2024年1月10日19時34分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後2時半ごろ、北九州市八幡東区清田で、道路の掘削作業を行っていた北九州市若松区の会社員、太平さん(男性、51歳)がコンクリートや砂利の下敷きになりました。
太平さんは搬送先の病院で手当てを受けていましたが、およそ2時間後に亡くなりました。
警察によりますと、太平さんは水道管工事のため、地面に掘られた穴の中で作業を行っていたところ、崩れ落ちてきたコンクリートや砂利の下敷きになったということです。
掘られた穴は幅がおよそ50センチ、長さはおよそ4メートル50センチ、深さはおよそ1メートルで、現場には太平さんを含めて7人が工事に従事していましたが、穴の中で作業をしていたのは太平さんだけだったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20240110/5020014864.html
1月10日21時30分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、穴の内側のコンクリート(厚さ30cm)が倒れてきたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後2時半ごろ、北九州市八幡東区清田の下水道工事現場で、「作業員にアスファルトがかぶさって動かせない」と消防に通報がありました。
北九州市若松区の会社員、太平さん(男性、51歳)が病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
太平さんは水道管の移設のため、深さ1メートルの穴の中で作業していたところ、穴の内側のコンクリートが倒れて下敷きになったということです。
倒れたのは縦160センチ、横50センチ、厚さ30センチほどの大きさで、警察はコンクリート、市はアスファルトと発表しています。
警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて、工事の関係者に話を聞くなどして事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d5e4b4467c6e41edaea1a72fffae53de58f0957
(2024年9月1日 修正1 ;追記)
2024年8月30日18時18分にNHK北九州からは、現場では下水道工事と、それに伴う水道管移設工事が違う業者で行われており、全体の安全管理を統括する業者は指名されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
工事を発注した北九州市上下水道局は、法律で義務づけられている工事全体の安全衛生管理を統括する業者の指名を行わなかったとして、今月13日に労働基準監督署から是正勧告を受けたことを30日、明らかにしました。
上下水道局によりますと、現場では下水道の工事と、それに伴う水道管の移設の2つの工事が行われていて、上下水道局の2つの部署がそれぞれ別の業者に発注していたため、全体の安全衛生管理を統括する業者を指名していなかったということです。
上下水道局は30日付けで労働基準監督署に対し、職員への周知徹底を行い再発防止に努めることなどを報告しました。
北九州市上下水道局は「作業員が亡くなる残念な事故が2度と起きないよう、安全管理を徹底していく」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20240830/5020016400.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。