2023年12月12日21時27分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前11時半ごろ、大阪府東大阪市の近畿大東大阪キャンパスで、大学院総合理工学研究科の研究室で実験中、薬品が発火する事故があった。
近大によると、実験をしていた大学院生1人が同市内の病院に搬送され、顔や腕をやけどする軽傷を負った。
けがをした大学院生は、還元反応の実験で水素化リチウムアルミニウムを計量していたところ、発火したという。
この物質は水に反応して発火する性質があり、近大が事故原因を調べている。
https://www.sankei.com/article/20231212-7CHA2JN7PBNTJFKWN4HKWWO7XQ/
12月12日付で同大のHPに重要なお知らせとして、薬品が反応して出火した、研究室には他に2人の学生がいたがけがはなかったなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。
令和5年(2023年)12月12日(火)午前11時30分頃、近畿大学大学院総合理工学研究科の研究室にて、実験中に薬品が反応して発火する事故が発生しました。
駆けつけた教員が速やかに消火しましたが、実験を行っていた大学院生1名が中河内救急救命センターに搬送され、顔や腕の1度熱傷等と診断されました。
当時、研究室には他に2名の学生がおりましたが、怪我はありませんでした。
日頃から安全に配慮して研究活動を行っておりますが、このような事態となり、学生、保護者および関係者の皆様にご心配をおかけしたことを、心からお詫び申し上げます。
原因については現在調査中ですが、学生・教員への注意喚起と安全管理をさらに徹底し、再発防止に努めてまいります。
https://www.kindai.ac.jp/news-pr/important/2023/12/040898.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。