2023年12月27日20時29分にYAHOOニュース(広島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後、JR呉線の線路をくぐるアンダーパスで、トラックが橋に衝突しました。
ケガ人はいませんでした。
アンダーパスは、周辺よりも低くなっている道路のことです。
トラックが橋に衝突した直後で、車体の上部が破損してます。
事故があったのは、呉市宝町の県道です。
警察によると27日午後1時15分ごろ、アンダーパスを通ろうとしたトラックが、上部の橋に衝突しましたが、ケガ人はいませんでした。
橋の高さは2.6メートルで、手前には高さの制限を知らせる看板を設置。
衝突したトラックは制限以下の高さでしたが、走行の際に上下に動くため衝突しました。
運転手は「通れると思った」と話しているということです。
同様の事故は、今年に入って14件目となります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ff36a60347ac22b687d60f12d8b9f88027f93c1
※関連情報として1ケ月ほど前、2023年11月20日付で中国新聞からは、途中で「当たるかも」と気付いても後続車があった場合は止まれないかも・・・という現場を見た記者の感想など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島県呉市宝町にある、JR呉線の線路と歩道をくぐる県道のアンダーパスで、制限高を超えるトラックなどが上部の架道橋などと接触する事故が後を絶たない。
橋の底のコンクリートに刻まれた傷が事故の多さを物語る。
道路を管理する県などは制限高を知らせる予告ゲートなどを設け、注意喚起に努めてきた。
それでも接触して身動きが取れなくなるケースが相次ぐ。
背景を探った。
現場は呉駅南東約200メートル。
呉線が通る架道橋と歩道橋の2本の下を、県道が通る。
市中心部と大和ミュージアムや呉中央桟橋ターミナルを結ぶ主要道路で、周囲には大型商業施設もあり交通量は多い。
15日午後1時ごろ、貨物車が歩道橋と接触。
動けなくなり、約1時間半にわたって片側交互通行となった。
付近には2・6メートルの制限高や、並行して踏切を渡る迂回(うかい)路を知らせる標識が複数ある。
だが、県西部建設事務所呉支所によると、少なくとも2021年は6件、22年は7件の接触事故が発生。
今年は6件(19日現在)起きているという。
呉署は、勾配が比較的緩やかで見通しが良いため、ドライバーの注意がおろそかになっている面があるとみる。
また、社用車など乗り慣れていない車を運転する場合、車の高さを把握していないケースもあるという。
担当者は「標識がどれだけあっても、意識して運転しないと事故の根絶は難しい」。
同支所は「車の高さをよく把握してほしい」としている。
「当たるかも」と途中で気付いても、片側1車線しかない環境で後続に多くの車がいる状況だったら…。
焦って突っ込んでしまった車もあるのではないか。
現場を見て、そうも感じた。
入念な準備と冷静な運転を心がけたい。
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/387744
(ブログ者コメント)
〇高さ制限表示は、ピチピチの数字ではなく、ある程度の余裕を見て決められている数字のはずだ。
たとえば今回の事故場所だと、表示は2.6mとなっているが、実際の高さは2.8mとか3mとか・・・。
詳細不明だが、今回の運転手、自分の車は表示された高さ制限ギリギリだが、余裕を見込んだ制限高さゆえ通れるだろう的に考えた・・・そういうことはなかっただろうか?
〇10月19日までに事故は6件。
それが12月27日の事故で14件目ということは、直近2ケ月の間に8件の事故が起きたことになる。
本当かな?と思い、他にも情報源がないか調べてみたところ、11月15日にも貨物車が挟まった事故があった。
『アンダーパスで貨物車が上部の歩道との間に挟まり立ち往生 呉市の県道で一時片側交互通行 どうやって動かした?』
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/385641
報道されないような小さな事故もあると思うので、2ケ月で8件起きていても不思議ではないかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。