2019年6月14日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前9時45分ごろ、栃木県壬生町の北関東自動車道壬生パーキングエリア(PA)に停車中の航空自衛隊の車両から「積んでいた弾薬が荷ずれしたようだ」と、東日本高速道路に連絡があった。
警察や空自によると、荷台に積んでいた短距離地対空誘導弾の実弾8発(1発約190kg)の一部が動いていた。
誘導弾は信管が外され、爆発の恐れはなかったという。
警察などによると、誘導弾は点検のため、茨城県小美玉市の百里基地から石川県小松市の小松基地に輸送中だった。
ベルトで固定していたが、運搬中に誘導弾が動いた気配がしたため、車両は同日午前8時過ぎに同PAに入った。
別の車に移して百里基地に戻したという。
警察は、同PAへの車両の進入を約1時間40分にわたり規制した。
出典
『空自 車両積載、誘導弾荷ずれ 北関東自動車道』
https://mainichi.jp/articles/20190614/ddm/041/040/079000c
6月13日12時0分にFNN PRIMEからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栃木県の北関東自動車道で、自衛隊の車両が荷崩れを起こしたという。
車に積まれていたのが、弾薬だとみられている。
13日午前11時50分現在、パーキングエリアの中で積み直し作業が行われているもよう。
出典
『【速報】弾薬か? 自衛隊車両荷崩れ 北関東自動車道』
https://www.fnn.jp/posts/00419187CX/201906131200_CX_CX
6月13日15時56分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北関東自動車道を走行中、荷崩れを起こした航空自衛隊車両の弾薬積み直し作業は13日午後、終了した。
作業による栃木県壬生町の壬生パーキングエリア(PA)の車両進入規制は、1時間40分で解除された。
空自や警察によると、積んでいたのは短距離地対空誘導弾の実弾8発で、弾薬は1発当たり190kg。
壬生PAで確認したところ、3段にして積んでいた実弾の一部が動いていた。
茨城県の百里基地に配備されており、定期整備のため整備機材がある石川県の小松基地に向けて運搬中だった。
弾薬には起爆しない処理がされており、路上に落下しても暴発の恐れはなかったとしている。
出典
『地対空誘導弾の積み直し終了 北関東道の規制解除』
https://www.sankei.com/affairs/news/190613/afr1906130036-n1.html
(ブログ者コメント)
FNN PRIMEの掲載写真には、荷崩れを起こした車両からケースを積み替え、赤いベルト状のもので荷台に固定しているらしき様子が写っている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。