2025年1月15日10時29分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前7時すぎ、下関市長府港町の造船会社で下関市の自営業、古藤さん(男性、51歳)が大型貨物船の溶接作業をしていたところ、自分の着衣に火がつきました。
古藤さんは、全身にやけどを負って近くの病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡しました。
警察によりますと、古藤さんは当時、貨物船の中央近くの船内で、放電させて金属を溶接する作業をしていたということです。
船内で作業をしていた同僚4人は、いずれも古藤さんの着衣に火がついた様子を見ていないということで、警察で当時の状況などについて詳しく調べています
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20250115/4060022170.html
2024年12月11日10時45分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県東海村の東海第二原発で9日、溶接作業中に作業員の着衣に引火し、協力会社の男性作業員1人が左胸から左上腕にやけどを負った。
日本原子力発電が10日、記者会見を開いて明らかにした。
放射線管理区域外にある取水口近くで発生した火災で、放射性物質の漏洩(ろうえい)はなかった。
原電によると、9日午後1時20分ごろ、発電所の取水口近くで、作業員5人が海水ポンプのメンテナンス用クレーンを解体していたところ、溶接を担当していた50代の男性作業員が着ていた耐火服に引火。
作業員は救急搬送され、現在も入院中だが命に別条はないという。
クレーンの解体は、新規制基準に対応するための作業の一環。
引火しても燃え広がりにくい耐火服を着用していたにもかかわらず作業員がやけどしたことから、原因が特定できるまでクレーンの解体作業は中断するという。
https://www.asahi.com/articles/ASSDB4QMNSDBUJHB007M.html
12月11日9時12分に毎日新聞からは、耐火服以外に専用のマスクやエプロンなどの保護具も身に着けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後1時20分ごろ、取水口の門型クレーンを解体するため、溶接作業をしていた協力会社の50代男性社員の着衣に引火した。
男性は作業の際、専用のマスクやエプロンなどの保護具を身につけ、燃え広がりにくい綿製の耐火服を着用していたが、胸や腕にやけどを負った。
解体する門型クレーンは海水ポンプをメンテナンスする際、作業場までの移動に使用していた。
竜巻などへの備えを求める新規制基準に対応するため撤去する。
撤去作業の中で強度を上げる必要があり、鉄骨を溶接していたという。
作業は負傷した社員を含め5人で実施していた。
https://mainichi.jp/articles/20241211/k00/00m/040/021000c
2024年9月20日8時27分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後4時20分ごろ、埼玉県久喜市河原井町、金属加工会社「M」の久喜工場で、溶接作業をしていた外国人男性の着衣に火が燃え移り、負傷する事故が起きた。
男性は病院に搬送され、重傷だという。
久喜署によると、男性は40歳ぐらいで、同工場から委託を受け、機械のメンテナンスを行っていたという。
溶接作業中に何らかの原因で炎が着衣に燃え移ったという。
同僚が男性を見つけ119番した。
同署が事故原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e199cf9926735c1df22656142604b60f19771f71
2024年5月14日18時55分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前7時すぎ、大分市にある「日本製鉄九州製鉄所大分地区」の従業員から、「男性従業員の姿が見えなくなった」と警察に通報がありました。
警察官などが捜索したところ、およそ4時間後の14日昼前、溶かした鉄が入った直径5メートル、深さ4メートルの「溶鋼鍋」と呼ばれる設備から人の骨のようなものが見つかったということです。
警察によりますと、行方が分からなくなっているのは30歳の男性従業員で、13日午後7時からのシフトに入って勤務にあたり、鋼を溶かして鉄をつくる作業を担当していたということです。
溶鋼鍋は男性が作業していた場所から5メートルほど下にあり、会社によりますと、中の鉄の温度は1000度以上あったということです。
警察は、男性が転落した可能性もあるとみて調べています。
日本製鉄九州製鉄所大分地区は「引き続き、関係当局の調査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240514/k10014448991000.html
5月14日17時16分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前11時ごろ、大分市西ノ洲の日本製鉄九州製鉄所大分地区の工場の溶鋼鍋から人骨のようなものが複数見つかった。
工場内では30歳の男性社員が行方不明になっており、大分県警大分中央署が関係を調べている。
署と同社によると、溶鋼鍋は直径約5メートルで、深さ約4メートル。
溶けた鉄から不純物を取り除く工程で使われており、内部の温度は千度以上になる。
行方不明の社員は13日午後7時ごろから勤務し、金属を精製する作業に従事していたという。
同工場では、出勤していた男性社員の姿が見えないとして、14日午前7時5分ごろ、保安センターが110番していた。
現場はJR高城駅から北に約2キロの沿岸部。
https://www.sankei.com/article/20240514-YVWLMVUAURIQ3BRHMCTFOSCBE4/
5月14日18時26分に産経新聞からは、同種事故は過去にも複数発生しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
金属などを溶かす高温の炉に作業員が転落する死亡事故は、過去にも複数発生している。
炉内が1500度以上の高温になるケースもあるだけに、安全対策の徹底が求められる。
平成16年8月には、大阪市西淀川区の製鋼工場で、溶鉱炉(深さ4メートル、直径6メートル)上部の鉄の投入口近くの足場上で飛び散った鉄くずを集めていた男性社員(38)が炉内に転落し、全身やけどで間もなく死亡した。
また24年5月には、愛知県西尾市吉良町の自動車部品を作る工場で、鉄の粉を約1500度の高温で溶かす溶解炉(深さ2メートル、上部直径1・2メートル)に男性社員(58)が転落。
炉の中から人骨の一部が発見された。
さらに同年7月、福島県いわき市南台の製紙工場で、古紙を溶かす溶解炉(深さ10メートル、直径5メートル)に、点検作業中の男性社員(36)が転落。
炉内はらせん状の刃が回転する構造もあった。
警察がDNA鑑定などを行い、行方不明となっていた社員の死亡が確認された。
https://www.sankei.com/article/20240514-GAVEFU2XQZJ2VBBY7JFG43L22M/
(ブログ者コメント)
西尾市といわき市の事例については、過去に本ブログでも紹介スミ。
2024年4月10日15時42分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後5時30分ごろ富山県射水市にあるN鋼業富山製造所内で、鋼材の製造中に、市内に住む会社員、太田さん(男性、52歳)が、コンベアに引っ掛かった製品を取り除こうとした際、バランスを崩して高温の鋼材の上に転倒しました。
太田さんは厚生連高岡病院に救急搬送されましたが、右ひじなどをやけどをする重傷のもようです。
警察が詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9caaebe76a449d78b00c8ce79c748861694473d
2024年3月28日21時21分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横須賀市は28日、市立中央斎場(同市坂本町)の火葬炉で27日に40代の作業員1人がやけどを負う事故があったと発表した。
市が原因を調べている。
市健康総務課によると、作業員は業務委託先の炉製造メーカー社員で、同日午後4時10分ごろ、遺体の火葬後に、1人で炉内にある冷却室で骨上げ前の整骨作業をしていたところ、服が燃えているのに気付いた。
同僚と消火し、救急車で病院に搬送され、入院した。
意識はあるが重傷という。
同斎場には10炉あり、事故のあった炉は当面休止する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bce4973497c90a640e172814e465c54472d2a77a
3月28日付で市のHPには、火葬炉内の消火は確認していたなど、下記趣旨の報道発表資料が掲載されていた。
ご遺体を火葬する作業の工程において、火葬後に火葬炉内の消火を確認し、整骨を行う冷却室に移動して作業を行っていたところ、その作業員の被服が燃え作業員が火傷を負いました。
状況に気づいたほかの作業員が消火するとともに、直ちに救急車を呼び救急搬送しましたが、負傷した作業員は病院で処置を要する容態であり、現在入院中です。
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3110/nagekomi/20240328kasou.html
2023年10月4日18時55分にFNN PRIME(テレビ愛媛)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
伊予市内にある県の研究施設で4日正午過ぎに火事があり、実験をしていた男性職員が顔をやけどする重傷を負いました。
火元はアルコールランプと見られます。
火事があったのは伊予市森にある県栽培資源研究所で、4日午後0時40分後頃に「建物の2階で爆発が起こった」と施設の職員から消防に通報がありました。
火はすぐに消し止められたものの、41歳の男性主任研究員が顔にやけどし、松山市内の病院に運ばれました。
重傷ということです。
研究所によりますと、この男性研究員がアルコールランプを使い、魚の組織標本を作る実験をしていたところ、ほかの実験器具に燃え移ったということです。
爆発ではないとしています。
県栽培資源研究所・加藤所長:
「重大な責任を感じております。県の施設ですし、非常に申し訳なく思っています」
警察や消防が詳しい状況を調べています。
また研究所は改めて職員に対し、器具や火器を取り扱う際の安全対策を指導し、再発防止に努めるとしています。
https://www.fnn.jp/articles/-/595712
10月4日18時18分に毎日新聞からは、ランプが倒れてエタノールが漏れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後0時40分ごろ、愛媛県伊予市の県農林水産研究所水産研究センターの栽培資源研究所で、職員から「エタノールが爆発した」と119番があった。
男性職員(41)が顔などにやけどを負い、病院に運ばれた。
命に別条はない。
県警伊予署や研究所によると、男性職員は2階の研究室で、アルコールランプを使用し、魚の組織を観察するための標本を1人で作製していた。
ランプが倒れてエタノールが漏れ、引火した可能性があるという。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20231004/k00/00m/040/191000c
2023年3月31日付で新潟経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟東警察署によると、31日13時20分、新潟市東区に所在する産業廃棄物処理などを請け負う会社の敷地内において、新潟市東区月見町在住で会社員の男性(49歳)が作業中に火傷を負う事故が発生した。
新潟東署によると、負傷した男性が廃棄物である大型洗濯機の解体作業中に、なんらかの原因で服へ引火。
同じ敷地内で作業していた同僚が事態に気付き、119番通報したが、男性は全身に火傷を負い、新潟市内の病院に搬送された。
同署によると、負傷した男性はガスバーナー溶接機のようなものを使って作業に従事しており、解体していた大型洗濯機内に残留していた可燃物に引火し、服に着火したと見られている。
詳細については、現在捜査中。
3月31日16時46分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、ガスバーナーの火が引火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市東区で31日、業務用洗濯機の解体作業中にガスバーナーの火が作業員の衣服に引火し、全身にやけどを負う事故がありました。
事故があったのは新潟市で産業廃棄物処理などを手がける会社、S社の敷地内です。
警察によりますと31日午後1時20分ごろ、新潟市東区のS社の敷地内で、廃棄物である業務用の大型洗濯機をガスバーナーを使って解体していた49歳の男性会社員の着衣にガスバーナーの火が引火したということです。
男性はひとりで作業していましたが、近くにいた同僚が男性の全身に火が回っているのを発見し、119番通報しました。
男性は搬送時は意識があったということですが、全身にやけどを負っているということです。
警察が事故の原因など詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4c8a3d8b514cefad951be6b7f2e5f4e3dc0342c
2022年3月31日22時43分にYAHOOニュース(日本海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島根県出雲市の金属を扱う会社の工場内で31日の夕方、身元不明の白骨遺体が発見された。
身元不明の白骨遺体が発見されたのは、島根県出雲市大津町のW製鋼所の工場にある焼鈍炉だ。
この焼鈍炉は、車の部品となる金属に高温の熱処理をほどこす装置になる。
31日午前1時ごろ、出雲市の60代女性から「夫が帰ってこない」と警察に通報があり、捜索したところ、夫の車が勤務先の渡部製鋼所で見つかった。
この女性の夫は30日の日中に遺体が発見された焼鈍炉で作業をしており、近くで別の作業をしていた2人がその様子を目撃していた。
出雲警察署が焼鈍炉が冷えるのを待って31日午後5時ごろ中を調べたところ、1人の白骨遺体を発見。
警察は見つかった遺体は女性の夫の可能性があるとみていて、近くで作業をしていた2人に当時の状況を聞くとともに、事件・事故の両面で調べを進めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbb9905721fa8df4b9fe12f9ed255f177f4a7b8d
3月31日19時58分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、焼鈍炉には上下開閉する自動扉がついていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後5時前、島根県出雲市にあるW製鋼所の焼鈍炉の中で、白骨遺体が発見されました。
出雲警察署によりますと、31日午前1時過ぎ、出雲市内の女性(60代)から、夫が仕事から帰ってこないと110番通報があり、警察が仕事場にかけつけたところ、夫の車が発見されました。
仕事場から帰った形跡はなく、作業をしていた焼鈍炉に取り残されている可能性があるとして、炉を停止し、熱が冷めるのを待って、中を確認したところ、午後5時前、1人の白骨遺体が発見されたということです。
この焼鈍炉は、車の部品などを鋳造する炉で、間口は4.5メートル、奥行き8メートル、高さ5メートルの上下開閉する自動扉があり、作業は3人で行っていたということです。
警察は白骨遺体の身元確認を急ぐとともに、事件・事故の両面で調べを進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fb0dcfbc01f246759eac2dbea6a56cd005a92ee
4月1日12時23分にYAHOOニュース(山陰中央新報)からは、他の2人とともに炉で車両部品を製造していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察の調べで、男性社員は30日の日中、他の社員2人と燃焼させた炉で車両部品を製造していたことがわかっています。
この「焼鈍炉」は高さ5m、奥行8m、人が中に入ることもある設備で、通報を受けて炉の操業を止め、内部の温度が下がるのを待って、警察が中を確認しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aeb1042cef200d8515a46980ab219a0b185ab89
4月1日19時44分にYAHOOニュース(日本海テレビ)からは、他社では普通、炉の中に入ることはないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は、3月30日に遺体が発見された焼鈍炉で作業をしており、近くで別の作業をしていた従業員2人がその様子を目撃している。
関係者によると常時、女性の夫を含めた3人で作業を行っていたという。
今回現場となった焼鈍炉とはいったい・・・
記者:
「出雲市の会社とは別のところにある焼鈍炉です。広い倉庫のようなところで、熱が入ると、700度以上にもなるということです」
この会社の焼鈍炉では750度から900度の熱で10時間以上かけて金属製品の熱処理を行っている。
普段から炉を使って作業をする人に話を聞くと、製品の出し入れは、普通、炉の中でしないため、人が入ることはまずないという。
警察は、女性の夫が何らかの原因で閉じ込められた可能性があるとみていて、遺体の身元の特定を急ぐとともに、事件・事故の両面で調べを進めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/39c8741845dd3fbc01c0676f7a8e8d500e8deb14
(ブログ者コメント)
他の2人は、作業途中で仲間がいなくなったことに、なぜ気づかなかったのだろうか?
2022年1月5日13時18分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【死亡事故多発「着衣着火」火花の危険性】
料理中にコンロの火が袖口に燃え移るなど、身に着けている衣類に火が付く事故。
それが「着衣着火」です。
いま、ある事故をきっかけに、この「着衣着火」の危険性を呼びかける声が広がっています。
※アナウンサーの実演画像
2021年12月22日、栃木県の文星芸術大学で女子大学生が作品制作のため、グラインダーという電動工具で鉄板を切断中、火花が衣服に引火。
その後、亡くなりました。
大学によると、作業していた学生は、引火しにくい作業着や厚手の手袋を身につけるなど、安全対策は取っていたということですが、詳しい原因は調査中です。
消防庁によると、毎年約100人が「着衣着火」により死亡しているといいます。
では、どのように着衣着火を防いでいけばいいのでしょうか?
【アメリカ発「ストップ、ドロップ&ロール」とは】
この着衣着火、家庭内ではコンロが最も多い原因と言われています。
もちろん、引火しない事が大事ですが、万が一、着ている服に着火してしまうこともあります。
その時は、すぐに服を脱いだり着火部分に水をかけるのがいいのですが、それができない場合もあります。
そんな時の対処法が、アメリカ発の「ストップ、ドロップ&ロール」です。
アメリカの消防士が考案し、これを合言葉に、アメリカでは子どもの頃から教育されているといいます。
そして、日本でも徐々に広まりつつあるんです。
「ストップ、ドロップ&ロール」とは、一体、どのようなものなのでしょうか。
●「ストップ」;走らずその場で止まる
まず「ストップ」。
パニックになって走ってはいけません。
その場に止まりましょう。
●「ドロップ」;地面に倒れ込み着火部分を押しつける
次に「ドロップ」。
地面に倒れこみ、燃えているところを地面に押しつけるように、体と地面をくっつけます。
●「ロール」;地面に倒れて左右に転がる
(※顔を手で覆いながら)
最後に「ロール」。
地面に倒れたまま左右に転がります。
転がることで、洋服についた火を窒息消火させます。
転がる際、両手で顔を覆うのを忘れずに。
顔への火傷を防ぎましょう。
いざというときのために、こうした行動も頭のどこかに入れておく必要がありそうです。
(めざまし8「#NewsTag」1月5日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/61bfbb4e5ef57326655d1717cac2f85f927d9d07
(ブログ者コメント)
〇関連情報調査結果、消防技術安全所が実験し、効果があった
とする報文が見つかった。
『ストップ、ドロップ アンド ロールに関する検証』
(消防技術安全所報 50号(平成25年))
概 要
本検証は、着衣着火時における消火方法であるストップ、ドロップ アンド ロールの具体的かつ効果的な実施方法等の提言を目的とした。
着衣着火の実態調査及び小児に対する指導を主眼とした消火実験を行った。
その結果、着衣に着火した場合、その場で着火部位を人体と床面で挟み込むように倒れ、接触面積の大きい「腕を足部方向に伸ばした姿勢」をとると効果的な消火が期待できることがわかった。
また、着火部位が広範囲である場合や着火部位を確認し難い場合は、回転速度に関係なく、体をなるべく床面と接触させるようにして転がることが有効であることがわかった。
・・・
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-gijyutuka/shyohou2/50/50-13.pdf
〇栃木県の大学で起きた事例については本ブログでも紹介スミ。
2021年10月6日21時51分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後10時10分ごろ、相模原市緑区橋本台1丁目の産業廃棄物処理業者「Sプラントサービス」の工場敷地内で、従業員の男性(39)が重度のやけどを負い、病院に運ばれた。
神奈川県警相模原北署が事故原因を調べている。
署によると、男性は廃棄物の焼却作業中に着衣に引火したとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/93d524831f083dbc5f9b97214c7afe0f12c573f2
2021年7月31日19時18分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前9時半すぎ、秋田市飯島にある「Aレアメタル」の金属の製造工場から、「炉から溶解液が飛散し、従業員2人がかぶった」と消防に通報がありました。
この事故で60歳と52歳の作業員2人が秋田市内の病院に搬送され、肩や腕などにやけどをしましたが、2人とも意識はあり、けがの程度は重くないということです。
警察によりますと、Aレアメタルは液晶パネルの部品などに使われる希少な金属を製造していて、高温の溶解液を使って炉の中から金属を抽出する作業中、溶解液が周囲に飛び散り、近くで作業をしていた2人にかかったということです。
警察や消防が、事故の詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20210731/6010011284.html
7月31日付で秋田魁新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前9時半ごろ、秋田市飯島の工場内で作業をしていた従業員の男性2人が金属の溶解液を浴びてやけどを負った。
2人とも市内の病院に搬送されたが、命に別条はない。
秋田臨港署によると、負傷したのは同市の60代男性と50代男性。
希少金属であるインジウムの溶解炉で作業中に溶解液が吹き出し、2人とも首や背中、両腕にやけどを負った。
別の従業員が119番した。
https://www.sakigake.jp/news/article/20210731AK0025/
2021年7月4日19時19分にYAHOOニュース(COURRiER JAPON)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
イラク人シェフのイッサ・イスマルが、大きなスープ鍋の中に転落し、身体の大部分に重度の火傷を負ったことが原因で亡くなった。
アラブ首長国連邦のメディア「ガルフ・ニュース」によると、この日、イスマルはイラク北部の都市ザーホーで、披露宴の準備を手伝っていたそうだ。
披露宴に参加する大勢の人たちに食事を提供するため、大きなスープ鍋をかき混ぜていたところ、彼は滑ってスープ鍋の中に落ちてしまった。
イスマルは転落後すぐに40マイル(約64キロ)先にあるドフク病院に運ばれ、救命処置が施された。
しかしイスマルは全身の70%が、Ⅲ度熱傷(皮下組織まで及ぶ熱傷)の火傷を負ったことにより、6日後にこの世を去った。
イスマルの親戚であるゼルバン・ホスニによると、イスマルは8年ほど前からシェフとして働いており、私生活では、2人の娘と生後6ヵ月の息子を持つ父親だったという。
シェフの悲劇的な死は、イラク国民に衝撃を与え、SNS上で悲しみの声が広がった。
彼を追悼する多くの人は、同国内のレストランや厨房内の安全基準が不充分であることが原因だと指摘している。
実際、この事故が起きたとき、大人の男性が落ちてもおかしくないほどの大きさのスープ鍋が厨房の床に置かれていたといい、事故当時の安全性を疑問視する声も上がっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1009315e8ed6ebe33bd03d53db26128a8bfda0f
(ブログ者コメント)
人がスッポリ入るような大鍋での料理。
山形の大鍋芋煮会イベントを想起したので紹介する。
2021年6月3日18時14分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本製鉄の鹿嶋市の製鉄所で去年8月、設備の配管が破断し水蒸気が作業員の全身にかかってやけどを負った事故について、鹿嶋労働基準監督署は、会社が実施すべき定期検査を行っていなかったとして、法人としての日本製鉄と設備の責任者を書類送検しました。
書類送検されたのは、法人としての日本製鉄と工場で設備の維持管理をしていた41歳の責任者です。
去年8月、鹿嶋市にある製鉄所で薄い鉄板を製造するラインでの作業中に、設備の配管の一部が破断して、30代の男性作業員が全身に水蒸気を浴びて軽いやけどを負いました。
鹿嶋労働基準監督署が調べた結果、この設備では塩酸が扱われていて、2年に1回以上の定期検査が法律で定められていたのにもかかわらず、事故の前、少なくとも2年間は実施されていなかったことが分かりました。
このため、労働基準監督署は3日、法人としての日本製鉄と設備の責任者を労働安全衛生法違反の疑いで水戸地方検察庁土浦支部に書類送検しました。
捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
これについて日本製鉄は「捜査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20210603/1070013289.html
(2021年9月23日 修正1 ;追記)
2021年9月22日15時59分にNHK茨城からは、会社と責任者のいずれもが不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
実施すべき定期検査を行っていなかったとして書類送検されていた法人としての日本製鉄と設備の責任者について、水戸地方検察庁は22日までに不起訴にしました。
去年8月、鹿嶋市にある製鉄所で薄い鉄板を製造するラインでの作業中に、設備の配管の一部が破断して30代の男性作業員が全身に水蒸気を浴びて軽いやけどを負いました。
この設備では塩酸が扱われていて、2年に1回以上の定期検査が法律で定められていたのにも関わらず、事故の前少なくとも2年間は実施されていなかったとして、鹿嶋労働基準監督署はことし6月、法人としての日本製鉄と工場で設備の維持管理をしていた40歳の責任者を労働安全衛生法違反の疑いで水戸地方検察庁土浦支部に書類送検していました。
水戸地方検察庁は捜査を進めた結果、21日付けでいずれについても不起訴にしました。
検察は、不起訴の理由を明らかにしていません。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20210922/1070014577.html
2021年5月17日17時38分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時すぎ、仙台港の近くにある多賀城市大代の「ENEOS(エネオス)仙台製油所」で、「液体の硫黄が漏れた」と、消防に通報がありました。
警察と消防が駆けつけたところ、硫黄が作業員5人の手や服などにかかって仙台市内の病院に搬送され、軽いやけどだということです。
ENEOSによりますと、硫黄は植物の肥料などとして出荷するため、140度前後の高温で液体にされてタンクに保存されていて、作業員たちは、タンクからタンクローリーなどにつなげるパイプの部品を交換する作業をしていたということです。
警察は、当時の状況や硫黄が漏れた原因について調べています。
(ヘリからの実況中継の音声)
施設内の設備の一部が黄色くなっています。
地面にも黄色いものが流れているのが見えます。
周りには土嚢で囲っているのも確認できます。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20210517/6000014796.html
5月17日19時20分にYAHOOニュース(仙台放送)からは、パイプのパッキンを交換していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、17日午前9時10分ごろ、作業員がパイプのパッキンを交換していたところ、パイプから硫黄が流出したということです。
この事故で硫黄を浴びた作業員5人がやけどなどのけがをして、仙台市内の病院に搬送されました。
5人の命に別状はないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad7c24e194569ce00cd4d1b85d840d85aef53179
5月17日12時11分にYAHOOニュース(東北放送)からは、漏れた量は300ℓでENEOSの社員と協力会社の社員が病院に運ばれたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時15分頃、仙台市宮城野区港5丁目の「ENEOS仙台製油所」で「硫黄が300リットル漏れた」と製油所から消防に通報がありました。
製油所によりますと、敷地内の設備で液体の硫黄を使った作業をしていたところ、何らかの理由で硫黄が漏れたということです。
この事故で仙台製油所の社員と協力会社の社員のあわせて5人が病院に運ばれたということです。
いずれも軽症とみられています。
製油所によりますと、現在は、漏えいは収まっていて、敷地の外への影響はないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/999f6ab575c1bc27d6a365bc1220f7d881ceec2f
2021年5月6日18時19分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前10時ごろ、盛岡市乙部の産業廃棄物処理会社「M資源」でガスバーナーの火が男性作業員の衣服に着火したと会社から消防に通報がありました。
火はおよそ1時間後に消し止められましたが、男性は全身にやけどを負い、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、遺体からは身分証などが見つからず、身元の特定ができていない状態ですが、会社への聞き取りなどから紫波町に住む72歳のアルバイトの男性だとみられるということです。
男性は当時、屋外でガスバーナーを使って不燃ゴミを切断する作業を1人でしていたということで、煙が上がっていることに同僚が気付いて駆けつけたときには、すでに火が燃え移っていたということです。
警察は、遺体の身元の特定を急ぐとともに、労働災害にあてはまる可能性もあるとして、作業中に安全措置が適正に取られていたかなど、事故当時の詳しい状況を調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20210506/6040010673.html
2021年4月10日19時46分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時ごろ、名護市瀬嵩の食品加工施設で圧力釜から材料が吹き出し、10代と40代の男性従業員がやけどを負った。
2人は病院に搬送されたが、命に別条はない。
名護署が詳しい事故原因を調べている。
同署や市消防本部によると、男性従業員(19)が圧力釜から材料を取り出そうとした際、何らかの原因でふたが突然開き、中の材料が飛び出た。
男性従業員は顔面や上半身に、近くにいた男性従業員(43)も顔や背中などにやけどを負った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/880c1b00d00595ea1a89ef6d99b3ed27713fa3dc
2020年12月23日20時40分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後2時半ごろ、西海市のO造船所の建造中の船内で、長崎市畝刈町の溶接工、山口さん(男性、68歳)の作業服に火がついているのを同僚が見つけ、火を消し止めました。
山口さんは全身の半分にやけどを負い、大村市内の病院に運ばれましたが、23日、亡くなったということです。
警察によりますと、山口さんは当時、ガス溶接機を使って頭上の鉄骨の溶接などをしている際、火の粉が散って作業服に火がついたと見られ、警察が詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20201223/5030010121.html
2020年10月22日21時36分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後2時10分ごろ、兵庫県加古川市尾上町今福、神鋼鋼線工業の工場で、亜鉛が入った高熱の炉に、男性社員(44)が誤って左脚を入れた。
ふくらはぎにかけて大やけど。
炉の上に取り付けられた足場で、1人で作業していた。
2020年3月4日20時36分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後1時45分ごろ、滋賀県甲賀市甲賀町神のOY工業神工場で「作業員がやけどをした」と119番があった。
男性作業員(39)が顔にやけどを負い、病院に運ばれたが、命に別条はないという。
甲賀広域行政組合消防本部や同社によると、3階建て工場の2階部分で作業員が反応がまを洗浄しようとしていたところ、原料投入部分から突然、火が上がった。
かまの焼損や建物への延焼はなかった、という。
https://this.kiji.is/607900819551339617?c=39546741839462401
キーワード ; 静電気?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。