本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年1月31日19時0分にNHK仙台から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台市内では、都市ガスが使えないという問い合わせが相次いでいて、市では、震災の影響でヒビが入ったガス管に入り込んだ地下水が凍結したものとみて、本格的な調査を始めた。
仙台市ガス局によると、「都市ガスが使えなくなった」という問い合わせは、30日までの1週間に仙台市と富谷町であわせて161件に上っているという。
このため、仙台市ガス局は、本格的にガス管を調査することになり、初日の31日は、特に問い合わせが多い泉区の寺岡地区の周辺を調べた。
地中に埋められたガス管の中に小型カメラを入れて内部を調べたところ、震災やその後の余震でできた細かいヒビから入り込んだ地下水がたまっているのが確認され、ポンプでくみ上げて取り除く作業が行われた。
市によると、この地下水が蒸気になって、地上にあるガスメーターの中に入り、寒さで凍結したことが原因だということで、ガスメーターを交換すると再びガスを使えるようになるという。
また、このトラブルでガスが外部に漏れたり、爆発したりするおそれはないという。
29日、ガスが使えなくなったという仙台市の男性は、「風呂を入れようと思ったらガスが使えなくなった。これまでに何回か使えなくなったことがある」と話していた。
ガス管にたまった地下水は、震災当時に入り込んで残ったものが大部分だということで、市では、今後も調査の範囲を広げて、地下水を取り除く作業を進めることにしている。
仙台市ガス局は、「お客様にご迷惑をおかけして申し訳ない。危険性はないが、使えなくなった際はガス局に知らせてほしい」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6005644171.html
(ブログ者コメント)
□どの程度の細かさのヒビが入ったのか分からないが、そのヒビから水が管内に入り込んだからには、ガスもまた、そこから外に出ていってしかるべしのような気がする。
仙台市ガス局が、外部に漏れることはないと評価した理由が知りたい。
管内のガス圧力よりも周囲の地下水圧力の方が高いということだろうか?
□その点が気になり調べてみたところ、仙台市ガス局のHPにはなかったが、北海道ガスのHPに、供給圧力は1~2.5kPaと書かれていた。
http://www.hokkaido-gas.co.jp/home/knowledge/toshi_gas/kind.html
100~250mmH2O。思ったより低圧だ。
家庭用だと使用量が少ないし一斉に使うこともないので、この程度の圧力でも末端までガスを供給できるのだろう。
これなら、地下水圧力のほうが高いのかもしれない。
□しかし、そういうことなら、安全とする根拠をもっと積極的にPRしたほうがよかったのにと感じた。報道されなかっただけかもしれないが。
仙台市内では、都市ガスが使えないという問い合わせが相次いでいて、市では、震災の影響でヒビが入ったガス管に入り込んだ地下水が凍結したものとみて、本格的な調査を始めた。
仙台市ガス局によると、「都市ガスが使えなくなった」という問い合わせは、30日までの1週間に仙台市と富谷町であわせて161件に上っているという。
このため、仙台市ガス局は、本格的にガス管を調査することになり、初日の31日は、特に問い合わせが多い泉区の寺岡地区の周辺を調べた。
地中に埋められたガス管の中に小型カメラを入れて内部を調べたところ、震災やその後の余震でできた細かいヒビから入り込んだ地下水がたまっているのが確認され、ポンプでくみ上げて取り除く作業が行われた。
市によると、この地下水が蒸気になって、地上にあるガスメーターの中に入り、寒さで凍結したことが原因だということで、ガスメーターを交換すると再びガスを使えるようになるという。
また、このトラブルでガスが外部に漏れたり、爆発したりするおそれはないという。
29日、ガスが使えなくなったという仙台市の男性は、「風呂を入れようと思ったらガスが使えなくなった。これまでに何回か使えなくなったことがある」と話していた。
ガス管にたまった地下水は、震災当時に入り込んで残ったものが大部分だということで、市では、今後も調査の範囲を広げて、地下水を取り除く作業を進めることにしている。
仙台市ガス局は、「お客様にご迷惑をおかけして申し訳ない。危険性はないが、使えなくなった際はガス局に知らせてほしい」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6005644171.html
(ブログ者コメント)
□どの程度の細かさのヒビが入ったのか分からないが、そのヒビから水が管内に入り込んだからには、ガスもまた、そこから外に出ていってしかるべしのような気がする。
仙台市ガス局が、外部に漏れることはないと評価した理由が知りたい。
管内のガス圧力よりも周囲の地下水圧力の方が高いということだろうか?
□その点が気になり調べてみたところ、仙台市ガス局のHPにはなかったが、北海道ガスのHPに、供給圧力は1~2.5kPaと書かれていた。
http://www.hokkaido-gas.co.jp/home/knowledge/toshi_gas/kind.html
100~250mmH2O。思ったより低圧だ。
家庭用だと使用量が少ないし一斉に使うこともないので、この程度の圧力でも末端までガスを供給できるのだろう。
これなら、地下水圧力のほうが高いのかもしれない。
□しかし、そういうことなら、安全とする根拠をもっと積極的にPRしたほうがよかったのにと感じた。報道されなかっただけかもしれないが。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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