2017年1月6日16時16分にNHK神戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月6日13時41分に朝日新聞から、1月7日11時5分に読売新聞から、1月6日18時2分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日正午ごろ、宝塚市立花屋敷グラウンドで、サッカー大会に参加していた市内の中学1年生の生徒が練習していたところ、突然、ベンチ用のテントが後ろ向きに倒れ、下敷きになった。
教師ら数人が持ち上げて引き出そうとしたが、重さに耐えられず、再び生徒の左足に落ちたという。
生徒は左足の甲とすねを骨折し、全治4カ月のもよう。
花屋敷グラウンドは、小高い丘の上にある、野球やラグビーでも利用される人工芝のグラウンドで、市スポーツ振興公社が指定管理者。
宝塚市によると、倒れたテントは、横5m、高さ2.5m、奥行き2.4~2m、重さがおよそ200kgある。
鉄柱にビニール製の屋根が付いており、下部にはキャスターが付いた移動式のもので、ふだんは、グラウンドの隅に置いてあって、利用者が自由に動かせるようになっていたという。
グラウンドの指定管理者が「強風時転倒注意」の貼り紙をしていたが、砂袋などの重しはなかった。
市教委スポーツ振興課によると、ベンチは試合中のチームの控え選手らが利用。
ベンチとつながっていない可動式の屋根だけが、強風にあおられて倒れた。
当時、強風注意報などは出ていなかったが、もう一つのベンチを覆っていた屋根も風で動き、選手が押さえるなどしていたという。
現場にいた教師は、「並んでいた2台のテントが風にあおられて傾き、1台はみんなで抑えたが、もう1台は抑えきれず倒れた」と話しているという。
テントを使う際に、風に対する制限やおもしを置くなどの使用規定はないということで、宝塚市は、安全対策をとるまで、テントの使用を中止することを決めた。
大会は、市中学校体育連盟サッカー競技部の主催。
昨年末から今月6日まで開かれ、市内の中学サッカー部と中学生クラブチームの計13チームが参加していた。
市によると、過去に転倒事故はないという。
出典
『風でテント倒れ中学生大けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025820631.html?t=1483735125792
『移動式ベンチ屋根、強風で倒れる 下敷きの中1男子骨折』
http://www.asahi.com/articles/ASK1645G1K16PIHB00Y.html
『重さ200キロの可動式屋根の下敷き、中1重傷』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170107-OYT1T50010.html
『ベンチ用テント倒れ中学生重傷 宝塚のグラウンド』
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken_chiiki/201701/0009807909.shtml
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。