフォークリフトで高さ約2.5mの粉砕機まで持ち上げ、手作業で投入する際に、誤って転落したとみて調べている。
(2015年3月22日 修正1 ;追記)
2015年2月18日付の南日本新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
宮内さんは、男性同僚と2人で、1個15kgの冷凍飼料をフォークリフトで持ち上げ、粉砕機にすべり落とす作業をしていた。
粉砕機の上部にある足場に立ち、約2m下にある粉砕部分に落としていた。
宮内さんの姿が見当たらなくなり、同僚が粉砕部分に転落している宮内さんを見つけた。
2015年1月20日23時10分と20日11時1分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月20日14時44分に朝日新聞から、1月21時1分に毎日新聞から、1月21日付で毎日新聞福島版から、1月20日14時4分に共同通信から、1月22日付で福島民友からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
また、1月19日付で東電HPにも、報道機関へのメール内容が掲載されていた。
19日午前9時過ぎ、大熊町の福島第1原発で、空の雨水用貯水タンク(直径9m)の天板の上で作業をしていた会社員の釣さん(55)が、天板の点検口(縦1m、横0.8m)から約10m下のタンクの底に転落、搬送先の病院で20日未明に多発外傷で死亡した。
釣さんは、汚染水タンクを囲む堰にたまった雨水の移送先のタンク内で、東電社員ら2人とともに、タンク水張り試験後のタンク内面止水処理の点検中、内部が暗かったため、タンク内を明るくしようと2人をタンク内に残し、外からタンクの天井に1人で上がり、天板の点検口の蓋(重さ51kg)を開けようとしてバランスを崩し、蓋とともにタンク内部に墜落したとみられるという。
釣さんは作業経験が豊富なベテランで、安全管理の担当者だった。
第一原発の小野所長によると、重さ51kgの天蓋を開けるのは通常、作業員2人で行うが、作業員が休憩中だったため、釣さん1人で行った。
しかも、本来なら装着すべき安全帯もつけていなかった。
東電によると、蓋を開ける作業は想定外で、手順書への規定はなかった。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150120-OYT1T50136.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150120-OYT1T50058.html
http://www.asahi.com/articles/ASH1N32PDH1NULBJ001.html
http://mainichi.jp/select/news/20150121k0000m040092000c.html
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20150121ddlk07040081000c.html
http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015012001001752.html
http://www.minyu-net.com/news/news/0122/news5.html
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2015/1247472_6818.html
(2015年2月9日 修正1;追記)
2月2日に東京電力からプレスリリースされた資料に、事故時の詳しい状況などが掲載されていた。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu15_j/images/150202j0301.pdf
2014年10月31日付で伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月31日22時12分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前9時ごろ、明和町八木戸のコンクリート製造工場「F社工場」で、同社の協力会社社員の男性(53)が砂を貯蔵するサイロに転落したと、119番があった。
男性は、約10時間後に心肺停止状態で救出され、松阪市内の病院で死亡が確認された。死因は窒息死。
警察などによると、サイロは円筒状で、直径約10m、高さ約22m。生コンクリートの原材料となる砂を貯蔵していた。
当時、サイロに砂を送り込むベルトコンベヤーを整備していた。
同僚の男性(61)が転落を発見した。
同僚の男性は同日8時半ごろ、死亡した男性から、「足場の板をサイロに落としてしまった」と電話を受けて以降、連絡が取れなくなったことから、付近を探していた。
消防の救助隊が到着した際、男性は体のほとんどが砂に埋もれた状態だった。
このため隊員らは、サイロ上部から約10m下の砂地に内部のはしごで降下。
スコップで砂をかきだして、男性を引き上げた。
砂が崩れやすく、救出作業に手間どったという。
「富士ピー・エス」の男性役員(54)は、取材に「日々の朝礼で作業の打ち合わせはしており、危険予知活動は徹底している。安全管理に問題はなかった」と話した。
警察は、男性が板を拾おうとして砂に足を取られたとみて、事故の状況を調べている。
出典URL
http://www.isenp.co.jp/news/20141031/jiko01.htm
2014年6月19日付の毎日新聞宮城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後8時半ごろ、仙台市宮城野区の廃棄物処理会社「S社」の中間処理施設で、敷地内のマンホール内部に男性が倒れているのを社員が発見し、119番した。
男性は派遣社員(65)で、同僚らに引き上げられたが、間もなく死亡が確認された。
警察は、作業中に誤って転落した可能性があるとみて調べている。
警察によると、男性が倒れていたのは産業廃棄物を一時貯蔵するタンクの底で、直径約60cmのマンホール入り口から約5m下になるという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20140619ddlk04040328000c.html
6月19日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、終業後に男性の車が駐車したままなのを不審に思った同僚が、男性が働いていた貯留槽を確認し発見した。
男性は、1人でホースでアイスクリームに水をかけ、貯留槽に流し込む作業をしていたという。
2014年6月7日20時27分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前9時すぎ、大阪府守口市佐太中町のリサイクル作業場で、古紙をプレスして固める機械に作業員の男性(24)が挟まれ、死亡した。
警察によると、機械は高さと幅がそれぞれ約5m、奥行きが約10mの箱形。
機械の上に乗り作業していた男性の姿が見えなくなり、同僚が通報した。
圧縮された古紙ブロックの中から遺体が見つかった。圧死とみられる。
警察は、機械の中に何らかの原因で転落したとみて、調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140607/waf14060720270022-n1.htm
2014年5月22日12時27分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月23日付の朝日新聞岩手全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後3時半ごろ、奥州市にあるJA江刺中央のカントリーエレベーターで、もみ殻倉庫にあるもみ殻の排出口を開けたところ、農業の男性(30歳)がもみ殻に埋まったままの状態で死亡しているのが見つかった。
警察によると、男性は21日の朝、もみ殻を買いに行くと自宅を出たという。
しかし、昼になっても戻らなかったため、不審に思った家族がJAに相談し、カントリーエレベーターの施設内を探していて、亡くなった男性を見つけたという。
もみ殻倉庫は、およそ10mの高さで、倉庫の上の方にはもみ殻の搬入口があるほか、側面には階段もついていたが、倉庫の中に落ちる危険性があるため、通常は立ち入りが禁止されているという。
男性に目立った外傷はないということで、警察では事件性は低いとみて、倉庫の中で死亡した原因について調べている。
警察によると、男性は、もみ殻を肥料にするため、朝から何度か軽トラックで訪れ、1人で搬出作業をしていた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044627911.html?t=1400790243385
(ブログ者コメント)
詳細は不明だが、立ち入り禁止場所に立ち入ったために起きた事故だった可能性もあるかと思い、紹介する。
(2014年7月5日 修正1 ;追記)
2014年5月22日付の岩手日報紙面に、やや詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
もみ殻庫の中から窒息のような状態で見つかったと119番通報があった。
もみ殻庫は、コメを玄米にする際に出るもみ殻を保管する巨大な施設。高さ約10mで、当時はもみ殻が4mほど保管されていたという。
男性は、施設外側のはしごを上り、天井部分の点検用の扉から落ちたとみられる。
農協は、職員以外のもみ殻庫立ち入りを禁止していた。
同農協は、もみ殻庫のはしごを一部撤去するなど、再発防止策を実施する方針。
小沢組合長は、「注意を喚起していたが、十分に配慮すべき点もあったと認めざるをえない。再発防止に力を入れる」としている。
2013年12月20日13時52分と12月21日0時45分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前9時25分ごろ、名古屋市中村区名駅3のJR名古屋駅前の「大名古屋ビルヂング」の建て替え現場で、コンクリートを製造するプラントの調整をしていた40代の男性作業員が生コンを撹拌する機械に転落、機械に巻き込まれた。
他の作業員に救出されたが、搬送先の病院で死亡した。
警察によると、事故があったのは2階建てのプラントで、2階部分からセメントと土を入れてコンクリートを作っていた。
作業員が機械に巻き込まれるのを別の作業員が目撃した。
大名古屋ビルヂングは、三菱地所が5月に新築工事を開始。2015年10月末に高さ約174.7mの高層ビルの完成を目指している。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013122090135214.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013122190004511.html
2013年12月6日付で朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、12月6日付の千葉日報紙面にも、同主旨の記事が掲載されていた。
5日午後2時すぎ、市川市南八幡2丁目の県企業庁葛南工業用水道事務所で、点検作業をしていた会社員の男性(55)が誤って処理施設のタンクに落下し、1時間半後に死亡した。
警察は、窒息死したものとみて調べている。
警察などによると、男性は5日午前から工業用水の浄水施設を検査していた。
男性は、汚泥の水と土を分離する、高さ2.8m、横5.1m、縦3.1mのタンクの上部で検査していたという。
タンク内を確認する穴から転落したという。
警察によると、穴は直径60cmの円形。穴を覆っていたベニヤ板の上に誤って乗ったところ、板がしなり、その隙間から落下した。
県企業庁によると、本来の蓋があるものの、重いために数年前からベニヤ板で代用していた。
同庁は、「これまで運用で問題なかったため、容認していた。事実関係を確認の上、今後の対応を考えたい」としている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。