2024年2月3日23時18分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2023年に埼玉県警が受理した110番の7件に1件が、呼び掛けても反応がない「無応答」だったことがわかった。
スマートフォンの自動通報機能で意図せずに通報しているケースが多いとみられる。
無応答は10万205件に上り、22年の1・6倍、21年の2・7倍へと近年急増している。
緊急の対応に支障を来す恐れもあり、県警はスマホの設定の確認を呼びかけている。
県警通信指令課の発表によると、23年の110番は77万1388件。
前年を6万457件(8・5%)上回って平成以降で最多だったが、無応答が3万8677件(62・9%)増と、前年からの増加分の半数以上を占めた。
昨年12月下旬、狭山市内からの110番では、同課員が「事件ですか、事故ですか」と尋ねても雑音や小さな声しか聞こえず、発信元にかけ直してもつながらなかった。
安否を確認しようとスマホ所有者の家族に電話をかけると、本人は市内の体育館にいた。
警察官が駆けつけたところ、ポケットの中から自動で発信されていたことが判明。
通報から約80分後の「解決」だった。
無応答のケースでは、カバンやポケット内で何かがボタンに触れてしまい、自動通報機能が作動するケースが多い。
21年にリリースされた「アンドロイド12」以降の基本ソフトに追加された機能で、スマホの電源ボタンが5回以上連続して押されると、緊急連絡先に自動発信する。初期設定は「110」だ。
万一の際の有効な通報手段だが、機能自体を知らない人も多い。
オンとオフは手動で切り替えられる。
同課の竹村次席は「必要に応じて設定を見直し、スマホを使ってほしい。警察官からの折り返しの電話にも『間違いだった』と言ってもらえると助かる」と話している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240203-OYT1T50064/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。