







2019年10月20日23時31分に読売新聞から、下記趣旨の記事が現場の写真と状況説明図付きでネット配信されていた。
富山市町村の住宅街で9月24日深夜、用水路に転落した70歳代女性が近所の男性2人に助けられ、一命を取りとめた。
かすかなうめき声を偶然、自宅浴室にいた男性が聞いたのがきっかけとなった。
女性は70メートル流され、暗渠に入る直前だった。
1秒でも遅れていたら助からなかったかもしれない。
24日午後11時頃、後藤さん(男性、69歳)は風呂に入っていたところ、開けていた小窓から聞こえた。
「うー」と。
次第に聞こえなくなったが気味が悪いので、妻さん(62)に2階から外を確認するように伝えた。
「誰もいない」と妻。
こう続けた。
「『ゴボッ』という音を聞いた」。
用水路に何かあるのか――。
そう思った後藤さんは「まさか人か」と懐中電灯を手に家を飛び出した。
街灯は遠くにぽつんとあるだけ。
「気のせいであってほしい」と願いながら、自宅前を流れる用水路に光を当てながら歩くと、近くからうめき声が聞こえた。
足元を照らすと、人の足。
流されるのを防ごうととっさにつかんだ。
その体はほとんど暗渠に入っていた。
「誰かー」。
110番の後、追いかけてきた妻が叫び声に気づき、間近の安川さん(男性、70歳)宅に助けを求めた。
テレビを見て起きていた安川さんがすぐ駆けつけ、後藤さんと一緒にその足を引っ張った。
現れたのは小柄な女性。
ずぶぬれで震えており、銀色のシートに覆われて救急車で病院に搬送された。
救急隊員は「長い時間水につかっていたら危なかったはずだ」と話す。
女性が見つかった地点の用水路は幅60センチ、深さ50センチ。
女性は70メートルほど手前で転落して流されたらしい。
「暗渠の中に流されていたら助けられなかったかもしれない」と、後藤さんは振り返る。
救助した2人には後日、富山中央署から感謝状が贈られた。
後藤さんは「女性が助かって何より」、安川さんは「当たり前のことをやっただけ」と話した。
女性は10月に入り、退院した。
「2人のおかげ 孫また会えた」…
救助された70歳代女性は、17日、読売新聞の取材に応じた。
女性は9月24日夜、散歩していた。
雨風が強く、傘を差しながら歩いていたという。
後藤さん宅の前あたりで、風にあおられて傘が持っていかれそうになり、バランスを崩した。
その後は記憶がおぼつかず、気がついたら病院だったといい、女性は「2人のおかげで助かってよかった。孫にまた会うことが出来てうれしい」と感謝していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191020-OYT1T50095/
(ブログ者コメント)
風雨強い中、家の外のかすかな異常に、よくぞ気が付いたものだ。
産業現場の話しではないが、感度よく災害を未然に防止できた事例として紹介する。
ちなみに富山県は岡山県と並び、用水路への転落事故が多い県だ。
事例などは本ブログで何件も紹介スミ。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。