2019年9月17日19時1分にOBSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前大分市の石油化学コンビナート内のプラスチック製造工場で火災が発生しました。
けが人はありませんが、午後6時現在も消火活動が続けられています。
17日午前11時前大分市中ノ洲にある大分石油化学コンビナート内のプラスチック製造会社サンアロマー大分工場で危険物が発火し火災が発生しました。
大分石油化学コンビナートによりますと発火したのはトリエチルアルミニウムという液体の物質で、プラスチックの原料となるポリプロピレンの製造過程で使用されます。
この物質をコンテナから貯蔵庫へ送り込む準備をしていたところ配管から漏れ自然発火したということです。
火は午後6時現在も燃え続けていて専用の消火器などを使って消火活動が行われています。
この物質の流出による周囲への影響やけが人はないということです。
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=09170046508&day=20190917
9月17日15時30分に大分合同新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前10時55分ごろ、大分市中ノ洲の大分石油化学コンビナート内の「サンアロマー大分工場」で、危険物のアルキルアルミニウムが漏れて火が出ていると、昭和電工防災センターの職員が119番通報した。
市東消防署の消防車が8台、救急車が1台出動。
午前11時半現在、消火活動が続いている。
けが人の情報はない。
コンビナートによると、工場はプラスチック原料を製造。
アルキルアルミニウムは液体で、屋外のタンクに送る準備中に配管から漏れ、空気に触れて自然発火したという。
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/09/17/124211248
9月18日3時1分に大分合同新聞からは、8時間後に鎮圧状態になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分市中ノ洲の大分石油化学コンビナート内の「サンアロマー大分工場」で起きた火災は、出火から約7時間半後の17日午後6時20分ごろ、鎮圧状態となった。
コンビナートによると、延焼やけが人はなかった。
火災の原因となった液体の危険物がタンクに一部残っているため、18日に処理する。
燃えたのはプラスチック原料の製造に使う「アルキルアルミニウム」。
市消防局などによると、専用の容器からタンクへ移す際に配管から漏れ、空気に触れて自然発火した。配管の一部に破損があったとみられる。
水を掛けると爆発するため、消火活動が難航。
重機を使い、砂や粉末状の消火剤などを掛ける作業を続けた。
同工場は三つのプラントがあり、火災のあったラインは操業を停止。
再開のめどは立っていない。
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/09/18/JD0058492186
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。