2022年3月11日9時8分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がコースターの写真付きでネット配信されていた。
遠鉄観光開発(静岡県浜松市)は10日、運営する遊園地・浜名湖パルパル(浜松市西区舘山寺町)で7日に小型コースターに乗った1人が胸部を骨折し、重傷を負っていたと明らかにした。
8日に遊具の運行を休止し、原因を調査中。
遠鉄観光開発は、けがの発生を把握後も警察に通報していないという。
遠鉄観光開発は毎日新聞の取材に、「小型コースター・ジャングルマウスが滑走を終えて駅ホームに停止する際、乗客が安全バーのクッション部で胸を強く打った模様」と説明。
乗客は帰宅後に病院に行き、胸骨骨折で全治4カ月と診断された。
7日のうちに乗客の家族が遊園地に伝えたという。
ジャングルマウスは全長220メートルを最高時速22キロで走る。
当日朝の点検で機器の異常は見つからず、けがが判明した運行時もシートベルトや安全バーが装着されていることを係員が確認していた。
浜名湖パルパルは2021年11月と12月、別の遊具が機器の誤作動で緊急停止するなどのトラブルが続発。
浜松市建築行政課は8日、遠鉄観光開発から法令に基づく報告を受けたが、「脱線などの重大事故に当たらず、今のところ、現地調査はしていない」という。
https://mainichi.jp/articles/20220311/k00/00m/040/026000c
3月10日14時37分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、同乗者にけがはなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
浜松市西区の遊園地で、アトラクションに乗車した利用客が胸を骨折していたことがわかりました。
遊園地では運行を中止し、原因を調べています。
浜名湖パルパルを運営する遠鉄観光開発によりますと、7日午前に2人乗りのアトラクション「ジャングルマウス」に乗った客から、帰宅後、病院で「全治4週間の胸骨骨折」と診断されたと連絡がありました。
滑走を終えた台車がゴール地点の手前で停止する際に、安全バーのクッションに胸を打ちつけた衝撃によるものとみられるということです。
一緒に乗っていた客にケガはありませんでした。
「ジャングルマウス」が1998年に導入されてから同様の事故はなく、点検ではセンサーやブレーキなどに異常はみられなかったということです。
現在、アトラクションの運行を中止し、原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/12f082b4a58beac92ef162ac98c3d07281e85d72
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。