2024年11月9日9時2分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
沼津労働基準監督署は11月8日、プレス機械の危険防止措置を怠り、従業員を死亡させたとして、機械器具製造業の法人と同社製造部の課長を書類送検しました。
労働安全衛生法違反などの疑いで、書類送検されたのは、神奈川県横浜市に本社がある冷蔵・冷凍ショーケースなどを製造する会社法人と事故が起きた同社御殿場事務所の製造部課長です。
沼津労基署などによりますと、2024年2月15日午後、静岡県御殿場市の同社工場内で、男性従業員(当時37)が「タレットパンチプレス」と呼ばれるプレス機械を使い、金属加工作業を行っていたところ、往復運動する機構の一部と接触し、死亡しました。
労働安全衛生法では、事業者には、機構が危険を及ぼす場合は、覆いや囲いなどを設けることなどが規定されていますが、その危険防止措置を講じなかった疑いがあるということです。
警察によりますと、男性は鉄をプレス加工する機械の近くで、頭にけがをした状態で仰向けに倒れていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7a2e235584752c116e5decc175218885f8f413
(2024年11月23日 修正1 ;追記)
2024年11月22日13時14分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、プレス機械のストローク端に危険防止措置が講じられていなかった、課長らが労安法違反容疑で書類送検されたが不起訴になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡県御殿場市の工場で2月に発生したプレス機械による死亡事故で、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されていた横浜市に本社を置く会社の御殿場事業所と製造部課長について、静岡地方検察庁沼津支部は11月21日付けで不起訴処分としました。
11月21日付けで不起訴処分となったのは、横浜市に本社があるショーケースなどを製造する会社の御殿場事業所と、同事業所に所属する製造部課長です。
この事故は2月15日、御殿場市内の工場で「タレットパンチプレス」と呼ばれるプレス機械を使用中、当時37歳の従業員が機械の一部と接触して死亡したもので、プレス機械のストローク端が労働者に危険を及ぼす恐れがあったにも関わらず、適切な危険防止措置を講じなかったとして、事業所と製造部課長が11月8日に書類送検されていました。
地検沼津支部は、今回の不起訴処分の理由について明らかにしていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/491a58b9fcd863fc5f1f0886f81de5a826ea0bb0
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。