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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(ブログ者コメント)

この手の自然発火については、本ブログでもこれまで多数の情報を掲載している。

以下は今回の情報。


2025
79日にYAHOOニュース(TBS NEWS )から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

油をふき取ったタオルが洗濯後に自然発火する、そんな事故が相次いでいます。

まずは大阪で実際に起きた火事の映像をご覧ください。
店の入り口から激しく炎が上がっています。

今年5月、大阪市中央区のマッサージ店で深夜2時に発生した火事。

けが人はいませんでしたが、店は全焼しました。

マッサージ店の代表は火が出た原因について。

代表 :
「玄関が火元ということだけわかっていたので、コンセントとかかなと思っていたんですけど、消防士さんから話聞くと、タオルの自然発火。信じられない」

「タオルの自然発火」とはどういうことなのでしょうか?

代表によりますと、出火の前日、店でアロマオイルのふき取りなどに使ったタオルおよそ30枚をスタッフがコインランドリーで洗濯し、乾燥機にかけました。

乾いたタオルを店の入り口近くに重ねて置きましたが、そのおよそ4時間後に自然発火したというのです。

代表 :
「熱がこもったんじゃないかということだったんですけど、乾燥機から出してしばらく時間が経ったタオルだったので、そんなわけないと」

実は、油が付いた布は自然発火の危険性があります。

これは製品事故を調査するNITE=製品評価技術基盤機構が公開した実験映像。

マッサージオイルをふき取ったタオルを洗濯して乾燥機にかけたところ、火が。

オイルに含まれている「不飽和脂肪酸」は、空気中の酸素に反応して発熱する性質があります。

乾燥機の中など、高温の環境では熱がこもりやすくなり、発火するおそれがあるといいます。

また、タオルを重ねて置いた場合も内部に熱が蓄積し、自然発火することがあるということです。

「不飽和脂肪酸」はサラダ油や床用ワックスなどにも含まれています。

NITEによりますと、それらをふき取った紙や布をごみ箱などに詰め込んで放置すると、常温であっても化学反応が進み、自然発火するおそれがあるとしています。

NITE担当者:
「一般的に暑いと熱が逃げにくくなり、発火しやすくなるので、特に夏場は気を付けてほしい」

NITEは、油がしみ込んだ洗濯物は乾燥機で加熱せずに風通しのよい場所で干し、油がしみ込んだ紙や布は水に浸してから捨てるなど、注意を呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7a17067c1c79c1141cb908d33f1c5ddf91734397

 

781924分にYAHOOニュース(中国放送)からは、温度が10℃上昇するごとに反応速度は23倍になるといわれている、油が主成分の塗料をふき取った場合も要注意など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

西日本では、統計史上最も早い梅雨明けから、危険な暑さが続いています。

このような高温な状態では、油の取り扱いに注意が必要です。

 【写真を見る】オイルを拭いたタオルを洗濯乾燥機にかけると発火するかも…真夏は油の取り扱いに注意

気温が高い状態が続くと、電化製品など、身近なものが高温になりやすくなります。

そして、油がしみ込んだ布や紙は、空気中の酸素と反応して発熱しやすい性質があります。

しかも、温度が10℃上昇するごとに反応スピードは23倍になるといわれています。

NITE(製品評価技術基盤機構)の実験では、マッサージ店などでオイルを使い、タオルにオイルがしみ込んだ状態で、洗濯をして乾燥機にかけると、油分が酸化したところが高温になり、火が出てしまいました。

さらに、乾燥後にタオルを重ねた状態で置いておくと、内部に熱が蓄積し、自然発火することがあります。

オイルがしみ込んだタオルは、洗濯しても油分が残ることがあります。

洗浄する際は、手洗いしてから洗濯機にかけ、天日干しするのが安心です。

一方で、油が主な成分の塗料を布で拭き取ると、60時間後には煙が出てきました。

塗料が空気に触れたときに出る熱により、数日かけて自然発火してしまうことがあります。

廃棄する際は、水に浸してからにしてください。

今後も高温な状態が続く予想です。

思わぬ事故に注意してください。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3f91673d38c674673226a57c87f980f85a6f61d

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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