本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年4月19日付で神奈川新聞から、18日13時13分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前8時45分ごろ、横浜市の穀物保管会社「国際埠頭」で、穀物かすの貯蔵タンク内で作業中だった2人が、かすに埋まり、病院に運ばれたが、約1時間半後に死亡した。
警察によると、死亡したのは、作業所内の清掃を請け負っていた「相模協栄」社員の49歳男性と42歳男性。
「国際埠頭」などによると、2人は同日午前8時半ごろから別の男性従業員と3人で大豆かすなどの入った円柱形の貯蔵タンク(深さ約6m)内で、山状に積み上げられた穀物のかすを均等にならす作業をしていたが、突然タンク底部の排出口(約30~40cm四方)が開き、流出する穀物かすの中に吸い込まれたという。
作業開始時、タンク内には約7割ほどの穀物のかすが積まれていたといい、電動式の排出口の開閉スイッチはタンクの外に設置されていた。
もう一人の従業員はタンク内のはしごに登り、無事だった。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104190007/
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110418-OYT1T00576.htm
警察によると、死亡したのは、作業所内の清掃を請け負っていた「相模協栄」社員の49歳男性と42歳男性。
「国際埠頭」などによると、2人は同日午前8時半ごろから別の男性従業員と3人で大豆かすなどの入った円柱形の貯蔵タンク(深さ約6m)内で、山状に積み上げられた穀物のかすを均等にならす作業をしていたが、突然タンク底部の排出口(約30~40cm四方)が開き、流出する穀物かすの中に吸い込まれたという。
作業開始時、タンク内には約7割ほどの穀物のかすが積まれていたといい、電動式の排出口の開閉スイッチはタンクの外に設置されていた。
もう一人の従業員はタンク内のはしごに登り、無事だった。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104190007/
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110418-OYT1T00576.htm
(2012年3月15日 修正1 ;追記)
2012年3月12日18時3分にNHK横浜から、当時の状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。
警察は、当時の上司が安全確認を怠ったことが事故につながったとして、12日、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、大磯町の貨物取扱会社の47歳の元所長代理の男。
警察によると、この操作は現場にいた元所長代理が行っていたという。
死亡した2人は当初、別の場所で作業する予定だったということで、調べに対して元所長代理は「中に人がいると思わず、排出口を開けてしまった」と話しているという。
会社では「事故には責任を感じており、遺族への補償や再発防止に努めたい」とコメントしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1053655131.html2012年3月12日18時3分にNHK横浜から、当時の状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。
警察は、当時の上司が安全確認を怠ったことが事故につながったとして、12日、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、大磯町の貨物取扱会社の47歳の元所長代理の男。
警察によると、この操作は現場にいた元所長代理が行っていたという。
死亡した2人は当初、別の場所で作業する予定だったということで、調べに対して元所長代理は「中に人がいると思わず、排出口を開けてしまった」と話しているという。
会社では「事故には責任を感じており、遺族への補償や再発防止に努めたい」とコメントしている。
出典URL
(2012年3月30日 修正2 ;追記)
2012年3月13日付の神奈川新聞紙面に、作業内容を告げていなかったという下記主旨の記事が掲載されていた。
警察によると、元所長代理は当時、現場責任者。5階建て倉庫の4階にタンクはあり、かすをトラックの荷台に詰め込むため、元所長代理は1階にある遠隔スイッチで排出した。
関連会社は慣例で、タンク内からかすを排出する際は朝のミーティングで申し送りをしていたが、元所長代理は2人に告げていなかったという。
2012年3月13日付の神奈川新聞紙面に、作業内容を告げていなかったという下記主旨の記事が掲載されていた。
警察によると、元所長代理は当時、現場責任者。5階建て倉庫の4階にタンクはあり、かすをトラックの荷台に詰め込むため、元所長代理は1階にある遠隔スイッチで排出した。
関連会社は慣例で、タンク内からかすを排出する際は朝のミーティングで申し送りをしていたが、元所長代理は2人に告げていなかったという。
(ブログ者コメント)
これまでの情報と合わせ考えると、元所長代理は、当日のタンク内作業は計画されていなかったので、2人に朝のミーティングで排出作業をすることを伝えなかった。
ところが実際は、計画外作業で2人がタンク内でならし作業をしていた。
そういったことだったのかもしれない。
もしそうだとすれば、このような事態は、どの事業所でも起こり得る。
仕事前のミーティング時には、相互に関連がなくても、自分は今日、ここでこのような作業をする、ということをお互いに情報交換しておくことが大切だ。
これまでの情報と合わせ考えると、元所長代理は、当日のタンク内作業は計画されていなかったので、2人に朝のミーティングで排出作業をすることを伝えなかった。
ところが実際は、計画外作業で2人がタンク内でならし作業をしていた。
そういったことだったのかもしれない。
もしそうだとすれば、このような事態は、どの事業所でも起こり得る。
仕事前のミーティング時には、相互に関連がなくても、自分は今日、ここでこのような作業をする、ということをお互いに情報交換しておくことが大切だ。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。