本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年1月31日19時0分にNHK仙台から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後1時半すぎ、石巻市の木造アパートの2階の部屋から火が出ていると近くに住む人から消防に通報があった。
火はおよそ1時間後に消し止められ、アパートの2階の部屋が焼けたが、けが人はいなかった。
現場は、JR石巻駅からおよそ200mの商店や住宅が立ち並ぶ地域で、延焼のおそれがあったため、近くの住民が避難するなど一時騒然となった。
警察によると、火が出た当時、アパートでは作業員2人が電気を通す装置を使って凍った水道管を加熱する作業をしていたということで、警察は、火事の原因や当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6005664711.html
(ブログ者コメント)
□電熱ヒーターを使用していたと思われるが、電熱線が剥き出しであろうはずもなく、なぜ火災になったのか?
気になって調べたところ、加熱された水道管の伝熱によって壁材などから発火する事故が結構発生していた。
以下はネタ元となった、平成13年小樽市水道局からのお知らせらしき記事。
ただ、石巻のケースは、専門業者に頼んでなお、火災になった模様だ。
凍結した水道管を高電熱で解かす市販の「解氷機」に人気が集まり売れているそうですが、自分で解凍出来る手軽さの反面、誤った使用方法で水道管が過熱し密接する壁などに引火して火災となるケースが各地で発生しており、市の水道部より「解凍作業は出来るだけ専門業者に依頼してほしい」と呼びかけています。
http://www.hikarigokin.co.jp/tp_h1301.html
□木材の発火点は、出典にもよるが、以下の情報では260℃。
この温度なら、伝熱によって上がる可能性が十分にある。
寒冷地にお住まいの方は御用心。
http://bme.t.u-tokyo.ac.jp/class_info/2009/science/pdf/09_text2009.pdf
31日午後1時半すぎ、石巻市の木造アパートの2階の部屋から火が出ていると近くに住む人から消防に通報があった。
火はおよそ1時間後に消し止められ、アパートの2階の部屋が焼けたが、けが人はいなかった。
現場は、JR石巻駅からおよそ200mの商店や住宅が立ち並ぶ地域で、延焼のおそれがあったため、近くの住民が避難するなど一時騒然となった。
警察によると、火が出た当時、アパートでは作業員2人が電気を通す装置を使って凍った水道管を加熱する作業をしていたということで、警察は、火事の原因や当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6005664711.html
(ブログ者コメント)
□電熱ヒーターを使用していたと思われるが、電熱線が剥き出しであろうはずもなく、なぜ火災になったのか?
気になって調べたところ、加熱された水道管の伝熱によって壁材などから発火する事故が結構発生していた。
以下はネタ元となった、平成13年小樽市水道局からのお知らせらしき記事。
ただ、石巻のケースは、専門業者に頼んでなお、火災になった模様だ。
凍結した水道管を高電熱で解かす市販の「解氷機」に人気が集まり売れているそうですが、自分で解凍出来る手軽さの反面、誤った使用方法で水道管が過熱し密接する壁などに引火して火災となるケースが各地で発生しており、市の水道部より「解凍作業は出来るだけ専門業者に依頼してほしい」と呼びかけています。
http://www.hikarigokin.co.jp/tp_h1301.html
□木材の発火点は、出典にもよるが、以下の情報では260℃。
この温度なら、伝熱によって上がる可能性が十分にある。
寒冷地にお住まいの方は御用心。
http://bme.t.u-tokyo.ac.jp/class_info/2009/science/pdf/09_text2009.pdf
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。