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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201935957分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

三重県伊賀市役所新庁舎(四十九町)南西角の市道交差点で、4日、ラウンドアバウト(環状交差点)の試行が始まった。

 

県職員や伊賀署員ら約20人が午前7時、交差点付近に立ち、通行車両を環状の走行に誘導した。

 

4方向から入る車はすべて左に曲がり、時計回り(右回り)に走行し、目的の道に出るときに左折して交差点を離れる。

 

ウインカー(方向指示器)は、交差点を離れる前に左折の合図をする。

 

初日は、4分の3周して目的の道に向かう車などが、交差点に入ると誤って右折の合図をしている様子も見られた。

 

県によると、平日の1月29日の調査で、午前8~9時に交差点を通過した車は約900台だった。

 

初日から2週間は、24時間、2人の警備員を配置する。

試行は6月1日まで。

 

出典

『環状交差点の試行始まる 三重・伊賀市』

https://mainichi.jp/articles/20190305/k00/00m/040/058000c 

 

 

35日付で中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

伊賀市役所(同市四十九町)前の市道で4日、県内初の環状交差点(ラウンドアバウト)の試行が始まった。

 

通勤時間帯の午前8~9時ごろには手前で数台が並ぶなど、通行方法に戸惑う車も見られた。

 

環状交差点では方向指示器を出さずに進入し、中央にある円形の構造物(中央島)に沿って時計回りに走行する。

 

出るときは左の方向指示器を出し、行きたい道路に向かう。

 

正面衝突などの大事故が起きにくく、信号が無いため渋滞の解消が見込めるという。

 

この日は午前7時から運用を開始した。

 

コンクリートブロックで仮設の中央島が造られ、走行方向は矢印の看板で表示した。

 

右折しようと右の方向指示器を出して交差点に進入するなど、誤った走り方をする車に対しては、県が配置した警備員が注意していた。

 

県と県警が6月1日まで実証実験し、問題が無ければ市が整備し、本格導入する。

 

県の担当者は、「初日は大きな混乱や事故は無かった。利用者に早く慣れてもらえるよう、誘導を徹底する」と話した。

 

出典

伊賀で環状交差点の試行始まる

https://www.chunichi.co.jp/article/mie/20190305/CK2019030502000017.html 

 

 

※少し前、2019118日付で伊賀情報タウンYOUからは、県内初の実験は4候補地
 の中から決まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

三重県と三重県警は、3月4日から伊賀市内で、県内初となる信号を使わない環状交差点(ラウンドアバウト)の試行運用を実施する。

 

場所は同市四十九町の新市役所南西にある市道交差点で、期間は6月1日までの90日間。

ラウンドアバウトは、自動車や自転車の車両通行部分がドーナツ状の形で、右回り(時計回り)に通行が指定。

進入時は、既に交差点内にいる車両が優先になる。

 

構造の特性上、セミトレーラーは通行不可で、大型車は南北方向の直進のみ通行できる。

 

県道路企画課によると、導入検討は有識者会議で進められ、試行運用の場所は、津市と伊勢市の3市にある(ブログ者注;原文のまま)4か所の最終候補地から、伊賀市の新市役所前に決まった。

 

ラウンドアバウトの導入による安全対策効果は、交差点内の「中央島」を避けるために車両の速度が低下し、走行する車両の向きが同じになることから、十字交差点に比べて重大事故の発生軽減が期待されるという。

 

計画している試行運用のラウンドアバウトは、外径が24m。

規制標識の他、流入部分には「ゆずれ」の路面標示などを施す。

 

県警交通規制課によると、ラウンドアバウトは2014年の改正道交法で交通ルールが定められ、国内では18年12月末時点で30都府県の計81か所で導入されている。

 

出典

『県内初の環状交差点 3月から試行運用へ 伊賀市の新庁舎前』

https://www.iga-younet.co.jp/2019/01/18/11851/ 

 

 

一方、2019361930分に神戸新聞からは、兵庫県朝来市では3月8日から県内2例目の運用が始まるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県朝来市和田山町白井の夜久野高原で8日午前10時から、信号のないドーナツ形の交差点「ラウンドアバウト(環状交差点)」の運用が始まる。

 

県内では、神戸市のポートアイランドに続いて2例目。

 

欧州発祥のラウンドアバウトは、2014年施行の改正道交法で導入が始まった。

 

▽重大事故が起きにくい

▽信号機の設置が不要

▽渋滞が少なく、待ち時間が解消される


など、メリットが多いという。

 

出典

『信号のないドーナツ形 朝来に環状交差点登場』

https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201903/0012122773.shtml 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ラウンドアバウトについては、過去に本ブログでも、安中市で行われた実験などの情報を提供している。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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