2022年7月12日7時39分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道・恵庭市で11日、建設中の倉庫の床が崩落し、男性作業員7人が転落する事故がありました。
作業員はいずれも命に別条はありませんが、骨盤や足を骨折しているとみられます。
事故があったのは、恵庭市戸磯にある建設中の大型倉庫です。
11日午後2時半ごろ、倉庫の2階部分の床が崩落し、2階にいた男性作業員7人が1階に転落しました。
警察と消防によりますと、事故当時7人は2階の床にコンクリートを流し込む作業をしていたということです。
7人は病院に搬送され、このうち数名は骨盤や足を骨折した疑いがありますが、いずれも命に別条はありません。
現場は物流センターの新しい大型倉庫を建設していたということで、警察は事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/da4cce0fb43be98f21a5ebc5fc1f770231a2112b
7月11日19時10分にNHK北海道からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後、恵庭市の物流センターの建設工事現場で2階の床が崩落し、7人がけがをしました。
警察によりますと、7人とも意識はあるということで、病院に搬送されて手当てを受けています。
警察と消防によりますと、11日午後3時前、恵庭市戸磯にある大手冷蔵倉庫会社「Y冷凍」の物流センターの建設工事現場で、作業員が2階の床にコンクリートを流し込む作業をしていたところ、床が崩落したということです。
1階と2階で作業にあたっていた40代から70代の男性あわせて7人がけがをし、まもなく病院に搬送され、現在手当てを受けています。
7人はいずれも意識はあるということで、このうち4人は腕や足などを骨折している疑いがあるということです。
警察が詳しい状況を調べています。
会社によりますと、床が崩落した物流センターは鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積はおよそ2万4千平方メートルで、来年5月の完成に向けて工事中だということです。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220711/7000048460.html
(2024年1月28日 修正1 :追記)
2024年1月26日12時5分にYAHOOニュース(HTB)からは、型枠を支える柱がコンクリートの重さに耐えきれず倒壊した、4人が書類送検された、統括職長は図面の確認を怠り自身の経験則に基づいて施工させた、主任は巡視時に不備を認識したが指摘しなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2022年7月、北海道・恵庭市で建設中だった大型倉庫の2階部分が崩落し、作業員7人が重軽傷を負った事故で、必要な安全措置を怠ったなどとして元請会社の男性社員ら4人が書類送検されました。
25日に業務上過失傷害の疑いで書類送検されたのは、江別市に住む建設会社の男性社員ら4人です。
4人は2022年7月、恵庭市戸磯の大型倉庫の新築工事で安全措置を講ずる義務があるにも関わらず、これを怠り、2階部分を崩落する事故を発生させて作業員7人に重軽傷を負わせた疑いがもたれています。
当時、2階部分ではコンクリートを型枠に流し込む作業をしていましたが、その型枠を支える柱がコンクリートの重さに耐え切れずに倒壊しました。
事故により2階部分で作業していた23人のうち9人が転落し、7人が脳挫傷や眼球破裂、胸椎骨折などの重軽傷を負いました。
警察によりますと、書類送検された4人のうち、型枠工事全般を管理する統括職長だった男性は設計図通りに型枠を支える柱を施工すべきところ、図面の確認を怠り、自身の経験則に基づいて施工させたとしています。
他にも、工事主任だった男性は、事前に巡視した際に柱の設置に不備があったことを認識していたにもかかわらず、工事が始まる前に不備を指摘しなかったということです。
警察の調べに対し、4人は容疑を認めているということです。
警察は4人について起訴を求める「厳重処分」の意見をつけて送検しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcb42997d1ba6b969804db7b921474910a2d2e5e
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。