2022年7月14日20時10分にYAHOOニュース(ABCニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後1時40分ごろ、滋賀県大津市大石東の新名神高速道路の工事現場で、「鉄筋に人が挟まれている」と、工事関係者から消防に通報がありました。
警察によりますと、当時現場では橋脚を建てるために掘った深さ15メートルほどの穴に鉄骨を組む作業をしていて、そのうちの約10本が落下したということです。
この事故で、穴の底で作業をしていた愛知県の建設会社社員・池内さん(男性、19歳)が鉄骨の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
落下した鉄骨は1本の重さが約400キロあるということです。
警察は15日以降に現場を詳しく調べて、鉄骨が落下した原因を調べることにしています。
新名神高速道路の工事をめぐっては、2016年4月に神戸市で橋げたが落下するなど、死亡事故が相次いでいます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/959da9838bc1e821391bc0553a4da38f9b380630
7月14日19時30分に読売新聞からも同趣旨の記事が、工事中の穴の写真付きでネット配信されていた。
14日午後1時40分頃、大津市大石東町の新名神高速道路の建設現場から、「作業員が鉄筋の下敷きになった」と119番があった。
若い男性作業員が、落下した鉄筋に挟まれたとみられ、病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
ネクスコ西日本新名神大津事務所などによると、現場では橋脚の基礎工事が行われていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220714-OYT1T50273/
7月14日20時30分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後1時半ごろ、大津市大石東町の新名神高速道路の延伸工事現場で、作業員の池内さん(19)=愛知県岩倉市=が落下してきた鉄筋の下敷きになった。
池内さんは救急搬送されたが、約2時間半後に死亡が確認された。
滋賀県警大津署によると、池内さんは橋脚の鉄筋を骨組みする作業をしていた。
鉄筋の重さは1本約400キロで、10本ほどが落下したとみられるという。
工事は西日本高速道路(NEXCO西日本)が実施しており、池内さんは下請け会社の作業員という。
署が落下した原因を調べている。
https://www.asahi.com/articles/ASQ7G6HL7Q7GPTIL01Z.html
(2023年1月19日 修正1 ;追記)
2023年1月18日19時42分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、現場責任者らが書類送検された、鉄筋は1組470kgで25組が落下、原因は結束不十分だったらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年7月に大津市大石東の新名神高速道路の延伸工事現場で鉄筋が落下し、男性作業員が下敷きになって死亡した事故で、大津労働基準監督署は18日、労働安全衛生法違反の疑いで、愛知県大口町の建設業「I社」と同社の現場責任者の男性(47)を書類送検した。
書類送検容疑は、昨年7月14日、橋脚工事現場で立ち入り禁止区域を設けるなどの対策を講じず、作業員=当時(19)=に作業させた疑い。
同労基署によると、鉄筋は1組約470キロで、25組が落下した。
結束が不十分だったとみられるという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f01c73f19f802ab7169dde0150d013ccfaf36d7d
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。