本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年1月12日付で毎日新聞岐阜版から、また11日20時59分に中日新聞から、同日19時8分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後2時50分ごろ、大垣市の石灰採掘・加工会社「河合石灰工業」の開発実験棟(木造平屋225m2)で爆発があり、作業をしていた従業員の男性(60)が全身やけどの重傷を負った。
警察などによると、男性が商品開発のため1人で石灰とアルミニウム粉などを混ぜる実験をしていて突然爆発したという。
この爆発で実験棟の窓ガラスが吹き飛んだが、他にけが人はなく、周辺の住宅にも被害はなかったという。
河合石灰工業は地元の金生山(きんしょうざん)の石灰石を採掘し、工業用や肥料などに加工している。
担当者は、開発実験棟での作業内容を「調査中なので回答できない」と話しているが、この実験棟では、ふだん、アルミと石灰を混ぜて火薬を作る実験をしていたという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20120112ddlk21040218000c.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012011190205923.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120111-OYT1T01021.htm?from=navr
(ブログ者コメント)
石灰とアルミ粉を混ぜただけで本当に爆発するのだろうか?
ネットで調べても、それらしい記事は発見できなかった。
それどころか、アルミ粉の火災時の消火剤の一つとして石灰が挙げられている。
どのメディアでも、単に石灰としか報道されていないが、生石灰ということはないのだろうか?
生石灰であれば、混触危険の相手の一つに金属類があるのだが・・・。
以下は、上記コメント作成に当たり参照した、厚労省公表のMSDSモデル。
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/1388.html
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/0739.html
(2012年12月25日 修正1 ;コメント修正)
読者の方から以下の指摘をいただいた。
「作業内容の詳細を知らない部外者が、推測で情報を発信してはならない。」
ご指摘の通り。
これまで、推測コメントは推定調、疑問調で書いてきたつもりだったが、言われてみれば「生石灰であろう」という表現は断定調だ。
全コメント、見直すようにした。
また、改めてこのコメントを見直した結果、ブログ者の思考経緯を省略していたことも不具合だったかと思い、前段に追記した。
11日午後2時50分ごろ、大垣市の石灰採掘・加工会社「河合石灰工業」の開発実験棟(木造平屋225m2)で爆発があり、作業をしていた従業員の男性(60)が全身やけどの重傷を負った。
警察などによると、男性が商品開発のため1人で石灰とアルミニウム粉などを混ぜる実験をしていて突然爆発したという。
この爆発で実験棟の窓ガラスが吹き飛んだが、他にけが人はなく、周辺の住宅にも被害はなかったという。
河合石灰工業は地元の金生山(きんしょうざん)の石灰石を採掘し、工業用や肥料などに加工している。
担当者は、開発実験棟での作業内容を「調査中なので回答できない」と話しているが、この実験棟では、ふだん、アルミと石灰を混ぜて火薬を作る実験をしていたという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20120112ddlk21040218000c.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012011190205923.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120111-OYT1T01021.htm?from=navr
(ブログ者コメント)
石灰とアルミ粉を混ぜただけで本当に爆発するのだろうか?
ネットで調べても、それらしい記事は発見できなかった。
それどころか、アルミ粉の火災時の消火剤の一つとして石灰が挙げられている。
どのメディアでも、単に石灰としか報道されていないが、生石灰ということはないのだろうか?
生石灰であれば、混触危険の相手の一つに金属類があるのだが・・・。
以下は、上記コメント作成に当たり参照した、厚労省公表のMSDSモデル。
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/1388.html
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/0739.html
(2012年12月25日 修正1 ;コメント修正)
読者の方から以下の指摘をいただいた。
「作業内容の詳細を知らない部外者が、推測で情報を発信してはならない。」
ご指摘の通り。
これまで、推測コメントは推定調、疑問調で書いてきたつもりだったが、言われてみれば「生石灰であろう」という表現は断定調だ。
全コメント、見直すようにした。
また、改めてこのコメントを見直した結果、ブログ者の思考経緯を省略していたことも不具合だったかと思い、前段に追記した。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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