2023年2月21日付で静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
沼津労働基準監督署は20日、労働安全衛生法違反の疑いで東京都のヤマト運輸と、同社御殿場営業所の男性副所長(47)を静岡地検沼津支部に書類送致した。
送致容疑は2022年5月24日、小山町の駿河小山営業所で、荷物を積んだかご台車をフォークリフトで大型トラックに積み込む際、作業の指揮を行わせなかった疑い。
労基署によると、副所長がフォークリフトの運転中に誤操作し、かご台車が転倒。
トラックの荷台の上にいた下請けの運送会社の女性従業員(28)が下敷きになり、背骨を折る重傷を負った。
台車を積み込む作業中にフォークリフトの操作は禁じられていた。
副所長は作業計画通りに指揮する「指揮者」を選任する立場だったが、事故当日は事前に選任した指揮者が急きょ休み、指揮者とフォークリフトの運転者を兼ねていた。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1196886.html
2月20日20時24分に産経新聞からは、重傷を負った女性は荷台で荷物を受け取っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ヤマト運輸(東京)の静岡県小山町の営業所で、下請け会社のトラック運転手の女性(28)が荷物を積んだ台車の下敷きになり重傷を負った事故があり、沼津労働基準監督署(静岡県沼津市)は20日、労働安全衛生法違反の疑いで、同社と御殿場営業所の男性副所長(47)を書類送検した。
書類送検容疑は昨年5月24日午後7時15分ごろ、フォークリフトを使いトラックに荷物を積み込む際、副所長が作業計画通り指揮してなかったとしている。
作業中、荷物を受け取るためトラックの荷台にいた女性は台車の下敷きになり、背骨を骨折するなど重傷を負った。
副所長は小山町の営業所で指揮者を務めていた。
ヤマト運輸は「多大な心配と迷惑をおかけしたことを深くおわびする。安全の強化を図り、再発防止に努める」とコメントした。
https://www.sankei.com/article/20230220-PM5BFDRQYVLYZLOEOHU4O5JIMM/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。