2014年5月9日19時10分にNHK福岡NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日朝早く、粕屋町のJR篠栗線で遮断機が下りず、警報機も鳴っていない踏切に列車が侵入するトラブルがあった。
JR九州によると、9日午前5時44分ごろ、篠栗線の始発列車の運転士が、粕屋町中原の踏切の手前で、遮断機が下りていないのに気づいた。
運転士が警笛を鳴らすとともに、非常ブレーキをかけたが、2両編成の列車のうち、1両目が踏切を通過し、2両目が踏切にかかる状態で停止した。
踏切は警報機も鳴っていなかったが、幸いにも渡っている人や車はなく、このトラブルによるけが人はいなかった。
JR九州によると、この踏切では、夜間から午前5時過ぎまで保守作業を行っていて、この際、係員が踏切が作動しないようにスイッチを操作したまま、戻すのを忘れたことが原因だという。
JR九州は「再発防止に向け、徹底した原因究明と対策実施を行いたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20140509/4336441.html
(ブログ者コメント)
○映像を見ると2車線道路の踏切で、結構交通量がありそうな感じだ。警笛で直前に気付いたのかもしれないが、通過する車がなくて幸いだった。
○先日も同じようなトラブルを紹介したが、あのケースでは遮断機は下りていなかったものの、警報は鳴っていた。
それが今回は、警報も鳴らず。
踏切では一旦停止して左右確認というルールがあるが、そのルールを守ったがゆえに近づいてくる列車に気付き難を免れた・・・・そんな車はなかっただろうか?
○それにしても、今回の夜間作業では、作業前後の安全を確認するためのチェックリストなど、使っていなかったのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。