2014年10月13日7時0分に千葉日報から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
10月12日20時49分にNHK首都圏NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後6時10分ごろ、市川市の「N社」のガススタンドで爆発があり、「ドンドンと音がした後、炎が上がっている」と近隣住民から110番通報があった。
警察などによると、30~60代とみられる男性5人が搬送されたが、いずれも意識はあり、命に別条はない。
何らかの原因で液化石油ガス(LPG)に引火し爆発したとみられ、警察は詳しい状況を調べている。
付近の建物にも延焼したが、火は約1時間半後にほぼ消し止められた。
ガススタンドを経営する楢橋代表(52)によると、同日は5年に1度の保安検査のため休業し、検査業者の作業員6人が午前8時から検査にあたっていた。
検査の初日で、配管漏れやガスタンクの厚みを点検するため、中のLPGを抜いて水を張る作業が行われていたという。
タンクの容量は15トンで、水が8割程度入っていた。
楢橋社長は爆発当時、スタンドに隣接する住宅にいて、「爆発音を聞いて駆けつけると、火が上がっていて、作業員が消火活動にあたっていた」と話していた。
現場は、北総鉄道北総線北国分駅から約1.5kmの住宅街。
警察は、一時、周辺住民に避難を呼び掛けた。
近くの住民は、「腹の底からズドンと感じる大きな音が聞こえた。怖かった」と驚いた様子。
別の住民は、「ドン、ドンと2回爆発音のような音がして、家の外に出たら火が出ているのが見えた」と話していた。
また、別の近隣女性(42)は、「やけどをして血を流し、ズボンがぼろぼろの男性がいた。爆発の15分ぐらい前にガスの臭いがして、夫と『爆発するんじゃないか』と話していたところだった」と話した。
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/219238
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20141012/5343371.html
2014年10月13日付で毎日新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
スタンドによると、12日から3日間の予定で、委託した業者による定期検査が行われており、当時は6人の作業員が地下タンクからガスを抜いた後に水を入れる作業などをしていた。
出火時は、車にガスを入れる機械の周辺で激しく火柱が上がり、隣接するスタンド経営者(52)宅の木造納屋にも延焼した。
近くに住む男性会社員(41)によると、男性は爆発が起きる前の午後5時ごろ、スタンドから水が噴き出すような大きな音がしたため119番した。
消防によると、消防隊はこの通報でいったんスタンドに駆けつけたが、ガス臭など異常が確認されなかったため、「危険性はない」と判断して引き揚げたという。
出典URL
http://mainichi.jp/shimen/news/20141013ddm041040178000c.html
2014年10月16日7時5分に産経新聞千葉版から、10月15日付で朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
県産業保安課によると、作業にあたっていたのはLPガスなどの販売業者「E社」(本社・東京都港区)の男性ら。
その後、タンクの蓋を開けようとした際に炎が上がったといい、何らかの理由で発火してLPガスが爆発したとみられるという。
同社によると、けがを負った5人は同社と下請け会社の従業員で、このうち3人が入院した。
出典URL
http://www.sankei.com/region/news/141016/rgn1410160036-n1.html
(2016年6月9日 修正1 ;追記)
2016年6月4日付で毎日新聞千葉版から、ガス抜き作業中に電動工具を使っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月4日付の千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
船橋労基署は、3日、検査を請け負った東京都港区のガス販売会社「E社」と、現場責任者だった同社契約社員の男性(62)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
いずれも容疑を認めているという。
送検容疑は、14年10月12日、「N社」のガススタンドで地下のガスタンクのガスを抜く作業中、同法が火災の原因となる機械の使用を禁止しているにもかかわらず、地下貯蔵庫のマンホールのボルトを外す際、火花を発する電動インパクトレンチを使ったために周辺のガスに引火し、爆発させたとしている。
同社では、マンホールを開ける時に電動インパクトレンチを通常から使ってたといい、男性は「いつも通りに使ってしまった」などと話しているという。
事故では、男性ら3人が全身をやけどするなどの重傷、2人が軽傷を負った。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160604/ddl/k12/040/263000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。