2024年1月13日18時8分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日朝6時すぎ、長崎県松浦市の調川港に係留していたタグボート「第三十一明神丸」の船長から「船から人が落ち、引きあげることができない」と第7管区海上保安本部に通報がありました。
転落したのは、作業船を移動させるために横付けしていた船の乗組員の男性で、消防によっておよそ20分後に引きあげられましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
伊万里海上保安署によりますと、死亡した乗組員は、ほかの乗組員2人と無線で連絡を取りながら作業を進めていましたが、途中で連絡が途絶えたため、乗組員2人が作業場所を確認したところ、海に浮かんでいるのを発見したということです。
死亡した乗組員は救命胴衣を身につけていなかったということです。
海上保安署では、乗組員から話を聞くなどして当時の状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240113/5030019860.html
1月13日18時56分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、係留中の台船を汽船に横付けして移動させるため台船に乗り込み出港した直後に海に落ちたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日朝、松浦市調川港で、汽船でじまの船員が海に転落し、死亡する事故がありました。
死亡したのは、長崎市に住む汽船でじまの機関員 森川さん(39)です。
事故があったのは松浦市調川港です。
伊万里海上保安署によりますと、森川さんは午前5時40分ごろ、港に係留中の台船を汽船でじまに横づけして移動させるため、台船側に乗り込み、出港しました。
その直後、汽船の船長が無線で連絡しましたが応答がなかったため、付近を捜索したところ、海に落ちた森川さんを発見したということです。
森川さんは駆けつけた消防隊に救助されましたが、午前7時30分ごろ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
救命胴衣は着用しておらず、溺死だったということです。
海保は事故の原因について詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/73eb4f77b3213c1e9225cf26e48ecf566fbea2fc
(ブログ者コメント)
2報道を見ても、状況はイマイチ不明。
ただ、こういった作業時には救命胴衣着用が常識の筈。
なぜ着用していなかったのか?誰も注意しなかったのか?
その点が気になった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。