2019年4月25日21時8分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後11時ごろ、鶴岡市に住む50代の男性と40代の妻が手足のしびれや嘔吐などの症状を訴えて、市内の病院を受診した。
病院から「食中毒の疑いがある」と連絡を受けた保健所が、夫婦が食べた夕食の残りを調べたところ、有毒のトリカブトが見つかったという。
夫婦は入院したが、命に別状はないという。
夫婦は、このトリカブトを知り合いから山菜のニリンソウとして譲り受け、自宅でおひたしにして食べた直後に体調が急変したという。
トリカブトはニリンソウと葉の形が似ているため、誤って食べてしまう人があとを絶たず、県内でも平成に入って以降、19人が食中毒を起こして、このうち1人が死亡している。
県は、山菜を食べる場合は、見た目やにおいで安易に判断せず、もしも食後に吐き気やしびれなどを感じたらすぐに医療機関を受診するよう呼びかけている。
出典
『トリカブト誤って食べ夫婦が入院』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20190425/6020003524.html
4月26日3時0分に朝日新聞山形版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
トリカブトによる食中毒は2013年以来といい、県は「山菜は食用と毒のあるものが混ざって生えていることがある。安易に配ったりもらったりしないで」と呼びかけている。
県によると、夫婦は、知人が鶴岡市内の山で採取した山菜を「ニリンソウ」として22日にもらい、24日夜におひたしにして食べた。
直後から口や手足がしびれ、嘔吐したため、同日深夜に市内の病院に行き、そのまま入院した。
出典
『ニリンソウと間違えトリカブト誤食 鶴岡で入院』
https://www.asahi.com/articles/ASM4T6CYQM4TUZHB017.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の1コマ。
左がニリンソウで右がトリカブト。
葉の大きさは違うものの、形はよく似ている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。