2018年8月5日17時17分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日昼すぎ、糸魚川市の親不知海水浴場で、長野市の30代の男性が娘の小学生とともに沖に流された。
この男性の妻が、高台で監視にあたっていたIさん(男性、73歳)に救助を要請し、Iさんが救助に向かったが、海岸から数10mの沖合で溺れたという。
Iさんは近くにいた海水浴客に救助され、病院に搬送されたが、その後、死亡した。
救助の要請があった男性と娘の小学生は、海水浴客に救助されて無事だった。
この海水浴場は糸魚川市が管理しているが、Iさんはシルバー人材センターから派遣されて、今シーズンから、自宅の近くにある海水浴場の監視にあたっていたという。
警察と消防が、事故の詳しい状況を調べている。
出典
『高齢の監視員がおぼれて死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20180805/1030004281.html
8月5日20時13分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日正午過ぎ、新潟県糸魚川市外波(となみ)の親不知海水浴場で、溺れた親子の救助のため沖に向かった同海水浴場の監視員、Iさん(73)が、岸から40~50mの海上に浮かんでいるのを海水浴客が発見、救助されたが、間もなく死亡が確認された。
死因は水死だった。
警察によると、Iさんは長野県の30代男性と小学2年の娘が溺れたとの通報を受けていたという。
親子は別の海水浴客に救助され、無事。
現場は高波で風も強かった。
監視員はIさんのみだった。
出典
『親不知海水浴場 海水浴客助けに向かった73歳監視員死亡』
https://mainichi.jp/articles/20180806/k00/00m/040/073000c
(ブログ者コメント)
最近、プール監視員の資格について記された情報を数件紹介したばかりだ。
また、富士山から下山中の70代の安全誘導員が6合目で遭難したという情報も紹介した。
今回事故の原因は、それらの情報と共通するものがあるように感じたので、紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。