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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2022714174分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事が動画付きでネット配信されていた。

愛知県弥富市の名古屋港で13日夕方、吊り上げていたコンテナから積み荷が落下し、下敷きになった52歳の男性作業員が死亡しました。

なぜ事故は起きてしまったのでしょうか。  

コンテナ船が止まる港。
その近くには天井の部分が大きくへこんだコンテナ、そしてトラックの部品が置かれています。  

事故が起きたのは13日午後6時前。
弥富市の名古屋港鍋田ふ頭で、作業員3人が着岸した船の上でコンテナを下ろす作業をしていたところ、コンテナに積まれていたトラックのシャシーが落下。
男性作業員1人が下敷きになりました。  

下敷きになったのは作業員の溝口さん(52)で、その場で死亡が確認されました。

また別の男性作業員(34)も、腕を骨折したほか、脾臓と腎臓を損傷する大ケガをしました。  

なぜコンテナの積み荷が突然落下してしまったのでしょうか。  

名古屋海上保安部によりますと、当時、現場では作業員3人がコンテナの角にワイヤーを取り付け、クレーンで12メートルほどの高さまで吊り上げていました。  

しかし突然、片側2本のワイヤーが何らかの原因で外れるか切れるかして、積荷が落下したということです。

コンテナは「フラットコンテナ」と呼ばれる側面の開いている形状。

落下したトラックのシャシーの重さは、2台であわせておよそ16トンもあったといいます。  

名古屋海上保安部は14日の朝から実況見分を行い、事故の原因を調べています。



















https://news.yahoo.co.jp/articles/eb773965181e08c26b184f5140f1935d9c65494a  

上記報道はユーチューブでも映像配信されていた。
https://www.youtube.com/watch?v=NmrVUJVXkB8
 

 

(ブログ者コメント)

〇吊り荷の下に入ってはいけないとは、よく言われることだが、今回のような作業時、どういった安全対策をとっているのだろうか?
調べてみたところ、名古屋港のは見つからなかったが、神戸港の安全基準は以下のようになっていた。
やはり、吊り荷の下に人がいないことを確認してから吊り上げることになっている模様。

第5節 ガントリークレーン運転基準
(
巻上げ、巻下げ時)
29
(5)
荷筋、荷振れの荷の下からの退避を確実に確認して作業を行うこと。
http://www.kouwansaibou-hyogo.jp/files/libs/807/202104191206059072.pdf 

〇シャシーと報じられている件、シャーシーでは?と思い調べたところ、自動車業界ではシャシーという呼び方が一般的ということらしかった。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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