2022年3月19日付で毎日新聞富山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前1時10分ごろ、立山町の黒部ダム付近にある、関西電力が管理する工事用輸送道路「黒部トンネル」(約10キロ)内で、建設会社社員、佐藤さん(男性、62歳)=埼玉県新座市=が作業用トラックの扉と車体の間に挟まれた。
佐藤さんは胸などを強く打ち、長野県大町市の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
上市署によると、佐藤さんは関電の協力会社の作業員で、壁面と岩盤の間にモルタルを注入していた。
詳しい事故原因などを調べている。
署などによると、現場は黒部市の黒部峡谷鉄道・欅平駅から関電が管理する鉄道やケーブルカーなどで黒部ダムに至る、通称「黒部ルート」の黒部ダム駅から約300メートル欅平側の地点。
2024年度に新観光ルートとして一般開放される予定。
関電北陸支社(富山市)によると、事故当時は一般開放のための工事ではなく、通常の保守点検作業中をしていたという。
広報担当者は「深くおわびする。事故の発生原因を調査し、安全対策を検討したい」とコメントした。
https://mainichi.jp/articles/20220319/ddl/k16/040/269000c
3月19日9時3分に読売新聞からは、死亡した人はトラックでセメントを運搬していた、下り坂で動き始めたトラックに乗り込もうとして壁面に押されて閉まるドアに挟まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前1時10分頃、富山県立山町芦峅寺の黒部トンネル内で、補修工事をしていた埼玉県新座市畑中の会社員佐藤さん(62)が、無人で動き始めたトラックのドアと車体の間に挟まれた。
佐藤さんは病院に搬送されたが、胸部を圧迫されており、死亡が確認された。
上市署によると、佐藤さんはトラックでセメントを運搬する作業に従事。
何らかの原因で無人のトラックが下り坂を動き始めたため、佐藤さんは運転席に乗り込もうとした際、トンネル壁面に押されて閉まるドアに、胸を挟まれたとみられる。
現場は、道幅約4メートルのゆるやかなカーブ。
同署が事故原因を調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220318-OYT1T50102/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。