2014年3月11日18時56分にNHK松江から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月12日8時4分に読売新聞から、3月12日付で朝日新聞島根版(聞蔵)から、3月13日付で島根日日新聞からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
10日、松江市の自動車専用道路で、緊急走行をしていた松江市北消防署のトラックの荷台から救助用の大型の安全マット2枚が落下し、後続の乗用車やトラックなどあわせて6台が衝突する事故があった。
この事故で、乗用車を運転していた女性2人が軽いけがをして、病院で手当を受けた。
松江市北消防署の石飛消防長が11日松江市役所で会見を開き、明らかにした。
それによると、10日午後8時頃、松江市矢田町の自動車専用道路の「松江道路」で、緊急走行していた松江市北消防署の4トントラックの荷台から救助用の安全マット2枚が落下し、うち1枚に後続の乗用車と軽乗用車、トラック合わせて5台が衝突し、さらに乗用車1台が乗用車に追突した。
この事故で、乗用車を運転していた2人の女性が首などに軽いけがをして、病院で手当を受けた。
落下した安全マットは衝撃吸収用で、縦2m30cm、幅1m80cm、高さ50cm、1枚の重さがおよそ50kgあり、樹上で命綱が絡まり動けなくなった作業員の男性を救助するため、運転の消防司令補(41)と消防士長(37)が乗り、マット4枚を積んで現場に運ぶ途中だったという。
現場到着後、マットが2枚しかないことに気付いたという。
安全マットは、シートをかけたり荷台にロープで固定したりするなどの落下防止策をとっていなかったということで、その理由について石飛消防長は、「隊員は救助現場に早く行こうと焦っていた。重たいものなので落ちることはないと考えていた」と説明した。
その上で、石飛消防長は、「高速道路上の事故で責任は重い。緊急時でも安全対策を怠るのはあってはならないことで今後、2度と起こらないよう再発防止に努めたい」と謝罪した。
同消防署によると、マットの積載についてはシートやロープを使うよう周知していたが、それを記載したマニュアルはなく、荷積みも運転手など複数の隊員で行うという。
今後、落下防止のマニュアルを作るという。
警察では、運転していた消防司令補(41)について、道路交通法違反の疑いで調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4035879041.html?t=1394570620601
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140311-OYT1T00946.htm
http://www.shimanenichinichi.co.jp/kiji/show/30259
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。