本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年2月11日21時11分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日朝早く大槌町小鎚の「小鎚第20仮設団地」に住む会社員男性(58歳)の住宅で床下の水道管に巻きつけられたヒーターから火が出た。
火は1時間ほどで消し止められ、けが人はいなかった。
警察によると、燃えたヒーターは幅がおよそ2cmほどの長いテープ状のもので、床下の水道管に巻きつけられ、気温が下がると自動的にスイッチが入って凍結を防ぐもの。
11日は午後から、仮設住宅を建てた盛岡市の住宅メーカーの社員2人が現地の調査に訪れ、ヒーターの一部がとぐろ状に重なって置かれていたところが激しく焼けていたことを確認していた。
県によると、この会社では大槌町のほか、釜石市と大船渡市、それに陸前高田市であわせて550戸分の仮設住宅を建てているという。
県では再発防止に向けて、ヒーターの取り付け状況の調査を急ぐことにしている。
また警察では、こうしたヒーターの取り付けが適切に行われていたのかも含めて、火事の原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045950481.html
(ブログ者コメント)
先日掲載した、凍結水道管解凍時の火災と同じ原因かもしれないが、「とぐろ状に重ねて置かれていたところが激しく焼けていた」という記述が気になった。
普通の電気配線でも、使用時にとぐろ状に置かれていると、そこに熱がこもって発火することがあるので、そっちのほうの原因だったのかもしれない。
(2012年2月18日 修正1 ;追記)
2012年2月14日付で朝日新聞岩手全県版(聞蔵)から、発火原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この問題で県は13日、盛岡市内の業者の施工ミスによって発火した可能性が高いと明らかにした。
県は、この業者に対し、担当した仮設住宅4市町村、計551戸の点検と改善を指示した。
県によると、水道管に巻き付けたヒモ状のヒーターのうち、余って束ねた部分が燃えていた。束ねることで過熱し、発火したとみられる。
11日朝早く大槌町小鎚の「小鎚第20仮設団地」に住む会社員男性(58歳)の住宅で床下の水道管に巻きつけられたヒーターから火が出た。
火は1時間ほどで消し止められ、けが人はいなかった。
警察によると、燃えたヒーターは幅がおよそ2cmほどの長いテープ状のもので、床下の水道管に巻きつけられ、気温が下がると自動的にスイッチが入って凍結を防ぐもの。
11日は午後から、仮設住宅を建てた盛岡市の住宅メーカーの社員2人が現地の調査に訪れ、ヒーターの一部がとぐろ状に重なって置かれていたところが激しく焼けていたことを確認していた。
県によると、この会社では大槌町のほか、釜石市と大船渡市、それに陸前高田市であわせて550戸分の仮設住宅を建てているという。
県では再発防止に向けて、ヒーターの取り付け状況の調査を急ぐことにしている。
また警察では、こうしたヒーターの取り付けが適切に行われていたのかも含めて、火事の原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045950481.html
(ブログ者コメント)
先日掲載した、凍結水道管解凍時の火災と同じ原因かもしれないが、「とぐろ状に重ねて置かれていたところが激しく焼けていた」という記述が気になった。
普通の電気配線でも、使用時にとぐろ状に置かれていると、そこに熱がこもって発火することがあるので、そっちのほうの原因だったのかもしれない。
(2012年2月18日 修正1 ;追記)
2012年2月14日付で朝日新聞岩手全県版(聞蔵)から、発火原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この問題で県は13日、盛岡市内の業者の施工ミスによって発火した可能性が高いと明らかにした。
県は、この業者に対し、担当した仮設住宅4市町村、計551戸の点検と改善を指示した。
県によると、水道管に巻き付けたヒモ状のヒーターのうち、余って束ねた部分が燃えていた。束ねることで過熱し、発火したとみられる。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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