







2024年4月11日8時35分に高知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知海上保安部は10日、高知新港内に許可なくコンクリートブロックを設置したとして、高知市仁井田の建設会社「D」と工事責任者の男性(61)を、港則法違反容疑で高知地検に書類送検した。
送検容疑は2月9日、同港内に縦、横ともに3・3メートル、高さ2・2メートルのコンクリートブロックを、高知港長の許可なく設置した疑い。
同保安部によると、同11日未明に港内で小型漁船がブロックに乗り上げる事故が発生。
調べたところ、2月末まで県発注の防波堤改修工事を行っていた同社が、工事用の船を固定するためにブロックを設置したことが分かったという。
設置場所は水深約3メートルの海域で、ブロックは海中に隠れ、照明などの目印はなかった。
事故によるけが人はいなかった。
ブロックは既に撤去されている。
調べに対し、同社側は「(船の)いかりを下ろす手間を省くためだった」などと話しているという。
本紙の取材に対し、同社は「まだ事実関係が確定していないので、現時点でのコメントは差し控えたい」としている。
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/735539
2024年4月16日17時25分にmBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府福知山市が管理する公園のブランコの板が外れ、10歳の女の子が手の指を骨折していたことが分かりました。
福知山市によりますと、12日、市営住宅「岡ノ山団地」の中にある公園のブランコの板が外れているのを団地の住人が確認しました。
市が確認したところ、ブランコの鎖と板を固定するナットが外れていて、すぐに使用禁止としましたが、15日に「子どもがブランコで遊んでいて骨折した」との連絡が市に入ったということです。
近くに住む10歳の女の子が左手の薬指を骨折したということで、地面に落ちた際にけがをしたとみられています。
このブランコは昭和59年に設置。
市は8年前に市内の市営住宅にある公園16か所の点検を業者に委託して実施しましたが、今回の事故を受けて市が調べたところ、この公園だけ点検されていなかったことが分かりました。
市と業者との情報共有に不備があったとしています。
市では15日に市内にあるすべての団地の公園の遊具の点検を行ったということで、今後、女の子と保護者に謝罪するということです。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240416/GE00056811.shtml
4月16日20時54分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、当該公園は点検リストから漏れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月11日の夕方、市営住宅岡ノ三団地の公園で、10歳の女子児童がブランコで遊んでいたところ、座板が外れて転落し左手の薬指を骨折する事故がありました。
翌日には団地の住民から「座板が外れている」と連絡を受けて職員がブランコを使用禁止にしていましたが、15日に女の子の母親から市に連絡があり、事故があったことが判明したということです。
この公園のブランコは1984年に設置されたもので、何らかの原因でこの公園が点検リストから漏れていたことから、8年前を最後に点検ができておらず、老朽化が進んでいました。
建築住宅課の担当者は女の子の保護者に謝罪する予定で、今後は点検リストに漏れがないか確認し、遊具の点検頻度を上げるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4187bf3d0103400052d957281b12ab2eb27ef549
2024年4月11日18時35分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄製のかごは高さが約4メートルあるといいます。
これが突然、上から降ってきたのです。
事故が起きたのは11日午前6時45分ごろ。
場所は神戸市のポートアイランドです。
その時刻、大型トラックが会社の敷地から道路に出ようとしていました。
そのトラックのコンテナの上に鉄製のかごが乗っていたのです。
そしてトラックが右折した時、かごがコンテナの上から落下。
道を歩いていた60代くらいの男性に直撃しました。
男性は下半身が挟まれた状態で発見され、頭などを強く打って意識不明の重体です。
通報したのはトラックを運転していた服部容疑者(男性、61歳)。
過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されました。
警察の調べに「十分に確認せずに発進してしまった」と容疑を認めているといいます。
鉄のかごは固定されておらず、警察はコンテナの上に乗せて作業した後、下ろし忘れた可能性があるとみています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7ad9dc431aed998b2294c794869e8d9ca592c1c
4月11日9時19分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、カゴの大きさなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
調べによると、8トントラックの上にコンテナが積まれていて、さらにコンテナの上に、重さ約100キロ以上あるとみられる巨大な鉄製のカゴ(3m×3.5m×3m)を固定せずに乗せていたということです。
トラックが敷地を出て右折する際に上からカゴが落下して、近くを歩いていた男性が下敷きになったということです。
逮捕された運転手は「上を確認していなかった」と、容疑を認めているということです。
現場はポートアイランドの最南端付近で、神戸空港の近くです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a640b59a9188615b4d31683d17aaf6184ec82f3e
4月12日11時27分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、カゴの重さは900㎏、運転手はカゴを置いたのは自分ではないと話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日朝、神戸市中央区のポートアイランドの路上で、大型トレーラーからおよそ900キロの鉄製のカゴが落下し、下敷きになった60歳くらいの男性が意識不明の重体です。
警察は運転していた服部容疑者(61)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。
調べに対し、服部容疑者は容疑を認めている一方で、「コンテナを置いたのは自分ではない」と話しているということです。
警察は、12日朝、運転手の勤務先の会社の家宅捜索を行い、資料などを押収しました。
今後、会社についても管理責任が不十分だった恐れがあるとして、業務上過失致傷の疑いで調べを進める方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e578f773394d2ef46071d099de941d9f04d5f9c5
(ブログ者コメント)
開いている後部扉からタイヤが見える、そのコンテナの上にカゴが乗っていた模様。
(2024年5月3日 修正1 ;追記)
2024年4月28日12時40分にNHK NEWS WEBからは、前日に別作業員が作業の邪魔になるからとカゴを乗せていた、過去にもやったことがあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
警察のその後の捜査で、事故の前日に、トレーラーが止まっていた運転手が勤める会社の作業場で、別の従業員がフォークリフトを使ってかごをコンテナの上に載せる様子が防犯カメラに写っていたことが分かりました。
この従業員は、警察に対し「作業の邪魔だったので載せたが、降ろすのを忘れていた」と話しているということです。
トレーラーの運転手は、調べに対し「確認が不十分だった」と供述しているということで、警察は、運転手がかごに気付かず、そのまま発進したことが事故につながったとみて、詳しいいきさつを調べています。
また、かごを載せた従業員は「一時的にコンテナの上に載せることは過去にもあった」と話しているということで、警察は、安全管理に問題がなかったかどうかについても捜査を進めています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240428/k10014435681000.html
4月28日22時36分に読売新聞からは、作業場が狭くタイヤ積み込みの邪魔になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査関係者によると、別の従業員が10日夜、フォークリフトでタイヤをコンテナに積み込む作業をしていた際、ラックをトレーラーに載せたと説明。
「作業場が狭く、ラックが作業の邪魔になった」と話しているという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240428-OYT1T50091/
4月28日20時15分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、会社の管理責任不十分?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後の捜査で、事故の前日、別の従業員がフォークリフトを使ってコンテナの上にカゴを載せる様子が防犯カメラに写っていたことが分かりました。
警察は、会社の管理責任が不十分だった可能性もあるとみて詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec21373cedc9679af685d404c33c48f452093963
5月1日21時13分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、ラックは電線に接触して落下した、ラックを荷台に載せたのは外国籍の従業員だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸水上署などによると、中古車販売会社「Jトレーディングカンパニー」の敷地からトラックが車道に出た際、荷台のコンテナの上に固定されずに置かれたラック(重さ約900キロ)が電線に接触し落下。
歩いていた男性(60)が下敷きとなり、現在も意識不明の状態という。
男は逮捕時の調べに「ラックが荷台にあることに気付かず出発した」と話していた。
捜査関係者によると、同社に勤める外国籍の男性従業員が、任意の調べに「作業スペースを確保するためにラックをトラックの上に置き、降ろし忘れた」という趣旨の供述をしたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/43a3bbab59c2d98520500c918d4b678c4834e92f
(2024年6月13日 修正2 ;追記)
2024年6月12日19時43分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、カゴをコンテナ上に載せることがあることを運転手も認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われたトラック運転手の男(61)=神戸市=に対する初公判が12日、神戸地裁(入子光臣裁判官)であった。
男は起訴内容を認め、検察側は禁錮2年を求刑し、即日結審した。
・・・
検察側の冒頭陳述などによると、この会社では従業員らがコンテナ内に中古タイヤを搬入する際、作業スペース確保のため、タイヤを保管するラックをコンテナ上に載せることがあったという。
検察側は「被告人も認識していた」とし、「目視等で点検を行えばラックを発見することは可能だった」、「点検を怠ったのはあまりに軽率」と指摘した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d5fc818549163ac89e817ada4b57c9b20d403be
(2024年7月11日 修正3 ;追記)
2024年7月10日19時37分に産経新聞からは、コンテナの上からラックを下ろし忘れた作業員が逮捕された、運転手は執行猶予付きの有罪判決を受けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
前日に荷台のコンテナからラックを降ろし忘れたとして、神戸水上署などは10日、業務上過失傷害の疑いで、同社に勤務するアフガニスタン国籍のサナウラ容疑者(27)=同区旗塚通=を逮捕した。
容疑を認めている。
トレーラーを運転していた男は今月、自動車運転処罰法違反(過失傷害)罪で、禁錮2年、執行猶予3年(求刑禁錮2年)の有罪判決を受けた。
https://www.sankei.com/article/20240710-SR7XVP7NNJJT7JR26KCQI3FDIM/
(2024年11月4日 修正4 ;追記)
2024年11月1日12時43分にNHK兵庫からは、被害者は右目を失明した、作業の実態を把握せず安全管理を怠ったとして支店長と会社が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づきタイトルも修正した)
・・・歩行者の男性が右目を失明するなどの大けがをしました。
警察によりますと、作業場では以前から、従業員らが作業スペースを確保するためにかごをフォークリフトでコンテナの上に一時的に載せることがあり、夜通し放置することもあったということです。
その後の捜査で、作業場の責任者を務める自動車販売会社の30歳の男性支店長が、こうした実態を把握していなかった疑いがあることが分かりました。
警察は、安全管理を怠ったことが事故につながったとして、支店長を1日、業務上過失傷害などの疑いで書類送検しました。
また、この支店では、法律で定められた、フォークリフトを用いた荷物の積み降ろしなどに関する作業計画を作成していなかったことも分かったということで、警察は、支店長と法人としての自動車販売会社について、労働安全衛生法違反などの疑いでも書類送検しました。
これまでの任意の事情聴取に対し、支店長は容疑を認めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20241101/2020026857.html
10月31日20時46分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、支店長は事故にならなかったら大丈夫と思っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査関係者によると、書類送検容疑は、危険防止に必要な作業計画を策定せず、道交法で義務化されている「安全運転管理者」を配置しなかった疑い。
作業場にラックが乱雑に置かれるなど職場環境が悪化していたにもかかわらず、改善せずに従業員を働かせたとみられる。
調べに支店長の男性は「事故にならなかったら大丈夫という甘い考えで業務管理をしていた」などと容疑を認めているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9108e83d6286b98b480bdee7e0ade66eb8a18679
11月1日12時18分にYAHOOニュース(rkb毎日)からは、支店長は現場に任せていればよいと思っていたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察の調べに対し支店長は「現場の作業員任せにしていればよいと思っていた」などと容疑を認めているということです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1525776?display=1
2024年4月10日15時42分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後5時30分ごろ富山県射水市にあるN鋼業富山製造所内で、鋼材の製造中に、市内に住む会社員、太田さん(男性、52歳)が、コンベアに引っ掛かった製品を取り除こうとした際、バランスを崩して高温の鋼材の上に転倒しました。
太田さんは厚生連高岡病院に救急搬送されましたが、右ひじなどをやけどをする重傷のもようです。
警察が詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9caaebe76a449d78b00c8ce79c748861694473d
2024年4月9日20時43分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日正午すぎ、佐世保市平瀬町にあるアメリカ海軍佐世保基地から、「日本人の作業員が船のタンク内に落下した」と消防に通報がありました。
消防などが駆けつけたところ、アメリカ海軍の大型船に横付けされた汚水処理船のタンク内で、男性作業員2人が倒れているのが見つかり、意識がない状態で市内の病院に搬送されましたが、いずれも死亡が確認されました。
警察が調べたところ、亡くなったのはいずれも佐世保市名切町の、会社員、佐々原さん(54)と船上作業アルバイトの濱田さん(33)と確認したということです。
2人は大型船から生活廃水を抜き出す作業をしていたとみられるということです。
佐世保市基地政策局によりますと、当時、現場では何らかの原因で硫化水素が発生していたとみられるということで、警察が詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240409/5030020521.html
4月10日付で毎日新聞からは、タンク高さは約5m、米軍消防がタンク内で硫化水素を検知したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後0時10分ごろ、長崎県佐世保市平瀬町の米海軍佐世保基地から「作業員2人が約5メートルの高さがあるタンク内に落下している」と119番があった。
いずれも心肺停止状態で救急搬送されたが、その後、死亡が確認された。
同署によると、2人は艦船の生活排水を回収していた。
同日午前11時半ごろ、排水をためていたタンク内に2人が浮いているのを、別の作業員が見つけたという。
市消防局によると、現場ではガス臭がし、米軍消防がタンク内から硫化水素を検出した。
https://mainichi.jp/articles/20240410/ddp/041/040/001000c
4月9日21時0分に読売新聞からは、米軍側が救助し消防が病院に搬送したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
汚水処理船内のタンクで、日本人作業員2人が浮いているのを別の作業員が発見。
米軍側が救助し、消防が病院に搬送したが、間もなく死亡が確認された。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240409-OYT1T50145/
4月10日18時4分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、タンク内ではシアン化水素も検出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人は病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。
これまでに死因は明らかになっていませんが、駆け付けた消防隊によりますと、タンク内で硫化水素とシアン化水素の2種類の有毒ガスを検出したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/55790579860f1c63fbab0ae243cfceaa7e44c171
(ブログ者コメント)
生活排水からシアン化水素が検出されるなど、聞いたことがない。
米軍艦船内での汚水処理方法に問題あり?
2024年4月9日17時42分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前11時半ごろ深山公園で、県内に住む30代の男性が木製ステップの遊具に乗っていたところ、13センチ四方で高さ50センチほどの木材の根元部分が腐食していて折れました。
男性はひじから地面に落ち、左ひじを骨折したということです。
深山公園の遊具については、玉野市が去年10月に年1回の定期点検を行っていましたが、今回壊れた遊具については、腐食はしているものの、ぐらつきがなかったため利用を続けていたということです。
市は今回の事故を受けて、壊れた遊具の近くにある木製の遊具も使用禁止にしました。
また、市が管理するこのほかの公園でも緊急点検を行い、両児山公園の遊具2基と、玉原親水公園の遊具1基でも腐食などが見つかったことから使用禁止にしたということです。
玉野市都市計画課は、「事故が発生し、けが人も出ているので申し訳なく思う。再発防止のため、点検の際には腐食が進んでいないかなども注意して確認したい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20240409/4020020004.html
4月9日20時24分に山陽新聞からは、昨年10月の点検時にぐらつきが指摘された箇所は撤去していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
玉野市は9日、同市田井の深山公園で腐食した木製の遊具が壊れ、家族連れで遊んでいた30代男性が骨折したと発表した。
市は、事故のあった遊具を使用禁止にし、木製遊具がある市管理の全ての公園で緊急点検を行う。
破損したのは園内の「わんぱく広場」にあるアスレチック遊具で、木製の柱(高さ約50センチ、13・5センチ四方)の上に乗って遊ぶ。
8日午前11時半ごろ、男性が柱に乗ったところ根元から折れ、転倒して左肘を骨折した。
手術を予定しているという。
一緒に遊んでいた子どもは無事だった。
市によると、遊具は1994年ごろ設置。
昨年10月に点検し、ぐらつきが指摘された箇所は撤去したが、事故のあった柱は一部が腐食していたものの、ぐらつきがなかったため、一般開放していた。
https://www.sanyonews.jp/article/1538142
2024年4月7日13時25分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山形県内初のご当地サーモン「ニジサクラ」の幼魚飼育を担う公益財団法人「県水産振興協会」(鶴岡市)が、余った幼魚約1000匹を鶴岡市の赤川支流に放流していたことが、県や同協会への取材でわかった。
ニジサクラは誕生したばかりで自然界への影響がわからず、県のマニュアルでは放流しないよう定めていた。
ニジサクラはニジマスとサクラマスを交配させ、当時の県内水面水産試験場(米沢市)で2017年に誕生した養殖用の品種。
同協会は県から委託を受け、内水面水産センター(遊佐町)で幼魚を育て、県内の養殖業者に出荷している。
同協会などによると、放流したのは昨年12月中旬。
複数の養殖業者から引き取りのキャンセルがあり、水槽の許容量の限界に達する恐れがあったため、500グラムほどまで育った幼魚約1000匹を赤川の支流・青龍寺川に放した。
そのままではどんどん大きく育つ上、降雪期では運搬も困難になると判断したという。
赤川では3月から、サクラマス釣りが解禁された。
釣り人のSNSへの投稿の中で、サクラマスとは外見が異なる魚の画像があったため、複数の釣り人から県に問い合わせがあった。
県が同協会に確認し、放流が発覚したという。
ニジサクラはすべて雌。
染色体の数が通常より多い影響で卵巣が発達せず、生殖能力はないという。
だが、品種誕生から日が浅く、自然界への影響の有無がわかっていないことから、県は「生産・出荷マニュアル」で自然界への散逸防止に努めるよう定めている。
一方、水産庁は、ニジサクラを含む人工的に作られた魚について、当初は国などの試験研究機関を除いて放流を行わないよう要領を定めていたが、生態系への影響が確認されなかったことから、2022年に廃止した。
同協会は、水産庁の要領を参考に、問題がないと判断したという。
県のマニュアルについては、養殖池での管理に関するものと解釈していた。
しかし、水産庁研究指導課によると、要領の廃止によって放流が推奨されるわけではなく、都道府県に適切な管理を求めているという。
同課の担当者は「ニジサクラの場合は、県がマニュアルを定めているので、それに従って管理すべきだった」としている。
県水産振興課は、交雑などで生態系に影響を与える可能性は低いとみているが、「埋却や焼却による殺処分が適切だった」とし、同協会にマニュアルの順守と再発防止を求めたという。
同協会の笠原・業務執行理事は「認識が甘かった。県などに広く対応について意見を求めるべきだった」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240404-OYT1T50009/
4月3日18時32分にYAHOOニュース(山形放送)からは、県のマニュアルはブランド魚としての流出防止のため放流しないよう求めている、水産庁は生殖能力のない魚について放流禁止ルールを廃止していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ニジサクラの生産や出荷を定める県のマニュアルでは、ブランド魚として流出を防ぐためにニジサクラを放流しないよう求めています。
一方で水産庁は、ニジサクラなどの人工的に掛け合わされた生殖能力のない魚の取り扱いについて、おととし、放流しても生態系への影響はないことが確認できたとして、放流を禁止したルールを廃止しています。
協会は、ルールの廃止に伴い、放流しても問題ないと判断したということです。
協会の担当者はYBCの取材に対し、「協会として独自に判断するのではなく、県に相談すべきだった」とコメントしています。
一方、県の担当者は、「生殖能力がないとしても自然界で何を食べるかが分かっていない」として、生態系への影響をまったくは否定できないとしています。
県は、もしニジサクラが釣れた場合は放流せず、どこで釣れたのかなど情報提供してほしいと呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3e44f05d85ff54d85af46ce0ffa4ceca9dd75f9
4月3日18時3分にNHK山形からは、県のマニュアルでは「いかなる場合も自然界に放たないよう努める」と定められているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「ニジサクラ」の生産方法などをまとめた県のマニュアルでは「いかなる場合においても自然界に放たないよう努める」と定められていることから、県は団体に対し、マニュアルを順守するよう指導しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240403/6020020183.html
(ブログ者コメント)
報道によれば、県のマニュアルでは放流禁止は「努力義務」になっているとのこと。
「いかなる場合でも」と定めているぐらいなら、なぜ一歩踏み込んで、「放流してはならない」と定めなかったのだろう?
2024年4月8日16時58分に信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後4時15分ごろ、千曲市上山田温泉2の宿泊施設「ホテルT」で、エレベーターの点検作業をしていた同市上山田温泉2の谷田さん(男性、65歳)が、6階からエレベーターに乗り込もうとしたところ、かごがなく、約20メートル下の1階に転落した。
長野市内の病院に運ばれ、両足の骨を折るなどの重傷。
千曲署などによると、谷田さんは同施設の経営者とみられ、事故当時、鍵を使ってエレベーターの扉を開け、乗り込もうとしたという。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024040800551
4月8日11時34分に長野放送からは、カゴは7階にあったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう午後4時すぎ、社長の65歳男性が、エレベーターを点検しようと6階部分の扉を開けたところ、あるはずの「かご」がなく、約20メートル下に落ちました。
男性は自ら119番通報し、1階部分から救出されました。
ドクターヘリで搬送され、両足の骨を折るなど重いけがということです。
当時、6階で扉が開いたものの、「かご」は7階にあったということで、警察が男性から状況を聞くなど事故の原因を調べています。
https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/?cid=18083
(ブログ者コメント)
しばしば報じられる、この手の事故。
扉が開けば、そこには床があるのが当たり前・・・という日常生活での経験があるため、扉が開いたらすぐに一歩を踏み出した・・・ということだろうか?
2024年4月6日6時41分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田県由利本荘市は5日、記者会見を開き、市郊外の大台飲料水供給施設の水道水から、水道法に基づく水質の基準値(1リットルあたり0・02ミリ・グラム)を上回る有害物質「六価クロム化合物」が2020年度から検出されていたと発表した。
供給先の6世帯17人に健康被害は確認されていないという。
市は除去装置を付ける方向で検討している。
市によると、六価クロムは18年度から微量に検出されていたが、当時の基準値(同0・05ミリ・グラム)は下回っていた。
しかし、現行基準に改正された20年度からの4年間は、基準値を0・003~0・009ミリ・グラム上回っていたにもかかわらず、見過ごされたという。
施設を管理する市建設管理課は20年度から、毎年8月の水質検査を市企業局水道課に委託し、報告を受けていた。
1回目は基準値を超えていたが、再検査で下回ったとの報告が4年続いたため、建設管理課が不審に感じて今年2月、水道課に問い合わせた。
その結果、これまで検査を水道課職員が1人で実施し、再検査では水を2割加えて薄めていたことがわかったという。
市は問題の発覚後も供給を止めるなどの対応はせず、水源の再調査を実施。
その結果も基準値を0・004ミリ・グラム上回った。
これを受けて、今月2日から施設タンクに給水車で水道水を入れて安全な水に切り替え、4日夜になって地元説明会を開催した。
住民からは「安全に水を供給してほしい」などの要望があったという。
市の三森副市長は、「水道課の担当者は、少し水を足せば基準値以下になる実験としてやったと言っており、 捏造の意図はなかったと思う」と話し、処分するかは未定という。
六価クロムは発がん性などがある有害物質。
メッキ、触媒などに使われ、自然界ではほとんどみられない。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240405-OYT1T50143/
4月5日19時52分に秋田朝日放送からは、不法投棄された六価クロムの可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
由利本荘市で、水道水から基準値を超える六価クロム化合物が検出されていたことがわかりました。
市は4年前から把握していましが、検査結果の認識に誤りがあり、対応が遅れたとしています。
市によりますと、東由利の大台集落に飲料水を供給する施設の水道水から、1リットルあたりの基準値0.02ミリグラムを超える、最大で0.029ミリグラムの六価クロム化合物が検出されていました。
2020年度の調査以降、基準値を超えていましたが、再検査で下回っていたことから、特段の対応はしていませんでした。
再検査は担当者1人の判断で、希釈した検体で行っていたということです。
この施設から供給を受けていたのは大台集落の6世帯です。
六価クロム化合物はメッキや塗料として使われ、発がん性があるとされています。
これまでに健康被害を訴えた人はいないということですが、住民は不安な思いを抱えています。
六価クロム化合物が検出された原因はわかっていませんが、自然発生するものではなく、不法投棄などが要因となったおそれもあるということです。
https://www.aab-tv.co.jp/news/aabnews-24040517270040/
2024年4月5日18時23分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
空から落下し、住宅の屋根を突き破った謎の物体。
その正体と今後に向けた展開が、アメリカで大きな話題となっている。
報じたのは、アメリカの科学技術系ニュースサイト「ライブ・サイエンス」。
3月8日、フロリダ州の住宅を、長さ十数cmの円筒形で重さ約900グラムの謎の物体が直撃し、屋根を突き破る事故が発生した。
この物体について、現地メディアは「日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が国際宇宙ステーションに運んだバッテリーパレットの一部である可能性がある」と報じている。
バッテリーパレットなどを積んだJAXAのロケットが、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたのは、2020年5月のこと。
その後、分離された無人補給船「こうのとり」がISS(国際宇宙ステーション)とドッキング。
バッテリーパレットや食料などを届けた。
ISSは、地上から約400km上空の宇宙空間に作られた実験施設で、これまでに若田光一さんや野口聡一さんなど、多くの日本人宇宙飛行士が滞在している。
そのISSでは2021年に、使用済みのバッテリーパレットなどを積んだ貨物パレットなど約2.6トンを船外に廃棄。
その一部が3月、大気圏で燃え尽きずに地上まで落下し、住宅を直撃した可能性があるという。
FNNの取材にNASA(アメリカ航空宇宙局)は、調査中だと回答した。
NASA:
「3月28日に住人の協力を得て回収し、ケネディ宇宙センターで物体を分析している」
住人は、物体がISSのものだった場合、関係機関に損害賠償を求めるとしている。
世界各国が批准している宇宙損害責任条約では、「宇宙物体が地表において引き起こした損害は、打ち上げ国が責任を負う」と定められている。
バッテリーパレットを捨てたのはISSだが、打ち上げたのはJAXAであるため、JAXAが責任を問われる可能性がある。
FNNの取材にJAXAは、「NASAから情報共有があり、NASAが実際にそういった物かどうかを調査している。NASAが主体で調査している」と答えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0da2ddb318a8c15415a97a1bdb54a8db4ff7c9bd
2024年4月16日8時16分にYAHOOニュース(共同通信)からは、2~4年間、地球を周回した後に大気圏で燃え尽きると予測していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年3月、米南部フロリダ州の民家を金属の塊が直撃する事故があり、米航空宇宙局(NASA)は4月15日、回収し分析した結果、国際宇宙ステーション(ISS)から3年前に投棄した設備の一部だったと発表した。
大気圏突入時に燃え尽きるとの予想が外れた。
今後、加熱・分解の仕方を予測する手法を検証する。
NASAによると、落下した物体はニッケルを主体とした耐熱性の高い合金「インコネル」でできており、高さ10センチ、直径4センチほどの円筒状。
重さは約700グラムだった。
米メディアによると、家主の男性は当時不在で、息子は離れた部屋にいた。
ISSでは2021年3月、古い充電池を含む総重量約2.6トンもある荷物台をISSから放出。
当時は2~4年間、地球を周回した後に大気圏で燃え尽きると予測していた。
だが、電池を台に固定する部品が燃え残ったという。
宇宙ごみを監視する欧州宇宙機関(ESA)も「いくつかの部品が地上に到達するかもしれないが、人に当たる確率は非常に低い」としていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aade23441a45c5802af8ad6997ce6c8d447d5048
4月17日8時14分にYAHOOニュース(中央日報)からは、宇宙ゴミは2年前にも豪州の牧場に落下していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
米メディアは、この物体に搭載されたバッテリーがNASAのものではなるが、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発射した貨物運搬台の構造物に付着しており、責任所在が複雑になる可能性があると報じた。
人間が作った宇宙ゴミが地球を襲った事件は2年前にもあった。
当時、スペースXドラゴンカプセルの一部がオーストラリアの羊牧場に落下した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7580725d88d551389573cd766a6d0e218c852fe1
2024年4月4日16時12分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2024年4月3日、宮崎発羽田行きのJAL(日本航空)694便が飛行中、雷に2度直撃したため、関西空港へと目的地を変更しました。
乗客乗員は全員無事ではあったものの、機内で異臭が発生したことが目的地変更の要因と報じられています。
しかし、旅客機は雷に打たれても、このように着陸できるほか、機体に異常がないと判断されればフライトが続行されるのが一般的です。
なぜ飛行を継続できるのでしょうか。
旅客機には、引火性のジェット燃料や精密機械が詰まっています。
もし、これらにそのまま雷が直撃すれば、最悪爆発するのでは、そうでなくても機械が故障するのでは……などと思うかもしれません。
もちろん、そうならずに運航が継続できるよう、旅客機の設計には対策が施されています。
たとえば、客室の外殻と飛行機の内部は、電気を通すだけでなく、内部の電子機器の多くから電気の流れを隔離するように設計されていると報じている海外メディアもあります。
そして、フィンランドの航空会社フィンエアーは公式サイト上で、機体への落雷について次のように説明しています。
「雷は通常、飛行機のコックピットの前側に落ちます。
コックピットの窓の端が典型的な衝撃点となります。
航空機の(外板に使用されている)アルミニウムの胴体は電気をよく通し、雷が航空機内部に影響を与えることはありません。
放電は航空機の外面に沿って前方に進み、通常は航空機の主翼の先端や翼面、尾翼から再び空中に排出されます」
また、KLM航空によると、エアバスA350などのアルミニウム合金(複合材)ではない胴体ではない場合、超微細な銅メッシュ、または電気を伝導する特殊な種類のアルミニウム塗料が施されているとのことです。
また、フィンエアーによると、機体メーカーが航空機の実用化に不可欠な認証「型式承認」を得るため、メーカーは航空機の雷保護が十分であることを証明する必要があるともしています。
ただ一方で、被雷した機体はダメージが生じている可能性もゼロではないことから、到着後、入念な整備を行い安全を確認する必要もあるそうです。
現代の旅客機では、このような対策が練られているものの、過去には、雷雲を要因のひとつとし発生した航空事故も発生しています。
そうしたことから、パイロットは「雷雲を見たら避ける」というのがスタンダードになっています。
なお、フィンエアーでは「夜間飛行する場合、パイロットは落雷の可能性がある場合に備えて目を明るい光に慣れさせるために、コックピットの照明を明るいモードに調整します」とのことです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb9e53e38078ac54d5eadd7b4d99cc23ffb4bf4d
(ブログ者コメント)
宮崎発JAL機の事例は本ブログでも紹介スミ。
2024年4月4日6時5分にYAHOOニュース(AUTOCAR JAPAN)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
最近の自動車のヘッドライトは眩しすぎるのではないか。
そのような声が国民から多く寄せられ、英国政府が調査に乗り出した。
【写真】ヘッドライトは "ハロゲン" で十分!【ケータハム・スーパーセブン170Rを写真で見る】 (20枚)
英国の運輸省(DfT)は、ヘッドライトの明るさに関する法律を見直すよう求める請願書に1万人以上の署名が集まったことを受け、調査報告書を作成すると発表した。
DfTは声明で、「多くの人々がヘッドライトの眩しさについて懸念を表明している。しかし、警察の事故統計では、交通安全に関する根本的な問題は示されていない」と述べたが、この問題については「証拠が不足している」ため、「適切な緩和策」を見据えて調査を行うという。
日本のJAFに相当する英国の王立自動車クラブ(RAC)は数か月前、約2000人のドライバーを対象に独自調査を行ったところ、28%が「ほとんどのヘッドライトが明るすぎる」と回答した。
明るさに不満を持つ人のうち、74%が運転中にいつも眩しいと感じると答え、85%がこの問題は悪化していると思うと答えた。
これを受け、RACは政府に対し、「早急に」調査するよう求めた。
RACの安全担当スポークスマンであるロッド・デニス氏は、DfTがこの問題を認めたことを「真の転機」と評価した。
また、「この話題は間違いなく国中のドライバーの共感を呼んだ。多くの人がRACに連絡してきて、何とかしてほしいと訴えている」と述べた。
チャーリー・マーティン(執筆) 林汰久也(翻訳)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b57736959ada1cc656cfad4f094ed616d0af0947
(ブログ者コメント)
最近の車のヘッドライトは眩しすぎるという件、日本でもこれまで、しばしば報じられてきた。
その原因の一つはヘッドライトのLED化。
参考までに過去報道の一例を紹介する。
『純正でも対向車が悶絶…なぜクレームが増えたのか!? LEDライトの眩しさの正体』
(2022年3月18日 ベストカーWeb)
最近、夜走ってると気になるのはLEDヘッドライトの眩しさではないだろうか。
対向車線を走ってくると眩しい……
夜中の住宅地を歩いていて向かいからくると眩しい……
さらには、高速道路などで後続から近づいてきても、「光軸がずれているんじゃないか!?」と眩しい……。
追い抜いていく姿を見ると、最近出たばかりの新型車で、社外品を付けているわけではなく、純正品にもかかわらず眩しい。
思わず「イラッ」としたという人も多いであろうLEDヘッドライトの“光”害。
なぜLEDライトはこれほど眩しいのか?
そのポイントと、特に街中で眩しいという声が多いJPNタクシーの問題について分析していきたい。
■LEDヘッドライト以外でも気を付けたい光軸の話
ここ数年、夜間の運転を苦痛に感じると思っているのは、筆者の回りだけでも相当する存在する。
ネット上にも、対向車や後続車のヘッドライトが眩しいという声は無数に見ることができる。
このヘッドライトが原因についても、実にさまざまなものがある。
ハイビームの切り替え忘れや、道路の勾配によってロービームなのに上向きに配光されてしまうケース。
ハロゲンバルブ仕様のヘッドライトにHIDやLEDのバルブを組み込んでロービームの拡散光が眩しくなってしまっているケースなど、さまざまだ。
自分の視界は明るいほうがいいだろうが、周囲のドライバーの目を幻惑することは違法だという意識も持っている必要がある。
ドライブレコーダーの映像でヘッドライトやフォグランプの異常な配光が交通事故の原因のひとつと認定されれば、車両が接触していなくても、責任を問われる可能性があるのだ。
暗くなってもヘッドライトを点灯していないことに気付かないドライバーとともに、運転に対する責任感が希薄なドライバーには、悪意がなくても事故の原因になることに気付いて欲しいものだ。
■特定の車種、それもタクシーが眩しく感じる?
前述のネットでの意見でヘッドライトが眩しいという意見では、ライトの位置が高いSUV車なども名指しで挙がったりするが、とくにJPNタクシーは眩しいと感じるという声もある。
確かに筆者も、道を歩いている時でも(つまり歩行者としてアイポイントが高い状態でも)、JPNタクシーのライトが眩しいと感じたことはある。
トヨタが作るクルマであり、またプロドライバーが走らせるにもかかわらず、どうしてこれほどネット上に苦情が溢れるのだろうか。
まず、LEDライトの配光特性自体が眩しさを感じさせる原因のひとつでもある。
LEDランプの放つ光は高いエネルギーをもっているため、目の中に入っても乱反射して眩しさを感じさせるのだ。
またJPNタクシーのLEDヘッドライトはプロジェクタータイプで、配光がクッキリとしており、ロービームは遮光板によるカットラインによって高さ方向の配光を抑えている。
このカットラインが、対向車のドライバーにはよし悪しなのである。
カットラインはギリギリのラインで眩しさを抑えているため、フラットな配光というより、カットライン付近のほうが明るいクルマもある。
そのクルマを運転するドライバーにとっては、カットラインギリギリまで明るいほうがロービームのままでも先まで光が届いて夜間の視界が見やすいが、走行中のクルマの動きでチラチラと光軸が上向きになって、周囲のドライバーは眩しく感じるのだ。
・・・
■独特なデザインと構造も原因となっている可能性
・・・
https://bestcarweb.jp/feature/column/393300
2024年4月3日21時15分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は3日、米ロサンゼルス発成田行き全日空5便ボーイング787―9型(乗客195人、乗員12人)が3月、飛行中に落雷に遭い、機体前方右側に大規模な修理が必要な損傷があったとして、航空事故に認定した。
けが人や運航への影響はなかった。
運輸安全委員会は事故調査官2人を指名した。
国交省や全日空によると、日本時間の3月20日午前5時過ぎにロサンゼルスの空港を離陸し、午後4時15分ごろ、成田空港の南約55キロの上空で降下中に落雷。
成田に着陸し、格納庫で機体を点検していた。
https://www.sankei.com/article/20240403-QE2VIFCT65IEDHXQDH3W6NS4NU/
(ブログ者コメント)
直近で飛行機への落雷事例を紹介するのは、これで3件目だ。
報道されることは少ないが、被雷することは結構あるのかもしれない。
2024年4月3日19時52分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後3時ごろ、宮崎発羽田行きの日本航空694便から「雷を受けた」と日本航空宮崎空港所に連絡があった。
乗客・乗員122人にけがはなかった。
同社によると、同機は同日午後2時48分ごろ宮崎空港を離陸し、間もなく雲の中で2度雷を受けたという。
機内で焦げ臭いようなにおいが発生したとの報告もあった。
機体の点検のため目的地を変更し、約1時間後に関西空港に到着した。
https://www.asahi.com/articles/ASS433HP2S43TNAB00HM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
(ブログ者コメント)
3月31日にも宇部空港付近で飛行中の日航機に落雷があった。(本ブログでも紹介スミ)
2024年4月3日23時32分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後2時半すぎ、宮崎市古城町にある高校が所有するサッカーグラウンドで「雷が落ちてけが人が複数出ている」と通報がありました。
18人が病院に搬送され、このうち2人が重症、16人もけがをしました。
現場のグラウンドは、宮崎産業経営大学に隣接する同じ学校法人が運営する鵬翔高校のサッカーグラウンドで、高校によりますと、当時、鵬翔高校と熊本県山鹿市の鹿本高校などのサッカー部の練習試合が行われていたということです。
気象庁によりますと、前線を伴った低気圧の影響で、九州南部などでは大気の状態が非常に不安定になっていて、当時、宮崎市には発達した雨雲がかかり雷注意報が出されていました。
鵬翔高校はNHKの取材に対し、「当時は雨も弱くなっていて、雷も鳴っていなかったことから、中止の判断にはならなかった」などと話しています。
警察などが当時の状況を詳しく調べています。
近くにあるスポーツジムの男性従業員は、「午後2時40分ごろに、何か破裂したようなドーンという大きな音がしました。今は大雨が降っていますが、きょうは雨が降ったりやんだりで、雷の音は1回しか聞こえませんでした」と話していました。
(ナレーション)
こちらの映像は午後2時半ごろの宮崎市の様子です。
10分ほどで周辺が真っ白になっていきました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240403/k10014411531000.html
4月3日21時58分に読売新聞からは、グラウンドは練習試合中、被雷した部員はピッチ脇でウオーミングアップしていた、3日早朝から局地的に積乱雲発生などと気象台からは発表されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鵬翔高によると、落雷時は同高サッカー部員同士の練習試合中で、鹿本高の部員たちはピッチ脇でウォーミングアップをしており、雷は同高部員たちの近くに落ちたとみられる。
宮崎地方気象台は2日夕、宮崎県内全域に3日明け方以降を対象とした雷注意報を発表。
3日早朝には、局地的に積乱雲が発達して落雷などの恐れがあると発表し、同日午後も注意報は継続されていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240403-OYT1T50137/
4月3日19時1分にYAHOOニュース(宮崎放送)からは、現場には100人以上いた、予兆なく突然雷が落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場にいた関係者によりますと、グラウンドにあるベンチの前の人工芝が黒くなっていたということです。
また、鵬翔高校によりますと、当時は2つの学校の関係者合わせて100人以上がいたとみられています。
学校では、「雷が鳴った際は練習を中断する」と安全対策マニュアルで決めていましたが、今回、予兆もなく、突然、雷が落ちたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/09fb29f8a23ea141b61f83bd4d95085a07da6651
4月8日11時20分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、雨が強くなったのでハーフタイムを10分延長していた、地面に落ちた雷が放射状に地面を伝い18人が感電した可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
雷が落ちたサッカーコート脇には、黒い跡のようなものが確認できる。
当時、宮崎県全域に雷注意報が出ていたが、監督やコーチは雷注意報を認識しておらず、雨も小降りで雷鳴などもなかったため試合を続行したという。
当時の状況について、鵬翔高校の富山教頭は、「雨が強くなったので、ハーフタイムを10分延長して、携帯アプリで雲の状況を見て試合を再開した。雷が落ちるその時の天候は、雨がぱらついてきたというぐらいの状況だった」、「落雷音が全くしなかったというところですね、いきなりドンと…」と説明。
予兆を感じることもなく、突然、雷が落ちたという。
運転中に落雷を目撃した女性は、「お昼ちょっと前ぐらいにいったんバーっとザーッと降ったりしてやんでっていう感じのちょっと変わった天気でした。いきなり雷が大きい音で1回ドンとなった」と話す。
雨がパラパラと降る中、突然雷が落ちていることが分かる。
いったいなぜ、18人もの生徒に被害が及んでしまったのか。
Mr.サンデーは、雷の被害を抑える研究をしている宮崎大学の迫田達也教授と共に、落雷の現場となったグラウンドを取材した。
現場の地形について、迫田教授は「少し丘みたいにね、ちょっと小高いところがありますけれども、もちろん向こうに落ちても不思議はないし、ここに落ちても不思議はないっていうような地形ですね」と指摘。
「大地に向けて雷が落ちて、落ちた雷による電流が大地を伝わって、それによって生徒さんが感電した恐れはあると思います」と説明する。
雷が大地に流れる様子を表した実験映像を見ると、雷が地面に落下した後、電流が放射状に広がっているのが分かる。
迫田教授によると、事故当時、グラウンドに落ちた雷が地面を伝い、周囲にいた生徒18人に到達したと考えられるという。
小雨の中、予兆を感じることもなく落ちてきたという雷だが、どうすれば察知することができるのか?
迫田教授は「たとえ雨が降ってなくても、あるいは小降りであっても、雷は落ちる可能性はあります。少し暗い雲が存在している、あるいは近づいてきている、あるいは少し湿気を含んだ生暖かい風が吹き出したとかですね。そういったところにも気をつけると方が良いかと思います」としている。
(画像)
https://www.fnn.jp/articles/gallery/682243?image=2
(「Mr.サンデー」4月7日放送)
https://www.fnn.jp/articles/-/682243
4月8日19時22分にYAHOOニュース(熊本朝日放送)からは、3時間前に遠くで雷鳴が響いていたが、その後はなかった、ウオーミングアップを始めた15分後に落雷があった、8日の時点で1人が意識不明のままなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本県教委は、8日、現地に派遣した職員らが聞き取った内容を明らかにしました。
当日の午前11時半すぎ、現地では雨が強まり、遠くで雷鳴が数回響くのが確認されていました。
その後、雨がやみ、雷鳴もなかったことから、午後2時20分ごろ、試合に出場予定だった鹿本高校の生徒13人ほどがグラウンドでウォーミングアップを始めました。
落雷があったのは、その15分後。
4人の生徒が倒れていたため、指導者らが応急手当に回ったとのことです。
宮崎市内では、前日2日から雷注意報が出されていましたが、指導者らは把握していませんでした。
また、国の指針では「雷ナウキャスト」などで落雷情報を確認するよう定めていますが、現地では晴れ間も見られたことから、チェックしていなかったとのことです。
病院に搬送された18人のうち1人は、意識不明の状態のまま、集中治療室で治療中です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb5afeddee256ec8cac44bf265fe93402228401b
4月3日19時12分に朝日新聞からは、広いグラウンドで部活中に被雷した事故は過去にもあった、文科省は18年に落雷事故防止文書を全国学校関係者に出しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校の部活動中に落雷事故が発生したケースはこれまでにも起きているが、どう備えればいいのか。
過去の被害も、広いグラウンドでの発生が目立つ。
1996年8月には、大阪府高槻市のサッカー大会に出場していた高校1年の男子生徒を落雷が直撃。
生徒は視力を失い、手足が不自由となる後遺症を負った。
2014年8月には愛知県扶桑町の高校グラウンドで、野球の練習試合中だった高校2年の男子生徒が落雷に遭い、死亡。
16年8月にも、埼玉県川越市の高校グラウンドで野球の練習試合中だった高校1年の男子生徒が落雷に遭い、心肺停止となった。
相次ぐ被害を受けて文部科学省は18年、屋外での教育活動における落雷事故防止について全国の学校関係者に文書を出した。
文書では、指導者は落雷の危険性を認識し、事前に天気予報を確認するほか、天候が急変した場合はためらうことなく計画の変更や中止といった適切な措置を講ずるべきだと示している。
さらに具体策として、気象庁のホームページで「雷注意報」の発表状況を確認するほか、雷発生の可能性を確認できる「雷ナウキャスト」といった情報を活用するよう訴える。
落雷に対する安全対策としては、
①厚い黒雲が頭上に広がった際、雷雲の接近を意識し、かすかな雷鳴でも危険信号であることを認識すること
②雷鳴が聞こえたときは、落雷を受ける危険性があるため、すぐに安全な場所(鉄筋コンクリートの建物、自動車、バス、列車などの内部)に避難する必要がある
と指摘している。
さらに、人体は同じ高さの金属像と同様に落雷を誘因するため、体に着けた金属を外したうえでゴム長靴やレインコートなどの絶縁物を身に着けていても落雷を阻止する効果はないと、注意を呼びかけている。
https://www.asahi.com/articles/ASS4333WVS43TIPE01GM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
4月3日21時55分に毎日新聞からは、「雷注意報」はあるが「雷警報」はない、「注意報」と「警報」は災害の規模によって差が付けられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故当時、周辺では激しい雷が発生したとみられるが、出されていたのは「雷注意報」だった。
なぜ「雷警報」ではなかったのだろうと思いがちだが、実は「雷警報」はそもそも存在しないのだ。
気象庁や福岡管区気象台によると、災害の発生を予測して出される「注意報」には、
▽大雨
▽洪水
▽強風
▽風雪
▽大雪
▽波浪
▽高潮
▽雷
▽融雪
▽濃霧
▽乾燥
▽なだれ
▽低温
▽霜
▽着氷
▽着雪
の16種類がある。
一方、重大な災害が発生する恐れがある場合に出される「警報」は、
▽大雨(土砂災害、浸水害)
▽洪水
▽暴風
▽暴風雪
▽大雪
▽波浪
▽高潮
の7種類に限定される。
このほか、危険度の高まりなどに応じ、特別警報や早期注意情報もある。
同気象台によると、大雨といった、注意報と警報の両方が存在するものは、災害の規模によって差が付けられる。
これに対し、雷の場合、地上に落ちること自体がかなり珍しく、規模を事前に把握することもできないことから、警報が存在しないという。
雷注意報は、雷が発生すると予測される数時間前に発表される。
そこで参考になるのが、雷の「活動度」が分かる気象庁の「雷ナウキャスト」で、気象庁のホームページで確認できる。
活動度は4段階に分かれており、1が最も低く、4が最高。
1以上なら1時間以内に雷が発生する可能性があり、2~4では既に積乱雲が発生し、いつ落雷があってもおかしくない状況といい、気象庁は直ちに建物の中など安全な場所へ避難するよう呼びかけている。
https://mainichi.jp/articles/20240403/k00/00m/040/333000c
(ブログ者コメント)
扶桑町と川越市の事例は本ブログでも紹介スミ。
そのうち川越市の事例では、日が射して雷鳴もない中で被雷した。
『2016年8月4日 埼玉県川越市の高校で野球の練習試合中、グラウンドに雷が落ちて1塁手が心肺停止、雷注意報発令中だったが黒雲あれど空は晴れていて雷鳴も聞こえず突然の落雷だった』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6174/
2024年4月2日22時44分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後5時25分ごろ、JR鹿児島線の天拝山(てんぱいざん)駅(福岡県筑紫野市)のホームで「コンクリートのような物が飛んできた」と、複数の乗客から駅員に申し出があった。
JR九州によると、渡線橋の外壁の一部が落下して飛散したとみられ、ホームにいた乗客の男女4人が首や足に擦り傷などを負った。
JR九州によると、落下した外壁は長さ90センチ、幅182センチ、厚さ5ミリのセメント板(重さ約12・5キロ)。
博多発鳥栖行きの下り快速列車が同駅を通過中にはがれ落ちて車両に衝突し、ホーム上に飛び散ったとみられる。
渡線橋は1989年に建てられ、2023年7月末に点検した際に異常は確認されなかったという。
この影響でJR鹿児島線は博多―久留米間の上下線で約1時間にわたり、運転を見合わせた。
同区間の後続列車で最大63分の遅れも生じ、約1万人に影響した。
https://mainichi.jp/articles/20240402/k00/00m/040/267000c
(2024年5月1日 修正1 ;追記)
2024年4月25日19時26分にNHK北九州からは、下地の木材がボロボロに腐食していてビスが効かない状態になっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故について、JR九州の古宮社長は、25日の記者会見で「大変なご迷惑をおかけした」と陳謝しました。
その上で、事故のあとの点検で外壁の下地の木材が腐食しているのが確認されたことを明らかにし、「腐食によって外壁をとめるビスが効いていなかったことが原因とみられる」と述べました。
JR九州では23日も、JR鹿児島本線の大牟田駅でセメントの破片がホームに落下するトラブルが起きていて、古宮社長は、建設から一定の年数がたった駅を中心に再発防止に向けた点検を進める方針を示しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20240425/5020015550.html
2024年4月2日17時39分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・品川区の団地の工事現場で、作業員の男性が約30メートルの高さから落下する事故がありました。
男性は病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。
警視庁によりますと、2日午後4時頃、品川区八潮の団地の工事現場で足場を組む作業をしていた20代の男性作業員1人が約30メートルの高さから落下する事故がありました。
男性は作業中に足場をつり上げる機材の上に乗っていたところ、そのまま落下したということです。
男性は左足にケガをして病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。
ほかに巻き込まれた人はいないということです。
警視庁は当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/facc81083f1ad0713751952f92b11228995bd2cb
4月2日18時2分にABEMA TIMESからは、設置が完了していなかったゴンドラに乗り込んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後4時ごろ、品川区八潮で「工事現場で作業員が30mの高さから転落」と119番通報がありました。
警視庁などによりますと、当時、集合住宅で補修工事が行われていましたが、25歳の男性作業員が乗る作業用のゴンドラが誤って高さ30mほどの屋上付近から落下したということです。
男性は左足にけがをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
男性が乗り込んだゴンドラは、設置が完了していなかったとみられています。
警視庁は、ゴンドラごと落下したことで命が助かったとみて、事故の詳しい原因を調べています。
(ANNニュース)
https://times.abema.tv/articles/-/10120838?page=1
2024年4月2日18時52分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後3時半ごろ、オーストラリアのメルボルン発成田行きの日本航空774便、ボーイング787型機が、成田空港の南東150キロの上空およそ5200メートルを飛行中、突然、機体が大きく揺れました。
この揺れで客室乗務員5人が転倒し、このうち33歳の乗務員1人が右足のくるぶしを骨折したほか、別の乗務員3人が手首などをけがしました。
着陸前のシートベルトの着用サインが点灯し、乗務員が乗客の安全確認をしていた際に揺れたということです。
乗客146人にけがはありませんでした。
上空で乱気流に巻き込まれた可能性があり、国の運輸安全委員会が航空事故として調査することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240402/1000103508.html
(ブログ者コメント)
ブログ者も、シートベルト着用サインが出た後、CAが確認巡回しているのを見かけたことがあるが、その時は、CAは訓練を積んでいるので少々揺れても大丈夫なんだろうなあと、勝手に思っていた。
今回の事故で、確認方法は変わるのだろうか?
2024年4月1日19時3分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後0時半頃、福島県国見町の東北自動車道国見サービスエリア(SA)付近で、発炎筒の火がのり面に燃え移ったとネクスコ東日本職員から119番があった。
火はのり面近くの阿津賀志山の一部に燃え広がり、午後5時時点で鎮火の見通しは立っていない。
けが人の情報はないという。
県警高速隊の発表によると、国見SA付近で車の単独事故があり、交通規制を行う際に発炎筒を路面に置いていたという。
同隊は、火花がのり面の枯れ草に燃え移ったとみている。
この影響で、東北道は下り線が桑折ジャンクション―白石インターチェンジ(IC)間で午後6時25分まで、上り線が白石IC―国見IC間で同15分まで、それぞれ通行止めになった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240401-OYT1T50119/
4月1日19時5分にYAHOOニュース(福島中央テレビ)からは、法面の火が強風で山に延焼したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防と警察によりますと、事故処理のために使った発炎筒の火花がのり面に燃え移り、さらに強風の影響で近くの阿津賀志山に延焼したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d3bf63298afa48bbe03796cb834505358a9d4c7
4月1日16時54分にYAHOOニュース(FNN PRIME;福島テレビ)からは、発煙筒は高速道路で単独事故を起した当事者がたいたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東北自動車道の桑折ジャンクションと白石インターチェンジの間で単独事故を起こした当事者が発炎筒をたいたところ、近くの山林に燃え移ったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7637c62e4c72f846249d877f47e58cabbba55e9
2024年3月31日7時0分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
元日に発生した能登半島地震では、空路、鉄路、海路、陸路とあらゆる交通網が寸断され、救援や支援の手が阻まれた。
被害が甚大だった奥能登地域まで到達できたのは道路のみ。
通行できるのかどうかも定かではないなか、現地では少しでも道路をつなげるため、あらゆる工夫が重ねられた。
その工夫の一つが周回約18キロに及ぶ巨大な〝ラウンドアバウト〟だった。
【阻まれた救援】
「1分1秒でも早く着くことが重要だったが、我慢の時間が続いた」。
堺市消防局の担当者は、こう悔しさをにじませた。
特別高度救助隊も抱える同局は、発生当日に組織された緊急消防援助隊の大阪府大隊に参加。
発生から翌日の1月2日早朝、金沢市内に到着したが、大きな壁が待ち構えていた。
土砂崩れ、崩落、陥没、亀裂と大きく損傷し、寸断された道路。
救援に入る大型の緊急車両は到底通れない。
先遣隊を出して状況確認を進めたが、通信環境も悪く、情報共有もままならない。
2日のうちに奥能登にたどり着けなかった。
宿営地の金沢市内に戻り、活動拠点となった輪島市内に着いたのは3日夜。
走行できても道の損傷は激しく、通常2時間台の道のりに9時間かかった。
同局担当者は「道に関する情報がなかったことが厳しかった」と振り返った。
【車の流れを優先】
発生直後、「のと里山海道」や「能越自動車道」などの自動車専用道は被災して通行止め。
奥能登に大型車が通行できる道は七尾市から穴水町に通る国道249号に限られたが、土砂崩れや亀裂の発生で片側交互通行を余儀なくされた。
早急に通行可能な道を示すことが課題だった。
石川県は2日から、ホームページ上で「アクセスルート」の公開を始める。
ただ、輪島市中心部に向かう県道1号が「調査中」として点線とするなど、道路状況は集約しきれていなかった。
県道路整備課の福村参事は、「迂回(うかい)路を使いながらでも通れる道を地図に示した」と話す。
4日昼、奥能登の道路一帯での一方通行規制が始まった。
約18キロの楕円形の道のりを一周する形で、時計回りに走行しながら目的の方向に抜ける形だ。
石川県警内に組織された「災害警備本部交通対策班」からの提案だったという。
県警の担当者は、ねらいを「『ラウンドアバウト』が発想にあった」と明かす。
ラウンドアバウトとは、走行部分をドーナツ状にした交差点のことで、環状交差点とも呼ばれる。
車両は左折して進入し右回りに流れ、自分が行きたい方向に抜ける。
国内では平成26年9月から本格運用が始まり、石川県内でも5カ所あるという。
その考えを応用した。
道路損壊などで片側車線しか走行できない箇所が多数発生し、交互通行を行えば、渋滞が発生する。
一方通行規制で車列を流すことを優先したのだ。
【大雪にも対応】
石川県内で1月中に3度見舞われた大雪も道を阻んだ。
ここで取った対応は「予防的通行止め」だった。
7日、15日、23日は、いずれも夜から積雪が予想されたため、アクセスルートとした区間を中心に翌日早朝まで通行止めにし、集中除雪を行った。
「予防的通行止め」は近年浸透した、大雪で発生する幹線道路での車の立ち往生を防ぐ方策だ。
県道路整備課の福村参事は、「(走行可能部分も)地震による亀裂や段差などが発生していた状況から、より慎重な除雪が必要と判断し、積雪が増える前に除雪を実施した」と説明する。
国とも連携しながら道路復旧を進め、一方通行規制を減らしてきた。
2月2日からは、片側通行が可能になった自動車専用道を迂回路として活用、対面通行化できていなかったアクセスルートの一部を通行止めにし、一気に復旧工事を進めた。
3月15日からは自動車専用道が、一方通行規制を残しながらも、全線で通行を再開。
福村参事は、「復旧から復興に向けたルートがつながった。孤立集落は生まないような道路づくりにつなげていきたい」と話した。
https://www.sankei.com/article/20240331-OH7Z6BYFRRI7RE7ASBTURXL2DM/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。