2016年10月29日19時15分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後4時前、対馬市美津島町の自動車整備工場の経営者から「工場内の機械に人が巻き込まれた」と通報があった。
警察と消防がかけつけると、大型トラックの底のシャフトに対馬市に住む60代の男性が体ごと巻き込まれていて、その場で死亡が確認された。
警察によると、トラックの整備は3人の作業員が行っていて、亡くなった男性は大型トラックのブレーキの部品を磨く作業中だったという。
警察は、男性が回転するシャフトに何らかの原因で巻き込まれたとみて、ほかの作業員などに当時の状況を聞くなどして、事故の原因を調べることにしている。
出典
『60代男性が車の整備中に死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033975031.html?t=1477773984208
(2016年11月18日 修正1 ;追記)
2016年10月30日付の長崎新聞紙面に、より詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
大型トラックを整備していた会社員の男性(65)が、エンジンの力をタイヤに伝えるため回転する軸に上半身を巻き込まれて死亡した。
警察によると、男性は、エンジンをかけて後輪を回転させながら、後輪の部品を磨いていた。
同じトラックを整備していた他の2人にけがはなかった。
2016年8月31日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月29日に仙台放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前2時ごろ、大崎市の解体会社で、従業員の男性(60)が2台の10トントラックの間に全身を挟まれ死亡しているのを、家族が見つけた。
2台とも同社の所有で、男性は1台を洗車していた。
警察が防犯カメラの映像を確認したところ、28日午後1時50分ごろ、男性が洗っていたトラックが前方に動き出し、運転席の前付近にいた男性が挟まれたという。
動いたトラックはエンジンがかかった状態だったが、ギアはニュートラルになっていた。
サイドブレーキは引かれていなかった。
作業場はほぼ平らで、傾斜はなかったという。
警察が、事故のくわしい原因を調べている。
出典
『宮城・大崎市で停車中のトラックが動き出す 男性が挟まれ死亡』
http://ox-tv.jp/nc/smp/article.aspx?d=20160829&no=28
2015年12月2日16時34分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時半ごろ、岩見沢市東町の建設解体会社「M社」で「ダンプカーの荷台の部分で男性が挟まれた」と、従業員から消防に通報があった。
この事故で、岩見沢市の運転手の男性(49歳)が病院に搬送されたが、頭を強く打っていて、およそ2時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は、当時、ダンプカーの荷台の「あおり」と呼ばれる扉の部分を1人で修理していて、作業中に扉の部分が落下して頭にあたったという。
警察は、扉の部分が落下した原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151202/3964111.html
(2015年12月21日 修正1 ;追記)
2015年12月3日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
従業員の男性がダンプカーの荷台と可動式の鉄製ふた「あおり」の間に頭を挟まれているのを同僚が見つけ、119番通報した。
警察によると、男性は、あおりを揚げた状態で、1人で車両後部の修理に当たっていた。
警察は、あおりが急に閉じたとみて、原因を調べている。
2015年8月8日20時12分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月8日付で朝日新聞夕刊(聞蔵)からも、同趣旨の記事が掲載されていた。
8日午前6時半ごろ、福島第1原発構内北側の土捨て場付近で、大型のバキュームカーのタンクの清掃にあたっていた下請け会社の52歳の男性作業員が閉まってきたタンクのふたに頭を挟まれ、病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
東電によると、このバキュームカーは「凍土壁」の建設現場で作業に伴って出る水を取り除くのに使われたもので、男性は跳ね上げる形で開く電動のふたを開けてタンクの後部から中に入り清掃作業をしていた。
その後、男性から「ふたを閉めて下さい」という合図があったため、もう一人の作業員がタンクの前の部分にあるレバーで閉める操作を行ったところ、男性が挟まれていたという。
福島第1原発で廃炉や汚染水対策の作業中に起きた死亡事故は、去年3月に作業員が土砂の下敷きになった事故や、ことし1月に作業員が高さ10mのタンクから転落した事故に続き、今回が3件目。
東電は、福島第1原発でのすべての工事を順次中断し、原因を分析して再発防止策を検討することにしていて、いつまで工事が中断するかは見通しが立っていないとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054007491.html?t=1439065742864
8月9日付で福島民友からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前6時25分ごろ、東京電力福島第1原発で大型バキューム車を清掃していた男性作業員が、車両後部のタンクのふたに頭部などを挟まれ、約1時間30分後に搬送先の病院で死亡が確認された。
第1、2原発での死亡労災事故は今年に入り3人目。
死亡労災事故の発生を受け、東電は第1原発構内の全ての作業を当面停止し、安全対策を再点検する。
30~40年かかるとされる廃炉作業を着実に進めるためには、政府と東電による過酷な作業環境と現場の安全管理能力の改善が急務となる。
男性は、同僚と2人で車両後部のタンク内の清掃などを行っており、同僚が車両の助手席側にある操作盤からタンクのふたを閉めた際、男性が巻き込まれたとみられる。
ふたの開閉は油圧式だった。
男性らは、全面マスクに防護服、ヘルメットを着けて作業していた。
操作盤の場所からは、男性がいたとみられる車両後部は見えにくいという。
出典URL
http://www.minyu-net.com/news/news/0809/news3.html
8月11日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)からは、事故時の状況に関する下記趣旨の訂正記事がネット配信されていた。
東電は10日、男性はふたからステッカーを剥がしていて事故に遭ったと発表した。
当初は清掃中だったと説明していたが、「情報確認が不十分だった」として訂正した。
東電によると、男性がステッカーを剥がしやすいように同僚が前部にあるレバーを操作してふたを下げた際に、頭を挟まれたとみられるという。
(ブログ者コメント)
東電HPの8月8日付プレスリリースに、同型バキュームカーの写真が掲載されている。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2015/images/handouts_150808_01-j.pdf
(2015年8月18日 修正1 ;追記)
2015年8月18日付で読売新聞福島版から、点検確認後に順次作業が再開されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は17日、9日から中断していた作業を、安全確認後に順次再開すると発表した。
本格的な再開は18日以降になる見通し。
東電によると、作業員らが今回の事故を踏まえて再発防止策などを話し合い、重機の操作手順や作業中の監視態勢などを点検する。
点検結果を東電と協力企業で確認して、作業を再開させるかどうか判断する。
中断していたのは、建屋周囲に設置が進む凍土壁の配管工事や汚染水をためるタンクの設置工事などで、汚染水処理や放射性物質の測定などは続けていた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150817-OYTNT50076.html
2015年6月16日18時3分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月17日6:40にCBC NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時半ごろ、高山市西之一色町を流れる苔川の復旧工事にあたっていた建設作業員の男性(35歳)が、ショベルカーのアームの先端部分と土の壁の間に挟まれた。
男性は病院に運ばれたが、腰の骨などを折って2時間後に死亡した。
警察によると、男性は、午前8時ごろから同じ会社の作業員6人と復旧工事に当たっていて、ショベルカーのアームの「バケット」と呼ばれる先端部分からコンクリートを手作業でかき出していたところ、突然、バケットが動き出したという。
この現場は、去年8月の大雨で両岸の護岸がおよそ70mにわたってえぐられ、県がことし1月から来年2月の工期で、復旧工事を発注していた。
男性らは、護岸に石を積んでコンクリートで固める作業をしていた。
警察で、作業員たちから話を聞くなどして、当時の状況について詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085608561.html?t=1434489276933
https://hicbc.com/news/detail.asp?cl=c&id=0003D758
2015年5月24日20時52分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前11時40分ごろ、北海道清水町南2条11丁目の自動車整備工場で、自動車整備士の山崎さん(25)が、整備していたダンプカーの車体と荷台の間に頭を挟まれ、脳挫傷で死亡した。
警察によると、山崎さんは1人で作業をしていた。
警察は、荷台を上下させる油圧ホースを交換中、荷台が下りて挟まれたとみて、事故原因を調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150524/afr1505240022-n1.html
2015年3月3日10時36分に中京テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後0時10分ごろ、中津川市手賀野の自動車修理販売店「O店」から、従業員が車の下敷きになっているとの通報が消防にあった。
警察の調べによると、死亡したのはこの店の従業員の古田さん(男性、37歳)で、古田さんはキャリアカーと呼ばれる自動車運搬車両の下敷きになり、意識不明の状態で発見されたが、約1時間後に病院で死亡が確認された。
事故当時、古田さんは故障したキャリアカーの修理を行っていて、近くから折れた状態のジャッキが見つかっている。
警察は、作業中に何らかの原因でジャッキが折れ、下敷きになったものとみて、調べを進めている。
出典URL
http://www.ctv.co.jp/newsctv/index_loc.html?id=202009
2014年11月9日14時24分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前7時半ごろ、北海道新ひだか町静内御園の運送会社「H社」の敷地内で、運転手の男性(55)が大型ダンプカーの荷台と車体の間に挟まって死亡しているのを、同社を訪れた自動車修理業者らが見つけ、119番通報した。
警察によると、男性の家族は、午前5時ごろに自宅を出たと話しており、ダンプカーの荷台を上げて整備作業をしていたところ、何らかの理由で荷台が下がってきて挟まれたとみて調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/141109/afr1411090005-n1.html
2014年10月26日21時39分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後0時55分ごろ、名古屋市港区の建材メーカー「Ⅾ社」名古屋工場から、男性作業員がフォークリフトに頭を挟まれていると119番があった。
男性は、頭蓋骨骨折で死亡が確認された。
警察によると、同社社員の男性(32)で、廃材を運搬していたフォークリフトの不具合を確認しようとして、地面とフォークの間に頭を挟まれたとみられる。
昼の休憩時間になっても男性が食事をしに現れないことを心配した警備員が、見回りに出て発見した。
警察が、さらに詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/141026/wst1410260067-n1.html
2014年9月14日18時9分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前8時ごろ、山形市高原町の住宅で、この家に住む男性(39)が大型トラックの荷台と車体の間に挟まれているのを近所の人が見つけ、警察に通報した。
男性は市内の病院で手当てを受けているが、頭を強く打つなどして意識不明の重体となっている。
警察によると、男性は仕事でこのトラックを使っていたとみられ、当時、1人でトラックの荷台を上げるなどの点検作業をしていたとみられている。
警察は、後日、家族から話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024591091.html?t=1410728399727
(2014年9月28日 修正1 ;追記)
2014年9月15日付で朝日新聞山形版(聞蔵)から、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
警察によると、男性は荷台を上げ、車体との間で車輌整備をしていたところ、作業中に荷台が下降し、頭部付近を挟まれたとみられる。
運転席にある荷台の昇降レバーは下がっていた。
2014年7月11日1時24分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後3時15分ごろ、大阪府摂津市鳥飼中2の自動車修理工場「H社」から「作業員がトラックの下敷きになっている」と119番通報があった。
社員の男性(43)がタイヤの下敷きになっており、病院に運ばれたが、約6時間後に死亡した。
トラック脇で作業していたとみられるアルバイト男性(20)も運転席のドアと車体に挟まれ、意識不明の重体。
警察によると、社員の男性が2トントラックの車体の下に入り、オイル交換していたとみられ、作業中にトラックが動き出したらしい。
警察は、業務上過失致死傷容疑で捜査している。
事故発生時、同社には他に3人いたが、目撃者はいなかったという。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140711k0000m040154000c.html
7月11日9時55分にmsn産経ニュースwestからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
整備中の保冷車(重さ約5.7トン)が前に動き、車の下でオイル交換をしていた従業員の男性(43)がタイヤの下敷きになった。
一緒に作業していた男性(20)も車に挟まれ、意識不明の重体という。
警察によると、保冷車のエンジンは切られ、サイドブレーキもかかっていた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140711/waf14071109550014-n1.htm
7月11日付で朝日新聞大阪版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
オイル交換のため車体の下で作業中の男性がタイヤで胸を踏まれ、運転席側にいた男性が車体と柱に挟まれたとみられる。
(2014年8月4日 修正1 ;追記)
2014年7月12日付の大阪日日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
作業時、トラックは固定されていなかった。
男性は、トラック前部から車体の下に入り、エンジンオイルの交換をしていた。
2014年7月10日12時2分に仙台放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月11日付で毎日新聞宮城版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後、松島町で護岸工事を行っていた40歳の男性がトラックの荷台で作業中に、後にあるハッチゲートと路面を切断するためのロードカッターの間に挟まれ、死亡した。
事故があったのは、松島町手樽にある、震災で被災した堤防などの護岸工事現場。
9日午後6時20分ごろ、会社員の男性(40)がトラックの荷台で作業中に、後ろにあるハッチゲートと、ロードカッターと呼ばれる、路面などを切断する機械の間に挟まれた。
この事故で、男性は病院に搬送されたが、およそ1時間20分後に死亡した。
死因は胸部圧迫による窒息死。
警察は、男性が作業中に誤ってロードカッターを操作して動いたため挟まれたのではないかとみて、調べを進めている。
男性は同4時すぎごろに作業を終え、1人で荷台の点検をしていたとみられる。
トラックが現場に残っているのに気づき確認に来た別の作業員が、男性を発見した。
出典URL
http://ox-tv.jp/supernews/p/archive.aspx
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20140711ddlk04040250000c.html
2014年5月28日21時24分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月29日付の朝日新聞大分全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後5時40分ごろ、大分市三佐の自動車整備工場で、ダンプ式2トントラックの荷台と車体の間に男性が挟まれているのを、工場を訪れた人が見つけ消防に通報した。
警察によると、車体と荷台の間に挟まれていたのは、この自動車整備工場の経営者の男性(72)で、大分市内の病院に運ばれたが、午後7時すぎに死亡が確認されたという。
警察によると、男性はトラックの整備作業をしていたとみられるということで、警察は荷台が降りてきた原因など、当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5074800711.html?t=1401310772727
2014年3月28日付の伊勢新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
また、3月28日付で朝日新聞三重版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時55分ごろ、津市雲出鋼管町のM社三重工場で、会社員の男性(26)がクレーンと平行する足場との間に頭部を挟まれ、通路から約9m下のコンクリート地面に落下。
病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は事故当時、同僚と3人体制で月1回の定期点検を実施。
男性と現場責任者の2人がクレーン上部の両端で点検を、1人が運転席で操作を担当した。
動作確認のため、現場責任者の掛け声で運転者がクレーンを操作した際に物音で男性が挟まれたことに気付き、急いで戻したが、男性は落下したという。
運転席から男性は死角で、視認できなかったという。
(ブログ者コメント)
挟まれたことによる死亡か転落による死亡かは不明だが、仮に転落による死亡だったとしても、報道された通りの状況だったとすれば、「戻す」操作をしたことを責めるわけにはいかないような気がする。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。