本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年11月5日9時16分に秋田魁新報から、同日20時18分と7日19時5分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙北市民会館のホールで3日午後3時25分ごろ、地元中学校の吹奏楽部が演奏会を開催中、石こうボードの一部が高さ約6.8mの天井から落下し、観客席にいた同市の60代女性を直撃した。女性は左肩鎖骨骨折のけが。
同館はこの事故を,翌4日になって警察に通報した。
同市教育委員会によると、女性を直撃した石こうボードは長さ約50cm、幅約30cmとみられる。女性は会館の職員が車で市内の病院に運んだ。
ホールには当時、観客が300人ほどいたが、他にけが人はいなかった。
警察が石こうボード落下の原因を調べている。
市民会館は築30年ほど。職員が演奏会の前に天井を目視で点検した際、異常は確認されなかったという。
市教委は「当方の管理上の問題であり、被害に遭った方には大変申し訳ない」と陳謝。警察への通報が翌日になったことについては「被害者への対応に追われ、遅れてしまった」と釈明した。
事故当時、場内は騒然となったが、事故後も席を一部移動させただけで、演奏会は続けられたという。 館長は、「私がけが人を病院に運んでいる間に現場の職員の判断で続けたようだ」と話している。
7日に開かれた市教委臨時会議では、警察への通報遅れや安全確認せずに演奏会を続けたこと、責任者である館長が現場を離れたことなどを糺す意見が相次いだ。
市教委では、こうした事故の際の対応マニュアルを作る意向を示した。
また、東日本大震災対応は職員による目視確認だけだったことも明らかになり、市教委の所有する施設を至急点検せよとの意見も出された。
出典URL■■■
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(ブログ者コメント)
報道によると、この館長、「けが人の対応で頭がいっぱいで動揺していた」と話しているという。 まさかの事態に動揺したことはわかるが、館長たる者、非常事態発生時には現場で指揮命令することが職務であり、自分が動いてはいけない。
一方、このような施設だと火災非難訓練などが行われていて、非常時の役割分担など、明確になっている筈。館長や従業員は、それに準拠して行動すればいいだけの話しだ。
新たに対応マニュアルを作るらしいが、どんなマニュアルを作ろうというのだろうか?
(2011年11月10日 修正1 ;追記)
2011年11月9日16時49分に読売新聞から、今後は既存の「危機管理マニュアル」に個別対応などを盛り込んでいく旨、ネット配信されていた。
市教委は、事故後の判断や対応に甘さがあったとして、市教委の「危機管理マニュアル」を見直し、施設の種類ごとに具体的な対応方法を盛り込むことを決めた。
市教委には、既に学校、社会教育施設、社会体育施設などを対象にした危機管理マニュアルがあるが、職員の心構えや連絡体制などが中心となっている。
部長は、読売新聞の取材に対し、「施設の種類ごとに、危機発生時に個別・具体的な対応を盛り込む必要がある。近く作成を指示する」と話した。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
この報道からみる限り、火災対応など具体的なマニュアルは作られていなかったようだ。
火災以外、地震への備えも必要な筈。その辺、どう考えていたのだろう?
(2011年11月13日 修正2 ;追記)
2011年11月10日19時5分にNHK秋田から、その後の動きなどについて下記趣旨でネット配信されていた。
仙北市議会の教育民生委員会で、今月3日、事故について話し合われた。
この中で教育委員会側は、7日の会議で提出した報告書のなかで、「事故当時、周辺にいたのはけがをした女性1人だった」としていたが、実際には中学生7人にも石こうボードの破片があたったなどと、報告書の内容を修正したことを明らかにした。
また、建設業者が行った調査結果も報告され、今回の事故は、天井の石こうボードが劣化していたうえ、過去の地震が影響して落下したと見られるとしている。
これを受けて教育委員会側は、今後、すべての石こうボードを取り替え、万が一のときに備えて、石こうボードの下に金網を設置する予定だと明らかにした。
またこの日は市民会館のホールが公開され、天井の後方部分に長方形の大きな穴が開き、石こうボードが落下した周辺にはロープが張られていた。
市の教育委員会では今月19日に予定していたホールでの会議を予定通り開きたいとしていましたが、修理が終わるまですべての予定を中止するとしている。
出典URL■■■
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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