2014年3月6日18時27分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7年前、浦添市にある海上保安本部の資材置き場で作業員の男性が、作業中の爆発で大けがをした事故をめぐり、国などに損害賠償を求めていた裁判で、6日、双方の和解が成立した。
この事故は、7年前の平成19年10月、浦添市西洲にある第11管区海上保安本部の資材置き場で、当時51歳の男性が船の航路を示すブイの補修作業をしていたところ、ブイが突然爆発し、男性が頸椎を損傷し、体の一部にマヒが残る大けがを負ったもの。
大けがをした男性とその妻は、「ブイの中に可燃性の気体がたまっていたにもかかわらず、換気などの安全対策を怠っていた」として3年前、国などに7400万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こした。
裁判所は去年、双方に和解を勧告し、調整が進められた結果、6日、和解が成立した。
和解の詳しい内容は明らかになっていないが、国が安全対策を怠っていた責任を認めた上で、男性側に和解金を支払うという。
男性の弁護士は、「和解は成立したが、このような事故が起きないよう、再発防止策をさらに徹底してほしい」と話していた。
一方、第11管区海上保安本部は、「和解についてはコメントを差し控えるが、今後も事故がないよう努めていく」としている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5095491251.html?t=1394141798686
(ブログ者コメント)
事故時の状況について調べてみたが、関連記事は見つからなかった。
そこで、「船の航路を示すブイ」ゆえ、夜間灯火用にガスが使われている可能性もあるかと思い、調べてみたが、今は太陽電池化されているとのこと。
http://www.kaiho.mlit.go.jp/06kanku/imabari/a_introduction/uminozatugaku/zatsugaku/2007/191119.htm
もしかすると、古いタイプのブイだったのかもしれないが、詳細は不明。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。