2022年7月6日23時21分に北海道新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
6日午前9時10分ごろ、札幌市豊平区美園9の2のアパート2棟に設けられた2階部分の渡り廊下で、床が崩れ落ち、アパートを訪問していた同市豊平区のアルバイト従業員の女性(59)が約3メートル下の地面に転落した。
女性は左腕骨折などの重傷とみられる。
札幌豊平署などによると、女性は札幌市が発行する広報誌を戸別配布しようと訪れ、床を踏み抜いて転落したという。
床は約1・8メートル四方にわたり崩れた。
渡り廊下は「第1コーポ田中」(6戸)と「第2コーポ田中」(5戸)の共用。
両アパートはいずれも2階建てで、築40年。
老朽化が進んでおり、住民はおらず、取り壊し予定だったという。
同署は業務上過失致傷容疑も視野に、アパートの管理体制を調べる。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/702599?rct=n_major
7月7日9時16分に毎日新聞からは、ビラ配りで来訪したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前9時10分ごろ、札幌市豊平区美園9の2の2階建て共同住宅2階の屋外通路をアルバイトの女性(59)が歩いていたところ、床が抜けるように崩落した。
女性は約3メートル下の地面に転落。
左腕などの複数箇所を骨折したが、命に別条はないという。
札幌豊平署によると、共同住宅は老朽化が進み、年内に取り壊す予定で、入居者はいなかった。
女性は入居者がいると勘違いし、アルバイトのビラ配りで来訪したという。
https://mainichi.jp/articles/20220707/k00/00m/040/013000c
(ブログ者コメント)
〇ほとんどのメディアでは、女性は広報誌配布のため訪れたと報道されていた。
札幌では広報誌を個別訪問で配布?
誰も入居していないアパートにも配布?
疑問に感じていたが、毎日新聞報道のとおりだとすれば納得がいく。
〇ともあれ、誰が立ち入るか分からないので、撤去予定であったなら、階段にロープを張るなどしておくべきだった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。