本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年2月17日20時38分に時事通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島第1原発事故の際、5・6号機に外部電源を供給する電線の鉄塔が倒れたのは、隣接地の沢を1960年代後半に埋めた時に排水管を設置しなかったため、盛り土が巨大地震の強く長い揺れで崩れたことが原因と分かった。
東電が17日、経済産業省原子力安全・保安院に報告した。
5・6号機は鉄塔倒壊で電線が切れて外部電源が失われたが、非常用発電機の一部が機能し原子炉を冷却できた。
1~4号機は別ルートの鉄塔や電線が無事だったが、配電設備や非常用発電機が津波被害を受け、冷却電源を完全に失った。
報告書によると、鉄塔付近では昨年3月11日午後2時48分すぎに最も強く揺れ、同49分すぎに鉄塔が倒れ電線が切れた。
66年当時の工事図面などによると、鉄塔建設地に向かって沢が流れており、盛り土をした後は地下水の流れとなった。
この流れの位置は旧表土層から約2m上になり、盛り土の中を通る形になっていた。
東電は記者会見で、「沢を埋めた際、地下水は旧表土層に沿って流れるとみていた」と説明した。
出典URL
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012021700952
また、2月18日付の朝日新聞(聞蔵)から、同じ流れであろう下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東電と関電、四電の3原発で、電気を供給する送電線の鉄塔の耐震性を向上させる対策に取り組むことが、17日、明らかになった。
東電福島原発の事故を受けて、鉄塔についての耐震性評価を経産省原子力安全・保安院が各電力会社に要請。
3社が近くの盛り土などが崩れないよう、耐震対策を実施すると報告したという。
東日本大震災では、福島原発に電気を供給する送電線の鉄塔1基が倒壊した。
保安院によると、今回、対策が必要な3社の送電線の鉄塔は、東電柏崎刈羽、関電大飯、四電伊方につながる計9基。
福島第1原発事故の際、5・6号機に外部電源を供給する電線の鉄塔が倒れたのは、隣接地の沢を1960年代後半に埋めた時に排水管を設置しなかったため、盛り土が巨大地震の強く長い揺れで崩れたことが原因と分かった。
東電が17日、経済産業省原子力安全・保安院に報告した。
5・6号機は鉄塔倒壊で電線が切れて外部電源が失われたが、非常用発電機の一部が機能し原子炉を冷却できた。
1~4号機は別ルートの鉄塔や電線が無事だったが、配電設備や非常用発電機が津波被害を受け、冷却電源を完全に失った。
報告書によると、鉄塔付近では昨年3月11日午後2時48分すぎに最も強く揺れ、同49分すぎに鉄塔が倒れ電線が切れた。
66年当時の工事図面などによると、鉄塔建設地に向かって沢が流れており、盛り土をした後は地下水の流れとなった。
この流れの位置は旧表土層から約2m上になり、盛り土の中を通る形になっていた。
東電は記者会見で、「沢を埋めた際、地下水は旧表土層に沿って流れるとみていた」と説明した。
出典URL
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012021700952
また、2月18日付の朝日新聞(聞蔵)から、同じ流れであろう下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東電と関電、四電の3原発で、電気を供給する送電線の鉄塔の耐震性を向上させる対策に取り組むことが、17日、明らかになった。
東電福島原発の事故を受けて、鉄塔についての耐震性評価を経産省原子力安全・保安院が各電力会社に要請。
3社が近くの盛り土などが崩れないよう、耐震対策を実施すると報告したという。
東日本大震災では、福島原発に電気を供給する送電線の鉄塔1基が倒壊した。
保安院によると、今回、対策が必要な3社の送電線の鉄塔は、東電柏崎刈羽、関電大飯、四電伊方につながる計9基。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。