2016年10月21日付で毎日新聞茨城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日正午ごろ、神栖市東和田の石油精製会社「鹿島石油」鹿島精油所構内で施設から炎が出ているのを職員がみつけ、119番した。
警察や同社によると、同日午後3時15分ごろ鎮火し、けが人はいなかった。
午前11時50分ごろ、千葉県北東部を震源とする震度4の地震があり、職員が安全点検していた。
同社によると、出火した装置では、ナフサという燃えやすい液体からガソリンなどを抽出している。
地震の影響で装置の塔の一部に亀裂が入り、漏れたナフサが原因で火災が発生した可能性があるとみている。
出典
『火災 精油所で 地震が原因か 神栖・鹿島石油』
http://mainichi.jp/articles/20161021/ddl/k08/040/223000c
(ブログ者コメント)
「塔の一部に亀裂発生?」という報道だが、「フランジが緩んだ」ということかもしれない。
ただ、亀裂にせよ、緩みにせよ、震度4ぐらいで漏れるようでは困る。
他に特別な理由でもあったのだろうか?
(2016年11月18日 修正1 ;追記)
2016年10月21日付の茨城新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。 (こちらの情報のほうがありそうな話なので、タイトルもこの情報に合わせて変更した)
警察などによると、燃えたのは原油を精製してできるナフサとみられ、約3時間15分後に鎮火した。
警察は、直前に発生した地震の影響で配管からナフサが漏れ出し発火した可能性もあるとみて、出火原因を調べている。
警察などによると、出火したのは、化学物質を製造する第3接触改質装置の区域。
同装置は屋外にあり、出火したのは同装置から出ている配管。
同社によると、装置は焼けていないという。
同社によると、火災後、所内の全ての装置を停止したという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。