2019年4月21日21時48分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後3時20分頃、東京都文京区本郷の飲食店で、来店客の医療用ベビーカーから出火し、乗っていた女児(3)が頭や腕などにやけどを負い、翌21日朝、搬送先の病院で死亡した。
女児を助けようとした40歳代の母親と30歳代の知人女性も腕や手に軽いやけどを負った。
警察が出火原因を調べている。
警察の発表によると、女児には持病があり、酸素ボンベを積んだ医療用ベビーカーに乗っていた。
「ボン」という音がして母親らが見ると、ベビーカー下部の酸素ボンベ付近から火が出ていたという。
店内では約2時間前から、食べ物をのみ込むことが困難な人向けに、食品をペースト状にする調理法などを教える料理教室が開かれていた。
女児と両親を含む約15人が参加していたが、調理に火は使っておらず、出火当時は、料理の試食準備をしていたという。
警察は、酸素ボンベから出火しベビーカーに引火したとみて、当時の状況を調べている。
出典
『ベビーカーの女児死亡、酸素ボンベ突然出火か』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190421-OYT1T50149/
4月21日19時7分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
雑居ビル1階でベビーカーや酸素ボンベが燃える火災があった。
警察は、ボンベが燃えたことで女児が呼吸できなくなった可能性があるとみて調べている。
警察によると、ビル1階では当時、火を使わずにペースト状の料理を作る教室が開かれており、女児の両親が参加していた。
燃えたベビーカーには、女児が呼吸のために使う酸素ボンベが乗せられていた。
当時、女児の周囲に火の気はなく、人もいなかったといい、火災の原因と死因を調べている。
出典
『ベビーカー燃え、3歳女児が死亡 呼吸用のボンベを携行』
https://www.asahi.com/articles/ASM4P6288M4PUTIL018.html
(ブログ者コメント)
詳細不明だが、酸素と接する部分に油脂などの可燃性物質があった可能性も考えられる。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。