2020年5月16日14時34分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岡山市は、2021年度からのスプレー缶の回収ルール変更に向け、準備を進めている。
18年に札幌市で起きた爆発事故を踏まえ、ごみ出しする際の缶の穴開けを不要にして、事故防止につなげる計画。
6月に新たな処理施設の建設に着手する。
可燃ごみを処理している東部クリーンセンター(東区西大寺新地)の敷地内に、スプレー缶専用の処理棟(プレハブ平屋約150平方メートル)を新設。
自動で缶に穴を開け、噴出したガスを焼却処理する設備を導入する。
来年3月までに完成させる予定で、4月から稼働させて、市内全域で穴開けを不要にする。
整備費は1億2800万円。
現在の回収ルールでは、スプレー缶は各家庭で、中身のガスを最後まで噴射した後に穴を開けてごみ出しすることになっている。
ただ、市内ではガスこんろの近くでガス抜きして引火するなど、過去5年で2件の火災が起き、市民2人が負傷している。
18年12月には札幌市の不動産店で、大量のスプレー缶をガス抜きして40人以上が負傷する爆発事故も発生しており、市は安全性を高めるため、回収ルールの変更を決めた。
現在は、回収後、市職員や委託業者が缶の穴を一つ一つ目視で確認しており、作業の負担軽減にもつながる。
市は今後、回収方法変更を知らせるためガイドブックを改定し、全戸配布する。
市環境事業課は、「回収ルール変更で市民の危険や手間を減らしたい。混乱が起きないよう、周知も徹底する」としている。
https://www.sanyonews.jp/article/1012724/
(ブログ者コメント)
自動で穴を開け、噴出したガスを焼却する設備とは、どのようなものだろうか?
調べてみたが、情報は見つからなかった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。