







2025年3月6日21時20分に読売新聞から、下記趣旨の記事が連結器外れ状況の模式図付きでネット配信されていた。
東北新幹線が走行中に連結器が外れたトラブルを受け、JR東日本の池田・新幹線統括本部長が6日、東京都内で記者会見し、「列車の運行においてあってはならない重大な事態を引き起こし、新幹線の信頼を大きく損なってしまった」と謝罪した。
東北新幹線は昨年9月にも同様のトラブルがあり、乗客の信頼を揺るがす事態となっている。
この日連結器が外れた「こまち」はJR東が、「はやぶさ」はJR北海道が所有している。
昨年9月のトラブルでは、連結器を強制的に分離するスイッチの裏側から金属片が見つかり、この金属片の影響でスイッチが誤作動した可能性が高いことが判明。
今回の2編成を含めた連結運転を行う新幹線全96編成の点検を実施していた。
JR東が連結が外れたこまちを点検したところ、連結器に破損はなかったが、電気系統に不具合があり、分離動作が行われた形跡が確認されたという。
池田本部長は前回とは異なる原因との見方を示した上で、「こまち側にある可能性が高いとみている」と述べた。
分離した「こまち」と「はやぶさ」は緊急停車から約3時間後、別々に大宮駅(さいたま市)まで移動。
乗客は後続列車に乗り換えるなどして目的地に向かった。
今回のトラブルで東北新幹線など計277本に運休や遅れが生じ、約15万3000人に影響が出た。
日本大学の綱島均・特任教授(鉄道工学)は、「立て続けに2度も新幹線が分離するトラブルが発生するのは異常事態。信頼回復には徹底的な原因究明と対策が必要になる」と指摘した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250306-OYT1T50196/
3月7日21時28分に読売新聞からは、昨年のトラブルと同じ事業者、同じ車両形式だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本は8、9日も異なる編成をつなげる「連結運転」を取りやめる。秋田新幹線は盛岡―秋田駅、山形新幹線は一部を除いて福島―新庄駅で折り返し運転し、東京方面との直通を中止するなどしたため、輸送力は1日約2万7000席減少。東北新幹線は7日朝から激しく混雑した。
JR東によると、7、8日の連結運転の取りやめによる運休・区間運休は山形、秋田両新幹線で1日あたり計60本以上。乗客は福島、盛岡両駅で乗り換えが必要となる。東北新幹線でも一部で車両数を減らして運行している。JR東は自社による原因調査と対策の実施が済むまで、連結運転を中止する。
一方、運輸安全委員会は7日、連結の外れた車両が収容されたJR東の新幹線総合車両センター(宮城県利府町)などに鉄道事故調査官3人を派遣し、原因の調査を始めた。異常の起きた連結器や運転状況の記録データの確認を進める。
足立雅和調査官は同センター前で報道各社の取材に応じ、「(昨年9月のトラブルと)同じ事業者、同じ車両形式で起きた点に注目している。原因を解明し、二度と起こらないよう対策を提言したい」と語った。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250307-OYT1T50205/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。